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詳細はこちら →SAP Lumira でSAP HANA XS Advanced のOData Feeds を取り込み
CData Connect Server を使用してSAP Lumira での変更を反映するSAP HANA XS Advanced フィードのデータビジュアライゼーションを作成します。
最終更新日:2022-06-10
こんにちは!リードエンジニアの杉本です。
CData Connect Server を使って、SAP Lumira でSAP HANA XS Advanced に基づくビジュアライゼーションを作成できます。CData Connect Server により、リアルタイムデータへの接続が可能になります。ダッシュボードとレポートはオンデマンドで更新できます。この記事では、常に最新であるグラフを作成する方法を説明します。
CData Connect Server はSAP HANA XS Advanced のデータへのクラウドベースのOData インターフェースを提供し、SAP Lumira からSAP HANA XS Advanced のデータへのリアルタイム連携を実現します。
CData Connect Server を構成
Bubble でSAP HANA XS Advanced のデータを操作するには、CData Connect Server からSAP HANA XS Advanced に接続し、コネクションにユーザーアクセスを提供してSAP HANA XS Advanced のデータのOData エンドポイントを作成する必要があります。
SAP HANA XS Advanced に接続したら、目的のテーブルのOData エンドポイントを作成します。
(オプション)新しいCData Connect Server ユーザーの追加
必要であれば、CData Connect Server 経由でSAP HANA XS Advanced に接続するユーザーを作成します。
- 「Users」ページに移動し、 Invite Users をクリックします。
- 新しいユーザーのE メールアドレスを入力して、 Send をクリックしてユーザーを招待します。
- 「Users」ページからユーザーを確認および編集できます。
パーソナルアクセストークンの追加
OAuth 認証をサポートしていないサービス、アプリケーション、プラットフォーム、またはフレームワークから接続する場合は、認証に使用するパーソナルアクセストークン(PAT)を作成できます。きめ細かなアクセス管理を行うために、サービスごとに個別のPAT を作成するのがベストプラクティスです。
- CData Connect Server アプリの右上にあるユーザー名をクリックし、「User Profile」をクリックします。
- 「User Profile」ページで「Access Token」セクションにスクロールし、 Create PAT をクリックします。
- PAT の名前を入力して Create をクリックします。
- パーソナルアクセストークンは作成時にしか表示されないため、必ずコピーして安全に保存してください。
CData Connect Server からSAP HANA XS Advanced に接続
CData Connect Server では、簡単なクリック操作ベースのインターフェースでデータソースに接続できます。
- CData Connect Server にログインし、 Add Connection をクリックします。
- 「Add Connection」パネルから「SAP HANA XS Advanced」を選択します。
-
必要な認証プロパティを入力し、SAP HANA XS Advanced に接続します。
SAP HANA XSA 接続プロパティの取得・設定方法
SAP HANA XSA はOAuth 認証標準を利用しています。接続する前に、SAP HANA XSA OData サービスを確立する必要があります。ヘルプドキュメントの「カスタムOAuth アプリの作成」セクションを参照してください。
OAuthPassword グラント種別を使用してSAP HANA XSA に接続するには、以下を設定します。
- OAuthClientId:UAA サービスJSON ファイルで指定されたClient Id に設定。
- OAuthClientSecret:UAA サービスJSON ファイルで指定されたClient Secret に設定。
- Url:OData サービスエンドポイントに設定。
- XSUAAURL:UAA サービスURL に設定。
- User:アカウントのユーザー名に設定。
- Password:アカウントのパスワードに設定。
OData サービスを設定したら、カスタムクレデンシャルを使用して接続を確立できます。
- Create & Test をクリックします。
- 「Add SAP HANA XS Advanced Connection」ページの「Permissions」タブに移動し、ユーザーベースのアクセス許可を更新します。
CData Connect Server にSAP HANA XS Advanced OData エンドポイントを追加する
SAP HANA XS Advanced に接続したら、目的のテーブルのOData エンドポイントを作成します。
- OData ページに移動し、 Add をクリックして新しいOData エンドポイントを作成します。
- SAP HANA XS Advanced 接続(例:SAPHanaXSA1)を選択し、Next をクリックします。
- 使用するテーブルを選択し、「Confirm」をクリックします。
コネクションとOData エンドポイントを設定したら、Bubble からSAP HANA XS Advanced のデータに接続できます。
SAP Lumira からSAP HANA XS Advanced への接続
以下のステップに従って、SAP HANA XS Advanced をSAP Lumira に取得します。SQL クエリを実行するか、UI を使用できます。
- SAP Lumira で[File]->[New]->[Query with SQL]とクリックします。Add New Dataset ダイアログが表示されます。
- [Generic]セクションを展開し、[Generic OData 2.0 Connector]オプションをクリックします。
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[Service Root URI]ボックスに、CData Connect Server のOData エンドポイントを入力します。URL は次の例のようになります。
https://your-server:8032/api.rsc
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[User Name]と[Password]のボックスにAPI ユーザーのユーザー名と認証トークンを入力します。これらの資格情報は、HTTP 基本認証で使用されます。
ツリーでエンティティを選択するか、SQL クエリを入力します。この記事では、SAP HANA XS Advanced エンティティをインポートします。
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[Connect]をクリックすると、SAP Lumira は対応するOData 要求を生成し、結果をメモリにロードします。その後、フィルタ、集計、要約関数など、SAP Lumira で使用可能な任意のデータ処理ツールを使用できます。
データのビジュアライゼーションを作成
データをインポートした後、[Visualize]ルームでデータのビジュアライゼーションを作成できます。以下のステップに従って、基本グラフを作成します。
[Measures and Dimensions]ペインで、メジャーとディメンションを[Visualization Tools]ペインの[x-axis]フィールドと[y-axis]フィールドにドラッグします。SAP Lumira は、CData Connect Server のメタデータサービスからディメンションとメジャーを自動的に検出します。
デフォルトでは、SUM 関数はすべてのメジャーに適用されます。メジャーの横にある歯車のアイコンをクリックしてデフォルトの要約を変更します。
- [Visualization Tools]ペインで、グラフの種類を選択します。
- [Chart Canvas]ペインで、フィルタを適用し、メジャーで並べ替え、ランキングを追加して現在のSAP HANA XS Advanced でグラフを更新します。