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詳細はこちら →DBArtisan でActive Directory のデータに連携
DBArtisan のウィザードを使って、Active Directory をデータソースとして連携利用。
最終更新日:2022-10-26
この記事で実現できるActive Directory 連携のシナリオ
こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。
CData ODBC Driver for ActiveDirectory は、DBArtisan などのデータベースツールとActive Directory のデータ を連携し、RDB のような感覚でActive Directory のデータを扱えます。 本記事では、DBArtisan 上でActive Directory のデータソースを作成する方法とクエリの実行方法を説明します。
CData ODBC ドライバとは?
CData ODBC ドライバは、以下のような特徴を持ったリアルタイムデータ連携ソリューションです。
- Active Directory をはじめとする、CRM、MA、会計ツールなど多様なカテゴリの270種類以上のSaaS / オンプレミスデータソースに対応
- 多様なアプリケーション、ツールにActive Directory のデータを連携
- ノーコードでの手軽な接続設定
- 標準 SQL での柔軟なデータ読み込み・書き込み
CData ODBC ドライバでは、1.データソースとしてActive Directory の接続を設定、2.DBArtisan 側でODBC Driver との接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。
CData ODBC ドライバのインストールとActive Directory への接続設定
まずは、本記事右側のサイドバーからActiveDirectory ODBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。
インストール後にDSN 設定画面が開くので、Active Directory への接続に必要なプロパティを設定します。
ActiveDirectory 接続プロパティの取得・設定方法
接続には以下の情報が必要です。
- 有効なユーザーおよびパスワード情報 (例:Domain\BobF or cn=Bob F,ou=Employees,dc=Domain)。
- 接続するサーバーのIP、ホスト名、ポートを含むサーバー情報。
-
BaseDN: 指定されたname にLDAP 検索の範囲を制限します。
ちなみに、BaseDN を狭い範囲に設定することで大幅にパフォーマンスを改善できます。例えば、cn=users,dc=domain は、cn=users およびその子の範囲に戻り値の結果を制限します。
次の方法で、プロジェクトにActive Directory のデータソースを登録します。
- DBArtisan で「Data Source」->「Register Datasource」と進みます。
- 「Generic ODBC」を選択。
- データソース名を入力して、DSN を選択します。Enter a name for the data source and select the DSN.
- ウィザードを終了してActive Directory への接続を完了します。Active Directory のエンティティが Datasource Explorer に表示されているはずです。
これで、他のデータベースと同じようにActive Directory のデータを扱うことが可能になります。 サポートされるSQL クエリは、ドライバーのヘルプドキュメントを参照してください。

おわりに
このようにCData ODBC ドライバと併用することで、270を超えるSaaS、NoSQL データをコーディングなしで扱うことができます。30日の無償評価版が利用できますので、ぜひ自社で使っているクラウドサービスやNoSQL と合わせて活用してみてください。
CData ODBC ドライバは日本のユーザー向けに、UI の日本語化、ドキュメントの日本語化、日本語でのテクニカルサポートを提供しています。