各製品の資料を入手。
詳細はこちら →ローコードツールのappsmith を使って、Active Directory のデータと連携したアプリを作る
CData Connect Cloud を使ってappsmith からActive Directory に接続し、Active Directory のデータを使ったアプリを作成します。
最終更新日:2023-03-09
この記事で実現できるActive Directory 連携のシナリオ
こんにちは!プロダクトスペシャリストの菅原です。
appsmith は、社内ツールの作成に特化したオープンソースのローコードツールです。ドラッグアンドドロップや簡単なコーディングを組み合わせてアプリを作成できます。さらにCData Connect Cloud と組み合わせることで、Active Directory を含む150種類以上のデータソースをアプリに統合できます。
CData Connect Cloud とは?
CData Connect Cloud は、以下のような特徴を持ったクラウド型のリアルタイムデータ連携製品です。
- SaaS やクラウドデータベースを中心とする150種類以上のデータソース
- BI、アナリティクス、ETL、ローコードツールなど30種類以上のツールやアプリケーションから利用可能
- リアルタイムのデータ接続に対応。データの複製を作る必要はありません
- ノーコードでシンプルな設定
詳しくは、こちらの製品資料をご確認ください。
Connect Cloud アカウントの取得
以下のステップを実行するには、CData Connect Cloud のアカウントが必要になります。こちらから製品の詳しい情報とアカウント作成、30日間無償トライアルのご利用を開始できますので、ぜひご利用ください。
Connect Cloud からActive Directory への接続
CData Connect Cloud なら、直感的なクリック操作ベースのインターフェースを使ってデータソースに接続できます。サイドバーの「無償トライアル」ボタンから30日間の無償トライアルをスタートできます。
- 登録後、Connect Cloud にログインして Add Connection をクリックします。
- Add Connection パネルで「Active Directory」を選択します。
-
必要な認証プロパティを入力し、Active Directory に接続します。
ActiveDirectory 接続プロパティの取得・設定方法
接続には以下の情報が必要です。
- 有効なユーザーおよびパスワード情報 (例:Domain\BobF or cn=Bob F,ou=Employees,dc=Domain)。
- 接続するサーバーのIP、ホスト名、ポートを含むサーバー情報。
-
BaseDN: 指定されたname にLDAP 検索の範囲を制限します。
ちなみに、BaseDN を狭い範囲に設定することで大幅にパフォーマンスを改善できます。例えば、cn=users,dc=domain は、cn=users およびその子の範囲に戻り値の結果を制限します。
- Create & Test をクリックします。
-
Add Active Directory Connection ページのPermissions タブに移動し、ユーザーベースのアクセス許可を更新します。


パーソナルアクセストークンの取得
OAuth 認証をサポートしていないサービス、アプリケーション、プラットフォーム、またはフレームワークから接続する場合は、認証に使用するパーソナルアクセストークン(PAT)を作成できます。 きめ細かなアクセス管理を行うために、サービスごとに個別のPAT を作成するのがベストプラクティスです。
- Connect Cloud アプリの右上にあるユーザー名をクリックし、User Profile をクリックします。
- User Profile ページでPersonal Access Token セクションにスクロールし、 Create PAT をクリックします。
- PAT の名前を入力して Create をクリックします。
- パーソナルアクセストークンは作成時にしか表示されないため、必ずコピーして安全に保存してください。

接続の設定が完了したら、appsmith からActive Directory のデータに接続できるようになります。
appsmith でのデータソース設定
それではappsmith の画面で、CData Connect Cloud の接続設定をしていきましょう。
- 画面の左側にある「Datasources」の「+」をクリックします。
- appsmith から接続できるデータソースが表示されるので、「Microsoft SQL Server」を選択します。
- CData Connect Cloud のTDS エンドポイント、接続ユーザー、PAT(アクセストークン)を設定して、「TEST」をクリックして接続確認を行います。正常に接続できたら「SAVE」をクリックして保存します。
- Host Address:tds.cdata.com
- Port:14333
- Database Name:Connect Cloude で設定したデータソース名(Salesforce1 など)
- Username:Connect Cloud のユーザー名
- Password:上記で取得したPAT



appsmith でのクエリ実行
以上でデータソースへの接続設定が完了しました。次に、SQL クエリを追加して実際にデータソースからデータを取得してみましょう。
- 作成したデータソースの画面で、「NEW QUERY」をクリックします。
- 今回はデータを取得したいので、「SELECT」を選択します。
- SQL を指定する際には、CData Connect Cloud の機能である「Data Explorer」を使用することで、事前に取得したいデータを確認できます。必要に応じて利用してみてください。
- 発行するクエリを作成したら、appsmith 画面に戻り、クエリを入力して「RUN」をクリックします。
- 無事にデータが取得できたら、あとはデータを使用したい「Page」に取得した「Table」を表示させるよう設定します。
- これで、appsmith からCData Connect Cloud と連携して、Active Directory のデータを取得することができました!いつも利用している業務データを使って、簡単にアプリが作れちゃいますね。




おわりに
この記事ではローコードツールのappsmith からCData Connect Cloud に接続して、Active Directory のデータを取得しました。CData Connect Cloud では、Active Directory 以外の150種類以上のデータソースに同様の方法で連携可能です。30日間無償トライアル を利用して、appsmith からSaaS、ビッグデータ、NoSQL データソースへのSQL アクセスをお試しください!