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詳細はこちら →Facebook Ads のデータ のPostgreSQL インターフェースを作成
Facebook Ads JDBC Driver のリモート機能を使用し、データアクセス用のPostgreSQL エントリポイントを作成します。
最終更新日:2022-12-02
この記事で実現できるFacebook Ads 連携のシナリオ
こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。
PostgreSQL には多くの対応クライアントがあります。標準のドライバーからBI、アナリティクスツールまで、PostgreSQL はデータ接続の人気のインターフェースです。JDBC ドライバーを使用することで、簡単に任意の標準クライアントから接続できるPostgreSQL エントリポイントを作成できます。
Facebook Ads にPostgreSQL データベースとしてアクセスするには、CData JDBC Driver for FacebookAds とJDBC foreign data wrapper (FDW) を使用します。この記事ではFDW をコンパイルしてインストールし、PostgreSQL サーバーからFacebook Ads にクエリを実行します。
JDBC データソースとしてFacebook Ads のデータに接続する
JDBC データソースとしてFacebook Ads に接続するには、以下が必要です。
- Driver のJAR パス:JAR ファイルは、インストールディレクトリのlib サブフォルダにあります。
Driver クラス
cdata.jdbc.facebookads.FacebookAdsDriver
- JDBC URL:
URL は、"jdbc:facebookads:" で始まり、セミコロンで区切られた名前と値の組み合わせで任意の接続プロパティを含めることができます。
Facebook Ads 接続プロパティの取得・設定方法
ほとんどのテーブルで、アプリケーション認証と同様にユーザー認証を必要とします。Facebook Ads はユーザー認証にOAuth 標準を使用しています。Facebook への認証には、組み込み認証を使用してブラウザ経由で完結することもできますし、Facebook にアプリを登録することで独自のOAuthClientId、OAuthClientSecret、CallbackURL を取得することもできます。
の設定方法については、ヘルプドキュメントの「OAuth」セクションを参照してください。
任意で以下の項目を設定して、フィルタリングや集計を行うもできます。必要に応じてご利用ください。
- Target:Facebook データのテーブルのいくつかはターゲットでフィルタリングできます。例えば、動画のコメントを取得するにはターゲットに動画のID を指定します。このプロパティは、クエリ結果を指定されたターゲットに合致するレコードにフィルタリングします。Target カラムを使ってクエリ毎にこの制限をかけることができます。
- AggregateFormat:CData 製品は、いくつかのカラムを文字列集合として返します。例えば、エンティティのいいねデータは集計されて返されます。デフォルトでは、CData 製品はJSON で集計カラムを返します。集計をXML で返すことも可能です。
- RetryLevel:このプロパティを使用して、特定の広告インサイトのクエリとエラーに対するクエリの自動再試行を制御します。
ビルトイン接続文字列デザイナ
JDBC URL の構成については、Facebook Ads JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナを使用できます。JAR ファイルのダブルクリック、またはコマンドラインからJAR ファイルを実行します。
java -jar cdata.jdbc.facebookads.jar
接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
以下は一般的なJDBC URL です。
jdbc:facebookads:InitiateOAuth=GETANDREFRESH
JDBC FDW を構築する
FDW は、PostgreSQL を再コンパイルせずに、PostgreSQL の拡張機能としてインストールできます。例としてjdbc2_fdw 拡張子を使用します。
- ご使用のバージョンのJRE 共有オブジェクトから、/usr/lib/libjvm.so にシンボリックリンクを追加します。コマンド例:
ln -s /usr/lib/jvm/java-6-openjdk/jre/lib/amd64/server/libjvm.so /usr/lib/libjvm.so
- ビルドするには、以下のコマンドを実行してください。
make install USE_PGXS=1
Facebook Ads のデータをPostgreSQL データベースとしてクエリする
拡張機能をインストールした後、以下のステップに従ってFacebook Ads へのクエリの実行を開始します。
- データベースにログイン
-
データベースの拡張機能をロード
CREATE EXTENSION jdbc2_fdw;
-
Facebook Ads のオブジェクトを作成
CREATE SERVER FacebookAds FOREIGN DATA WRAPPER jdbc2_fdw OPTIONS ( drivername 'cdata.jdbc.facebookads.FacebookAdsDriver', url 'jdbc:facebookads:InitiateOAuth=GETANDREFRESH', querytimeout '15', jarfile '/home/MyUser/CData/CData\ JDBC\ Driver\ for\ Salesforce MyDriverEdition/lib/cdata.jdbc.facebookads.jar');
-
PostgreSQL デーモンに認識されているユーザーのユーザー名とパスワードのユーザーマッピングを作成
CREATE USER MAPPING for postgres SERVER FacebookAds OPTIONS ( username 'admin', password 'test');
-
ローカルデータベースに外部テーブルを作成
postgres=# CREATE FOREIGN TABLE adaccounts ( adaccounts_id text, adaccounts_AccountId text, adaccounts_Name numeric) SERVER FacebookAds OPTIONS ( table_name 'adaccounts');
postgres=# SELECT * FROM adaccounts;
おわりに
このようにCData JDBC Driver for FacebookAds を使って簡単にFacebook Ads のデータを取得して検索対象にすることができました。ぜひ、30日の無償評価版 をお試しください。