MySQL Workbench からGoogle Directory のデータをクエリする方法

MySQL Workbench からGoogle Directory のリアルタイムデータにクエリを実行します。

古川えりか
コンテンツスペシャリスト

最終更新日:2022-06-10

この記事で実現できるGoogle Directory 連携のシナリオ

こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。

ODBC Driver for GoogleDirectory とSQL Gateway を使用することで、MySQL インターフェースを使ってGoogle Directory にクエリを実行できます。この記事では、MySQL Workbench からGoogle Directory のデータにSQL クエリを投げてデータを取得する方法をご紹介します。

CData ODBC ドライバとは?

CData ODBC ドライバは、以下のような特徴を持ったリアルタイムデータ連携ソリューションです。

  1. Google Directory をはじめとする、CRM、MA、会計ツールなど多様なカテゴリの270種類以上のSaaS / オンプレミスデータソースに対応
  2. 多様なアプリケーション、ツールにGoogle Directory のデータを連携
  3. ノーコードでの手軽な接続設定
  4. 標準 SQL での柔軟なデータ読み込み・書き込み

CData ODBC ドライバでは、1.データソースとしてGoogle Directory の接続を設定、2.MySQL Workbench 側でODBC Driver との接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。

CData ODBC ドライバのインストールとGoogle Directory への接続設定

まずは、本記事右側のサイドバーからGoogleDirectory ODBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。

未指定の場合は、データソース名(DSN)で必要な接続プロパティの値を指定します。ドライバーのインストールの最後にODBC アドミニストレーターが開きます。Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターでDSN を作成及び設定する方法については、ヘルプドキュメントの[はじめに]チャプターを参照してください。

Google Directory はOAuth 認証標準を利用しています。各ユーザーやドメイン内のユーザーの代わりに、CData 製品がGoogle API にアクセスすることを許可できます。 接続すると、CData 製品はデフォルトブラウザでOAuth エンドポイントを開きます。ログインして、アプリケーションにアクセス許可を与えます。CData 製品がOAuth プロセスを完了します。

詳細はヘルプドキュメントを参照してください。

SQL Gateway を構成する

Google Directory への接続を仮想MySQL データベースとして設定する方法については、SQL Gateway の解説記事 を参照してください。クライアントからのMySQL リクエストを受けるMySQL リモートサービスを構築します。このサービスは、SQL Gateway のUI で構成できます。

SQL Gateway でMySQL のリモーティングサービスを設定

MySQL Workbench からGoogle Directory をクエリ

以下のステップでは、MySQL Workbench からSQL Gateway で作成された仮想Google Directory のデータベースに接続し、Google Directory のデータをリアルタイムで操作するための基本的なクエリを発行する方法を説明します。

SQL Gateway を介してGoogle Directory に接続

  1. MySQL Workbench で、[add a new MySQL connection]をクリックします。
  2. 接続(CData SQL Gateway for GoogleDirectory)に名前を付けます。
  3. HostnamePortUsername のパラメータを設定し、SQL Gateway に接続します。
  4. Store in Vault をクリックしてパスワードを設定し、保存します。
  5. Test Connection をクリックして接続が正しく構成されていることを確認し、OK をクリックします。

Google Directory のデータをクエリしてみる

  1. 作成した接続(CData SQL Gateway for GoogleDirectory)を開きます。
  2. [File]->[New Query Tab]と進みます。
  3. SELECT * FROM `CData GoogleDirectory Sys`.MyTable; のようなGoogle Directory のデータを取得するSQL を書いて、実行します。
  4. 無事、Google Directory のデータが取得できました。

おわりに

MySQL Workbench からリアルタイムGoogle Directory のデータにアクセスすることで、MySQL データベースと同じようにGoogle Directory をクエリおよび更新できます。CData ODBC Driver for GoogleDirectory とCData SQL Gateway の30日の無償評価版はこちらです。

CData ODBC ドライバは日本のユーザー向けに、UI の日本語化、ドキュメントの日本語化、日本語でのテクニカルサポートを提供しています。

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