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詳細はこちら →国産RPAツールWinActor でPayPal のデータを連携したワークフローを作成
PayPal ODBC Driver を使って、WinActor からノーコードで連携シナリオを作成。
最終更新日:2021-04-13
この記事で実現できるPayPal 連携のシナリオ
こんにちは!リードエンジニアの杉本です。
WinActor は、企業等の働き方改革・業務効率化に貢献するツールとして注目されているRPA ツールです。WinActor を使うことで、自動化シナリオをフローチャートを描くように開発することが可能です。
WinActor でCData ODBC ドライバを使うことで、コーディングなしでWinActor からPayPal への連携フローを設定することができます。WinActor は、ODBC Driver に対してSQL を発行し、CData ODBC ドライバがPayPal へのリアルタイムリクエストに変換、レスポンスをテーブルデータとして取得します。
この記事では、WinActor を使って、PayPal に連携するRPA プログラムを作成します。
CData ODBC ドライバとは?
CData ODBC ドライバは、以下のような特徴を持ったリアルタイムデータ連携ソリューションです。
- PayPal をはじめとする、CRM、MA、会計ツールなど多様なカテゴリの270種類以上のSaaS / オンプレミスデータソースに対応
- 多様なアプリケーション、ツールにPayPal のデータを連携
- ノーコードでの手軽な接続設定
- 標準 SQL での柔軟なデータ読み込み・書き込み
CData ODBC ドライバでは、1.データソースとしてPayPal の接続を設定、2.WinActor 側でODBC Driver との接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。
CData ODBC ドライバのインストールとPayPal への接続設定
まずは、本記事右側のサイドバーからPayPal ODBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。
- まずODBN DSN に必要な接続プロパティの値を入力します。 組み込みのMicrosoft ODBC データソースアドミニストレーターを使用してDSN を構成できます。 これは、ドライバのインストール時の最後のステップでも可能です。 Microsoft ODBC データソースアドミニストレータを使用してDSN を作成および設定する方法については、ヘルプドキュメントの「はじめに」の章を参照してください。
CData 製品は、2つのPayPal API のテーブルを表示します。API は異なる認証方法を使用します。
- REST API はOAuth 標準を使用します。REST API を認証するには、OAuthClientId、OAuthClientSecret、CallbackURL プロパティを設定する必要があります。
- Classic API にはSignature API 認証情報が必要です。Classic API を認証するにはUsername、Password、およびSignature プロパティを設定する必要があります。
必要なAPI 資格情報の取得については、ヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。
使用するAPI を選択するには、Schema プロパティをREST またはSOAP に設定します。デフォルトでは、SOAP スキーマが使われます。
テスト目的では、UseSandbox をtrue に設定してSandbox 資格情報を使用できます。

入力後、接続テストが成功すれば設定は完了です。
WinActor でPayPal へのDB 接続を構成
続いて WinActor でODBC への接続構成を行います。
- WinActor を立ち上げたら「データ一覧」のウインドウで「DB 連携」のボタンをクリックします。
- DB 連携ボタンをクリックすると、以下のようにODBC DSN の接続を設定するウインドウが表示されます。先程設定したODBC DSN に合わせて、接続情報を入力します。
- なお、テーブル名はODBC DSN 画面の「テーブル」タブで確認することができます。
- 接続が完了すると、以下のようにPayPal のデータがWinActor に読み込まれます。




PayPal のデータをWinActor で扱う
PayPal のデータの取り込み完了後は変数として対象データにアクセスが可能です
- 例えば以下のように待機ボックスのアクションを配置し
- 変数名として取り込んだデータのカラム名を指定することで、対象のデータにアクセスすることが可能です。


PayPal からWinActor へのデータ連携には、ぜひCData ODBC ドライバをご利用ください
このようにCData ODBC ドライバと併用することで、270を超えるSaaS、NoSQL データをコーディングなしで扱うことができます。30日の無償評価版が利用できますので、ぜひ自社で使っているクラウドサービスやNoSQL と合わせて活用してみてください。
CData ODBC ドライバは日本のユーザー向けに、UI の日本語化、ドキュメントの日本語化、日本語でのテクニカルサポートを提供しています。