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詳細はこちら →JDBI からGoogle Spanner データ のデータアクセスオブジェクトを作成
JDBI でGoogle Spanner のデータ 用のSQL オブジェクトAPIを作成する方法を概説します。
最終更新日:2022-05-25
この記事で実現できるGoogle Spanner 連携のシナリオ
こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。
JDBI は、Fluent スタイルとSQL オブジェクトスタイルという2つの異なるスタイルAPI を公開する、Java 用のSQL コンビニエンスライブラリです。CData JDBC Driver for GoogleSpanner は、Java アプリケーションとリアルタイムGoogle Spanner のデータ のデータ連携を実現します。これらの技術を組み合わせることによって、Google Spanner のデータ へのシンプルなコードアクセスが可能になります。ここでは、基本的なDAO(Data Access Object )とそれに付随するGoogle Spanner のデータ の読み書きのためのコードの作成について説明します。
Google Spanner Customer Entity のDAO を作成
以下のインターフェースは、実装されるSQL ステートメントごとに単一のメソッドを作成するためのSQL オブジェクトの正しい動作を宣言します。
public interface MyCustomerDAO {
//insert new data into Google Spanner
@SqlUpdate("INSERT INTO Customer (Id, TotalDue) values (:id, :totalDue)")
void insert(@Bind("id") String id, @Bind("totalDue") String totalDue);
//request specific data from Google Spanner (String type is used for simplicity)
@SqlQuery("SELECT TotalDue FROM Customer WHERE Id = :id")
String findTotalDueById(@Bind("id") String id);
/*
* close with no args is used to close the connection
*/
void close();
}
Google Spanner への接続を開く
必要な接続プロパティを収集し、Google Spanner に接続するための適切なJDBC URL を作成します。
GoogleSpanner はOAuth 認証標準を利用しています。各ユーザーやドメイン内のユーザーの代わりに、CData 製品がGoogle API にアクセスすることを許可できます。詳しくは、ヘルプドキュメントの「OAuth の使用」を参照してください。
ビルトイン接続文字列デザイナー
JDBC URL の構成については、Google Spanner JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーを使用してください。JAR ファイルのダブルクリック、またはコマンドラインからJAR ファイルを実行します。
java -jar cdata.jdbc.googlespanner.jar
接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。

Google Spanner の接続文字列は、通常次のようになります。
jdbc:googlespanner:ProjectId='project1';InstanceId='instance1';Database='db1';InitiateOAuth=GETANDREFRESH
構成済みのJDBC URL を使用して、DAO インターフェースのインスタンスを取得します。以下に示す特定のメソッドはインスタンスにバインドされたハンドルを開くため、ハンドルとバインドされたJDBC 接続を開放するには、インスタンスを明示的に閉じる必要があります。
DBI dbi = new DBI("jdbc:googlespanner:ProjectId='project1';InstanceId='instance1';Database='db1';InitiateOAuth=GETANDREFRESH");
MyCustomerDAO dao = dbi.open(MyCustomerDAO.class);
//do stuff with the DAO
dao.close();
Google Spanner データ について
Google Spanner への接続を開いた状態で以前定義したメソッドを呼び出すだけで、Google Spanner のCustomer エンティティからデータを取得できます。
//disply the result of our 'find' method
String totalDue = dao.findTotalDueById("1");
System.out.println(totalDue);
Google Spanner データ の書き方
以前定義した方法を使用すれば、Google Spanner にデータを書き込むことも簡単になります。
//add a new entry to the Customer entity
dao.insert(newId, newTotalDue);
JDBI ライブラリはJDBC 接続を処理できるため、CData JDBC Driver for GoogleSpanner と統合することで、SQL Object API for GoogleSpanner を簡単に作成できます。今すぐ無料トライアルをダウンロードし、Java アプリケーションでリアルタイムGoogle Spanner を操作しましょう。