各製品の資料を入手。
詳細はこちら →
製品をチェック
JDBI からPCA Sales データ のデータアクセスオブジェクトを作成
JDBI でPCA Sales のデータ 用のSQL オブジェクトAPIを作成する方法を概説します。
最終更新日：2022-05-25
この記事で実現できるPCA Sales 連携のシナリオ
こんにちは！ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。
JDBI は、Fluent スタイルとSQL オブジェクトスタイルという2つの異なるスタイルAPI を公開する、Java 用のSQL コンビニエンスライブラリです。CData JDBC Driver for PCASales は、Java アプリケーションとリアルタイムPCA Sales のデータ のデータ連携を実現します。これらの技術を組み合わせることによって、PCA Sales のデータ へのシンプルなコードアクセスが可能になります。ここでは、基本的なDAO（Data Access Object ）とそれに付随するPCA Sales のデータ の読み書きのためのコードの作成について説明します。
PCA Sales MasterSms Entity のDAO を作成
以下のインターフェースは、実装されるSQL ステートメントごとに単一のメソッドを作成するためのSQL オブジェクトの正しい動作を宣言します。
public interface MyMasterSmsDAO {
//insert new data into PCA Sales
@SqlUpdate("INSERT INTO MasterSms (SyohinMei, SyohinMei) values (:syohinMei, :syohinMei)")
void insert(@Bind("syohinMei") String syohinMei, @Bind("syohinMei") String syohinMei);
//request specific data from PCA Sales (String type is used for simplicity)
@SqlQuery("SELECT SyohinMei FROM MasterSms WHERE SyohinMei = :syohinMei")
String findSyohinMeiBySyohinMei(@Bind("syohinMei") String syohinMei);
/*
* close with no args is used to close the connection
*/
void close();
}
PCA Sales への接続を開く
必要な接続プロパティを収集し、PCA Sales に接続するための適切なJDBC URL を作成します。
PCA クラウド商魂・商管DX では、OAuth 2 認証標準を使います。
ユーザー資格情報の接続プロパティを設定せずに接続できます。接続に最小限必要な接続プロパティは、次のとおりです。
- InitiateOAuth：GETANDREFRESH に設定。InitiateOAuth を使って、OAuth 交換や、手動での接続文字列のアクセストークン設定の繰り返しを避けられます。
- OAuthClientId：アプリケーション設定のクライアントId に設定。
- OAuthClientSecret：アプリケーション設定のクライアントシークレットに設定。
- CallbackURL：アプリケーション設定のリダイレクトURL に設定。
- ApiVersion：接続するPCA API Server バージョンを設定。
- DefaultDataArea：接続するデータ領域を設定。
- DataCenter：接続するサーバーのDataCenter 名を設定。
- ProductCode：PCA 製品コード名を設定。
接続すると、CData 製品はデフォルトブラウザでPCA Accounting OAuth エンドポイントを開きます。ログインして、CData 製品にアクセス許可を与えます。CData 製品がOAuth プロセスを完了します。
ヘッドレスマシンの認証など、他のOAuth 認証フローについては、ヘルプドキュメントの「OAuth 認証の使用」を参照してください。
ビルトイン接続文字列デザイナー
JDBC URL の構成については、PCA Sales JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーを使用してください。JAR ファイルのダブルクリック、またはコマンドラインからJAR ファイルを実行します。
java -jar cdata.jdbc.pcasales.jar
接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
PCA Sales の接続文字列は、通常次のようになります。
jdbc:pcasales:OAuthClientId=MyOAuthClientId;OAuthClientSecret=MyOAuthClientSecret;CallbackURL=http://localhost:33333;ProductCode=MyProductCode;ApiVersion=V1;DataCenter=DataCenterName;DefaultDataArea=MyDefaultDataArea;InitiateOAuth=GETANDREFRESH
構成済みのJDBC URL を使用して、DAO インターフェースのインスタンスを取得します。以下に示す特定のメソッドはインスタンスにバインドされたハンドルを開くため、ハンドルとバインドされたJDBC 接続を開放するには、インスタンスを明示的に閉じる必要があります。
DBI dbi = new DBI("jdbc:pcasales:OAuthClientId=MyOAuthClientId;OAuthClientSecret=MyOAuthClientSecret;CallbackURL=http://localhost:33333;ProductCode=MyProductCode;ApiVersion=V1;DataCenter=DataCenterName;DefaultDataArea=MyDefaultDataArea;InitiateOAuth=GETANDREFRESH");
MyMasterSmsDAO dao = dbi.open(MyMasterSmsDAO.class);
//do stuff with the DAO
dao.close();
PCA Sales データ について
PCA Sales への接続を開いた状態で以前定義したメソッドを呼び出すだけで、PCA Sales のMasterSms エンティティからデータを取得できます。
//disply the result of our 'find' method
String syohinMei = dao.findSyohinMeiBySyohinMei("Syohin");
System.out.println(syohinMei);
PCA Sales データ の書き方
以前定義した方法を使用すれば、PCA Sales にデータを書き込むことも簡単になります。
//add a new entry to the MasterSms entity
dao.insert(newSyohinMei, newSyohinMei);
JDBI ライブラリはJDBC 接続を処理できるため、CData JDBC Driver for PCASales と統合することで、SQL Object API for PCASales を簡単に作成できます。今すぐ無料トライアルをダウンロードし、Java アプリケーションでリアルタイムPCA Sales を操作しましょう。
関連コンテンツ
