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詳細はこちら →ODBC を介してNode.js からMicrosoft Planner のデータをクエリ
node-odbc を使用して、Node.js からMicrosoft Planner のデータへのSQL クエリを実行します。
最終更新日:2022-01-09
この記事で実現できるMicrosoft Planner 連携のシナリオ
こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。
Node.js はブラウザ上以外でJavaScript コードを使用できるJavaScript ランタイム環境です。CData ODBC Driver for MicrosoftPlanner を使用すれば、Node.js アプリとスクリプトから、リアルタイムMicrosoft Planner のデータにアクセスできます。この記事ではnode-odbc のインストールと、リアルタイムMicrosoft Planner のデータへのアクセスが可能な、シンプルなNode.js アプリケーションを作成するために必要なツールについて説明します。
ビルトインの最適化されたデータ処理により、CData ODBC Driver は比類のないパフォーマンスで、Node.js のリアルタイムMicrosoft Planner のデータとやりとりできます。Node.js からMicrosoft Planner に複雑なSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされているSQL 操作をMicrosoft Planner に直接プッシュし、組み込まれたSQL エンジンを利用してサポートされていない操作(主にSQL 関数とJOIN 操作)をクライアント側で処理します。
CData ODBC ドライバとは?
CData ODBC ドライバは、以下のような特徴を持ったリアルタイムデータ連携ソリューションです。
- Microsoft Planner をはじめとする、CRM、MA、会計ツールなど多様なカテゴリの270種類以上のSaaS / オンプレミスデータソースに対応
- 多様なアプリケーション、ツールにMicrosoft Planner のデータを連携
- ノーコードでの手軽な接続設定
- 標準 SQL での柔軟なデータ読み込み・書き込み
CData ODBC ドライバでは、1.データソースとしてMicrosoft Planner の接続を設定、2.Node.js 側でODBC Driver との接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。
CData ODBC ドライバのインストールとMicrosoft Planner への接続設定
まずは、本記事右側のサイドバーからMicrosoftPlanner ODBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。
必要な接続プロパティの値が未入力の場合には、データソース名(DSN)で入力します。組み込みのMicrosoft ODBC Data Source Administrator を使用し、DSN を構成できます。ドライバーのインストールの最後にアドミニストレーターが開きます。Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使ってDSN を作成および設定する方法は、ヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。
ユーザー資格情報の接続プロパティを設定せずに接続できます。接続に最小限必要な接続プロパティは、以下のとおりです。
- InitiateOAuth: GETANDREFRESH に設定。
- Tenant (optional): デフォルトと異なるテナントに認証したい場合は、これを設定します。これは、デフォルトのテナントに所属していない組織と連携するために必要です。
接続すると、CData 製品はデフォルトブラウザでOAuth エンドポイントを開きます。ログインして、CData 製品にアクセス許可を与えます。CData 製品がOAuth プロセスを完了します。
node-odbc を構築する
CData ODBC Driver を介してMicrosoft Planner に接続するには、必要なツールをインストールした後に、node-odbc を手動で構築する必要があります。
必要なツールをインストールする
以下のコマンドでは、node-odbc の構築に必要なツールをインストールします。(ツールをグローバルにインストールする-g パラメータに注意してください。)
npm i -g windows-build-tools npm i -g node-gyp
node-odbc を構築する
必要なツールをインストールしたらNode.js アプリケーションのディレクトリを作成し、Node.js スクリプトで使用するバイナリを構築するodbc をインストールします。
mkdir nodeodbc cd nodeodbc npm i -g node
Node.js からMicrosoft Planner をクエリ
ODBC Driver がインストールされ、DSN が構成されて、node-odbc が構築されたら、Node.js アプリケーションからリアルタイムMicrosoft Planner のデータをクエリすることができるようになります。以下のサンプルコードは、特定のDSN に接続してTasks テーブルをクエリします。
myscript.js
const odbc = require('odbc'); async function queryMicrosoftPlanner() { const connection = await odbc.connect(`DSN=CData MicrosoftPlanner Source`); const data = await connection.query('SELECT TaskId, startDateTime FROM Tasks'); console.log(data); } queryMicrosoftPlanner();
アプリケーションを作成したら、node を使用してスクリプトを実行します。
node myscript.js

おわりに
CData ODBC Driver for MicrosoftPlanner の30日の無償評価版 をダウンロードすればNode.js でリアルタイムMicrosoft Planner のデータを使用できます。ご不明な点があれば、サポートチームにお問い合わせください。