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詳細はこちら →Excel 365 からリアルタイムSAP Ariba Source のデータに連携
CData Connect Cloud を使ってExcel 365 シートからリアルタイムSAP Ariba Source のデータに接続します。
最終更新日:2023-07-24
この記事で実現できるSAP Ariba Source 連携のシナリオ
こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。
Microsoft Excel 365 はMicrosoft Excel のクラウドネイティブバージョンです。CData Connect Cloud と組み合わせることで、Excel 365 からSAP Ariba Source のデータに即座にアクセスして分析、共有、表計算などの用途に使用できます。この記事では、Connect Cloud でSAP Ariba Source に接続し、Excel 365 シートからSAP Ariba Source のデータにアクセスする方法を説明します。
Connect Cloud アカウントの取得
以下のステップを実行するには、CData Connect Cloud のアカウントが必要になります。こちらから製品の詳しい情報とアカウント作成、30日間無償トライアルのご利用を開始できますので、ぜひご利用ください。
CData Connect Cloud の特徴
Connect Cloud は、以下の特徴を持つクラウドアプリ間のリアルタイムデータ連携ソリューションです。
- クラウドアプリ間の連携機能を提供し、Excel 365 からSAP Ariba Source のデータへのリアルタイムアクセスを簡単に実現。
- Microsoft 認定のConnect Cloud アドインを使用するだけで、ノーコードでテーブルを取得・更新でき、自分でカスタムクエリを書くことも可能。
- データ処理のパフォーマンスも最適化されており、サポートされているすべてのSQL 操作(フィルタリング、JOIN など)をSAP Ariba Source に直接発行し、サーバーサイドで処理したSAP Ariba Source のデータを高速で取得。
以下のステップでは、CData Connect Cloud のインスタンスが必要になります。まずは、こちらからConnect Cloud の30日間無償トライアルにサインアップしてください。
サインアップが完了したら、以下のステップを実行することでSAP Ariba Source のデータにアクセスできます。
Connect Cloud からSAP Ariba Source への接続
CData Connect Cloud では、直感的なUI を使ってコーディングなしでデータソースに接続できます。
- Connect Cloud にログインし、 Add Connection をクリックします。
- 「Add Connection」パネルから「SAP Ariba Source」を選択します。
-
必要な認証プロパティを入力し、SAP Ariba Source に接続します。
SAP Ariba Source に接続するには、以下を設定します。
- API:本製品にSAP Ariba データを取得させたいAPI を指定。ビジネスロールに基づき、Supplier、Sourcing Project Management、またはContract API を選択します(可能な値は、SupplierDataAPIWithPaginationV4、SourcingProjectManagementAPIV2、または ContractAPIV1 です)。
- DataCenter:アカウントのデータがホストされているデータセンター。
- Realm:アクセスしたいサイト名。
- Environment:テスト環境、または本番環境のいずれかに指定。(可能な値は、TEST またはPRODUCTION)。
Supplier Data API またはContract API に接続する場合は、さらに以下を設定します。
- User:API 呼び出しを行うユーザーのId。
- PasswordAdapter:認証するUser に関連付けられたパスワード。
Supplier API に接続している場合は、ProjectId をデータを取得したいソーシングプロジェクトのId に設定します。
OAuth 認証
接続プロパティを設定した後、認証のためにOAuth 接続を設定する必要があります。
- AuthScheme をOAuthClient に設定します。
- サービスにアプリケーションを登録し、APIKey、OAuthClientId、およびOAuthClientSecret を取得する必要があります。
OAuth アプリケーションの作成について、詳しくはヘルプドキュメントを参照してください。
OAuth の自動リフレッシュ
以下を設定して、接続してください。
- APIKey:アプリケーション設定のApplication key。
- OAuthClientId:アプリケーション設定のOAuth Client Id。
- OAuthClientSecret:アプリケーション設定のOAuth Secret。
接続すると、本製品は自動でOAuth プロセスを完了します。
- 本製品はSAP Ariba からアクセストークンを取得し、それを使ってデータをリクエストします。
- 本製品はアクセストークンの期限が切れると自動的にリフレッシュします。
- OAuth 値はOAuthSettingsLocation で指定された場所に基づいてメモリに保存されます。
- Create & Test をクリックします。
- 「Add SAP Ariba Source Connection」ページの「Permissions」タブに移動し、ユーザーベースのアクセス許可を更新します。
コネクションの設定が完了したら、Excel 365 からSAP Ariba Source のデータに接続できます。
SAP Ariba Source のリアルタイムデータにExcel 365 からアクセス
以下のステップでは、Excel 365 からCData Connect Cloud に接続して新しいSAP Ariba Source のデータソースを作成する方法を説明します。
- Excel 365 にログインして、新しいシートを作成、または既存のシートを開きます。
- 「Insert」をクリックして「Office Add-ins」をクリックします(すでにアドインをインストールしている場合は、ステップ4に進んでください)。
- CData Connect Cloud アドインを検索してインストールします。
- 「Data」をクリックしてCData Connect Cloud アドインを開きます。
- アドインのパネルで、「Authorize」をクリックしてご利用のCData Connect Cloud インスタンスを認証します。
- Excel 365 のCData Connect Cloud パネルで、「IMPORT」をクリックします。
- コネクション(例:SAPAribaSource1)、テーブル(例:Vendors)、カラムを選択してインポートします。
- オプションでFilters(フィルタ)、Sorting(ソート)、Limit(取得数制限)の設定を追加することもできます。
- 「Execute」をクリックしてデータをインポートします。
クラウドアプリケーションからSAP Ariba Source のデータへのライブアクセス
以上で、Excel 365 ブックからSAP Ariba Source リアルタイムデータへのクラウド連携を実現できます。データをさらに追加して表計算、集計、共有などの用途に使用できます。

クラウドアプリケーションから、ノーコードで150を超えるSaaS 、ローコードアプリ、NoSQL データソースへのリアルタイムデータアクセスを実現するには、CData Connect Cloud の30日間無償トライアルをぜひお試しください。