各製品の資料を入手。
詳細はこちら →PowerBuilder からSingleStore のデータに接続してみた
この記事ではCData ADO.NET Provider を使ってPowerBuilder からSingleStore にアクセスする方法を説明します。
最終更新日:2021-06-28
この記事で実現できるSingleStore 連携のシナリオ
こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。
CData ADO.NET providers は、PowerBuilder を含むMicrosoft .NET をサポートするあらゆるプラットフォームまたは開発テクノロジーから使用できる、使いやすい標準準拠のデータプロバイダーです。 この記事では、CData ADO.NET Provider for SingleStore をPowerBuilder で使う方法について説明します。
CData ADO.NET Provider for SingleStore を使ってデータを取得し読み書きを実行する基本的なPowerBuilder アプリケーションを作成する方法について説明します。
- 新規WPF Window Application ソリューションで、接続プロパティに必要なすべてのビジュアルコントロールを追加します。一般的な接続文字列は次のとおりです:
User=myUser;Password=myPassword;Database=NorthWind;Server=myServer;Port=3306;
データに接続するには、次の接続プロパティが必要です。
- Server:SingleStore データベースをホスティングしているサーバーのホスト名またはIP アドレス。
- Port:SingleStore データベースをホスティングしているサーバーのポート。
また、オプションで以下を設定することもできます。
- SingleStore:SingleStore Server に接続する場合のデフォルトデータベース。設定されていない場合、すべてのデータベースのテーブルが返されます。
標準認証
標準認証で認証するには、次を設定します。
- User:SingleStore サーバーに認証する際に使われるユーザー。
- Password:SingleStore サーバーに認証する際に使われるパスワード。
統合セキュリティを使用した接続
標準のユーザー名とパスワードを提供する代わりに、Windows 認証を介して信頼されたされたユーザーをサーバーに認証できます。
SSL 認証
SSL 認証を活用してセキュアなセッションを介してSingleStore データに接続できます。次の接続プロパティを設定し、データに接続します。
- SSLClientCert:クライアント証明書のための証明書ストア名に設定。クライアントとサーバーの両方のマシンでトラストストアとキーストアが保持される2-way SSL の場合に使用されます。
- SSLClientCertPassword:クライアント証明書ストアがパスワードで保護されている場合、この値をストアのパスワードに設定します。
- SSLClientCertSubject:TLS/SSL クライアント証明書のサブジェクト。ストア内の証明書を検索するために使用されます。
- SSLClientCertType:クライアントストアの証明書タイプ。
- SSLServerCert:サーバーが受け入れ可能な証明書。
SSH 認証
SSH を使用して、セキュアにリモートマシンにログインできます。SingleStore データにSSH 経由でアクセスするには、次の接続プロパティを設定します。
- SSHClientCert:クライアント証明書のための証明書ストア名に設定。
- SSHClientCertPassword:クライアント証明書ストアがパスワードで保護されている場合、この値をストアのパスワードに設定します。
- SSHClientCertSubject:TLS/SSL クライアント証明書のサブジェクト。ストア内の証明書を検索するために使用されます。
- SSHClientCertType:クライアントストアの証明書タイプ。
- SSHPassword:SSH サーバーに認証するためのパスワード。
- SSHPort:SSH 操作に使用するポート。
- SSHServer:認証しようとしているSSH 認証サーバー。
- SSHServerFingerPrint:接続先のホストの検証に使用するSSH サーバーのフィンガープリント。
- SSHUser:SSH サーバーに認証するためのユーザー名。
- .NET コントロールからDataGrid コントロールを追加します。
-
DataGrid コントロールのカラムを設定します。Account テーブルからいくつかのカラムを以下に示します:
<DataGrid AutoGenerateColumns="False" Margin="13,249,12,14" Name="datagrid1" TabIndex="70" ItemsSource="{Binding}"> <DataGrid.Columns> <DataGridTextColumn x:Name="idColumn" Binding="{Binding Path=Id}" Header="Id" Width="SizeToHeader" /> <DataGridTextColumn x:Name="nameColumn" Binding="{Binding Path=ShipName}" Header="ShipName" Width="SizeToHeader" /> ... </DataGrid.Columns> </DataGrid>
- CData ADO.NET Provider for SingleStore アセンブリへの参照を追加します。
DataGrid 接続
ビジュアルエレメントが設定されたら、Connection、Command、およびDataAdapter のような標準のADO.NET オブジェクトを使ってSQL クエリの結果をDataTable に表示することができます:
System.Data.CData.SingleStore.SingleStoreConnection conn
conn = create System.Data.CData.SingleStore.SingleStoreConnection(connectionString)
System.Data.CData.SingleStore.SingleStoreCommand comm
comm = create System.Data.CData.SingleStore.SingleStoreCommand(command, conn)
System.Data.DataTable table
table = create System.Data.DataTable
System.Data.CData.SingleStore.SingleStoreDataAdapter dataAdapter
dataAdapter = create System.Data.CData.SingleStore.SingleStoreDataAdapter(comm)
dataAdapter.Fill(table)
datagrid1.ItemsSource=table.DefaultView
上のコードは、指定したクエリからDataGrid にデータをバインドできます。