NetBeans IDE でGoogle Cloud Storage のデータに仮想RDB として連携

データソース構成ウィザードを使ってNetBeans IDE でGoogle Cloud Storage に仮想DB として連携接続。

加藤龍彦
デジタルマーケティング

最終更新日:2022-04-25

こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。



CData JDBC Driver for GoogleCloudStorage は、JDBC をサポートするIDE にリアルタイムGoogle Cloud Storage のデータへの仮想DB 連携を実現します。JDBC 標準では、ビルトインのデータアクセスウィザードや、迅速な開発をサポートするその他のツールを使用できます。この記事では、NetBeans でGoogle Cloud Storage に接続する方法を説明します。接続を作成してロード していきます。

NetBeans にGoogle Cloud Storage のJDBC データソースを作成

JDBC データソースを作成するには、[Service]ウィンドウの[Database]ノードを展開し、[Drivers]ノードを右クリックして[New Driver]を選択します。[New Driver]ウィザードが表示されたら、以下の情報を入力します:

  • Driver File(s):[Add]をクリックして、ファイルエクスプローラダイアログが表示されたらcdata.jdbc.googlecloudstorage.jar ファイルを選択。ドライバーのJAR はインストールディレクトリの[lib]サブフォルダ内にあります。
  • Driver Class:[Find]をクリックしてJAR 内のドライバークラスを検索し、cdata.jdbc.googlecloudstorage.GoogleCloudStorageDriver をメニューから選択。
  • Name:ドライバーの名前を入力。
The JDBC driver definition. (Salesforce is shown.)

接続パラメータを定義

下記の手順に従って、必要な接続プロパティを定義します:

  1. [Service]ウィンドウで、[Database]ノードを右クリックし[New Connection]をクリックします。

  2. [New Connection]ウィザードで次の接続プロパティを入力します:

    • Driver Name:CData JDBC Driver for GoogleCloudStorage を選択。
    • User Name:ユーザーネームを入力。JDBC URL でも定義できます。
    • Password:パスワードを入力。JDBC URL でも定義できます。
    • JDBC URL:JDBC URL を指定。

      ユーザーアカウントでの認証

      ユーザー資格情報の接続プロパティを設定することなく接続できます。InitiateOAuth をGETANDREFRESH に設定したら、接続の準備が完了です。

      接続すると、Google Cloud Storage OAuth エンドポイントがデフォルトブラウザで開きます。ログインして権限を付与すると、OAuth プロセスが完了します。

      サービスアカウントでの認証

      サービスアカウントには、ブラウザでユーザー認証を行わないサイレント認証があります。サービスアカウントを使用して、企業全体のアクセススコープを委任することもできます。

      このフローでは、OAuth アプリケーションを作成する必要があります。詳しくは、ヘルプドキュメントを参照してください。以下の接続プロパティを設定したら、接続の準備が完了です:

      • InitiateOAuth: GETANDREFRESH に設定。
      • OAuthJWTCertType: PFXFILE に設定。
      • OAuthJWTCert: 生成した.p12 ファイルへのパスに設定。
      • OAuthJWTCertPassword: .p12 ファイルのパスワードに設定。
      • OAuthJWTCertSubject: 証明書ストアの最初の証明書が選ばれるように"*" に設定。
      • OAuthJWTIssuer: 「サービスアカウント」セクションで「サービスアカウントの管理」をクリックし、このフィールドをサービスアカウントID フィールドに表示されているE メールアドレスに設定。
      • OAuthJWTSubject: サブジェクトタイプが"enterprise" に設定されている場合はエンタープライズID に設定し、"user" に設定されている場合はアプリユーザーID に設定。
      • ProjectId: 接続するプロジェクトのID に設定。

      これで、サービスアカウントのOAuth フローが完了します。

      以下は一般的なJDBC URL です:

      jdbc:googlecloudstorage:ProjectId='project1';
Required connection properties defined in the JDBC URL. (Salesforce is shown.)

リアルタイムGoogle Cloud Storage のデータをクエリ

Google Cloud Storage に接続するには、[Database]ノードにある接続を右クリックし[Connect]をクリックします。接続が確立されたら、展開してスキーマ情報を見ることができます。

[Data Views]ウィンドウにテーブルをロードするには、テーブルを右クリックしてから[View Data]をクリックします。。

The results of a query in NetBeans. (Salesforce is shown.)

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