NetBeans IDE でKafka のデータに仮想RDB として連携

データソース構成ウィザードを使ってNetBeans IDE でKafka に仮想DB として連携接続。

加藤龍彦
デジタルマーケティング

最終更新日:2022-04-25

こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。



CData JDBC Driver for ApacheKafka は、JDBC をサポートするIDE にリアルタイムKafka のデータへの仮想DB 連携を実現します。JDBC 標準では、ビルトインのデータアクセスウィザードや、迅速な開発をサポートするその他のツールを使用できます。この記事では、NetBeans でKafka に接続する方法を説明します。接続を作成して[Table Editor]でKafka を編集および保存、 していきます。

NetBeans にKafka のJDBC データソースを作成

JDBC データソースを作成するには、[Service]ウィンドウの[Database]ノードを展開し、[Drivers]ノードを右クリックして[New Driver]を選択します。[New Driver]ウィザードが表示されたら、以下の情報を入力します:

  • Driver File(s):[Add]をクリックして、ファイルエクスプローラダイアログが表示されたらcdata.jdbc.apachekafka.jar ファイルを選択。ドライバーのJAR はインストールディレクトリの[lib]サブフォルダ内にあります。
  • Driver Class:[Find]をクリックしてJAR 内のドライバークラスを検索し、cdata.jdbc.apachekafka.ApacheKafkaDriver をメニューから選択。
  • Name:ドライバーの名前を入力。
The JDBC driver definition. (Salesforce is shown.)

接続パラメータを定義

下記の手順に従って、必要な接続プロパティを定義します:

  1. [Service]ウィンドウで、[Database]ノードを右クリックし[New Connection]をクリックします。

  2. [New Connection]ウィザードで次の接続プロパティを入力します:

    • Driver Name:CData JDBC Driver for ApacheKafka を選択。
    • User Name:ユーザーネームを入力。JDBC URL でも定義できます。
    • Password:パスワードを入力。JDBC URL でも定義できます。
    • JDBC URL:JDBC URL を指定。

      Apache Kafka 接続プロパティの取得・設定方法

      .NET ベースのエディションは、Confluent.Kafka およびlibrdkafka ライブラリに依存して機能します。 これらのアセンブリはインストーラーにバンドルされ、自動的に本製品と一緒にインストールされます。 別のインストール方法を利用する場合は、NuGet から依存関係のあるConfluent.Kafka 2.6.0 をインストールしてください。

      Apache Kafka サーバーのアドレスを指定するには、BootstrapServers パラメータを使用します。

      デフォルトでは、本製品はデータソースとPLAINTEXT で通信し、これはすべてのデータが暗号化なしで送信されることを意味します。 通信を暗号化するには:

      1. UseSSLtrue に設定し、本製品がSSL 暗号化を使用するように構成します。
      2. SSLServerCert およびSSLServerCertType を設定して、サーバー証明書をロードします。

      Apache Kafka への認証

      Apache Kafka データソースは、次の認証メソッドをサポートしています:

      • Anonymous
      • Plain
      • SCRAM ログインモジュール
      • SSL クライアント証明書
      • Kerberos

      Anonymous

      Apache Kafka の特定のオンプレミスデプロイメントでは、認証接続プロパティを設定することなくApache Kafka に接続できます。 こうした接続はanonymous(匿名)と呼ばれます。

      匿名認証を行うには、このプロパティを設定します。

      • AuthSchemeNone

      その他の認証方法については、ヘルプドキュメントを参照してください。

      以下は一般的なJDBC URL です:

      jdbc:apachekafka:User=admin;Password=pass;BootStrapServers=https://localhost:9091;Topic=MyTopic;
Required connection properties defined in the JDBC URL. (Salesforce is shown.)

リアルタイムKafka のデータをクエリ

Kafka に接続するには、[Database]ノードにある接続を右クリックし[Connect]をクリックします。接続が確立されたら、展開してスキーマ情報を見ることができます。

[Data Views]ウィンドウにテーブルをロードするには、テーブルを右クリックしてから[View Data]をクリックします。 [Data Views]ウィンドウではレコードの挿入、更新、および削除もできます。

The results of a query in NetBeans. (Salesforce is shown.)

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