各製品の資料を入手。
詳細はこちら →DBeaver からGoogle Sheets のデータに連携して可視化する方法とは?
クエリブラウザなどのDBeaver のビジュアルツールを使ってGoogle Sheets のデータを管理する方法を解説します。
最終更新日:2024-03-08
この記事で実現できるGoogle Sheets 連携のシナリオ
こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。
CData JDBC Driver for GoogleSheets は、IDE からBI ツールまで、サードパーティーツールからGoogle Sheets のデータの読み書きを可能にするJDBC 標準を提供します。本記事では、DBeaver のウィザードを使ってGoogle Sheets のデータに接続し、GUI 上でデータを参照する方法を紹介します。
CData JDBC ドライバとは?
CData JDBC ドライバは、以下の特徴を持ったリアルタイムデータ接続ツールです。
- Google Sheets をはじめとする、CRM、MA、グループウェア、広告、会計ツールなど多様な270種類以上のSaaS / DB に対応
- DBeaver を含む多様なアプリケーション、ツールにGoogle Sheets のデータを連携
- ノーコードでの手軽な接続設定
- 標準 SQL での柔軟なデータ読み込み・書き込み
CData JDBC ドライバでは、1.データソースとしてGoogle Sheets の接続を設定、2.DBeaver 側でJDBC Driver との接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。
CData JDBC ドライバのインストールとGoogle Sheets への接続設定
まずは、本記事右側のサイドバーからGoogleSheets JDBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。
次に、以下の手順でDBeaver にドライバーのJAR ファイルをロードします。
- DBeaver アプリケーションを開き、「データベース」メニューの「ドライバーマネジャー」オプションを選択します。「新規」をクリックして「新しいドライバを作成する」フォームを開きます。
- 設定タブで:
- ドライバ名をわかりやすい名前に設定します(例:CData JDBC Driver for Google Sheets)。
- クラス名をJDBC ドライバーのクラス名「cdata.jdbc.googlesheets.GoogleSheetsDriver」に設定します。
- URL テンプレートをjdbc:googlesheets: に設定します。
- ライブラリタブで「ファイルを追加」をクリックし、インストールディレクトリ(C:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for Google Sheets XXXX\)の「lib」フォルダに移動してJAR ファイル(cdata.jdbc.GoogleSheets.jar)を選択します。
Google Sheets のデータの接続を作成
以下の手順で、認証情報およびその他の必要な接続プロパティを追加します。
- 「データベース」メニューで、「新しい接続」をクリックします。
- 表示される「新しい接続を作成する」 ウィザードで、先ほど作成したドライバー(例:CData JDBC Driver for Google Sheets)を選択し、「次へ >」をクリックします。
- 設定ウィザードの一般タブで、以下を参考に必要な接続プロパティを使用してJDBC URL を設定します。
スプレッドシートに接続するには、Google への認証を行い、Spreadsheet 接続プロパティにスプレッドシートの名前またはフィードリンクを設定します。Google Drive のスプレッドシートの情報一覧を表示したい場合は、認証後にSpreadsheets ビューにクエリを実行します。
ClientLogin(ユーザー名 / パスワード認証)は、2012年4月20日より正式に非推奨となり、現在は利用できません。代わりに、OAuth 2.0 認証規格を使用してください。 個々のユーザーに代わってGoogle API にアクセスするには、埋め込みクレデンシャルを使用するか、独自のOAuth アプリを登録します。
OAuth は、Google Apps ドメインのユーザーに代わって、サービスアカウントを使って接続することもできます。サービスアカウントで認証するには、OAuth JWT 値を取得するためのアプリケーションを登録する必要があります。
Google アカウント、Google Apps アカウント、二段階認証を使用するアカウントなど、様々なアカウントタイプでGoogle スプレッドシートに接続する方法は、ヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。
組み込みの接続文字列デザイナー
JDBC URL の作成の補助として、Google Sheets JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーが使用できます。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインからjar ファイルを実行します。
java -jar cdata.jdbc.googlesheets.jar
接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
一般的な接続文字列:
jdbc:googlesheets:Spreadsheet=MySheet;InitiateOAuth=GETANDREFRESH
- 「テスト接続」をクリックして、接続が正しく設定されていることを確認します。
- 「終了」をクリックします。
Google Sheets のデータにクエリを実行
これで、接続できたことで公開されたテーブルのデータにクエリを実行できるようになりました。テーブルを右クリックし、「ビュー表」をクリックします。「データ」タブでデータを確認できます。
