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詳細はこちら →Power View でのMySQL のデータのインポートとビジュアライズ
Excel でMySQL のデータを使ったデータビジュアライゼーションを作成します。
最終更新日:2022-10-10
こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。
Excel に組み込まれているODBC サポートを使用して、MySQL のデータを使用したPower View レポートを素早く作成できます。この記事では、Data リボンからアクセスできるData Connection Wizard を使用して、MySQL をPower View レポートにインポートする方法を説明します。
CData ODBC ドライバとは?
CData ODBC ドライバは、以下のような特徴を持ったリアルタイムデータ連携ソリューションです。
- MySQL をはじめとする、CRM、MA、会計ツールなど多様なカテゴリの270種類以上のSaaS / オンプレミスデータソースに対応
- 多様なアプリケーション、ツールにMySQL のデータを連携
- ノーコードでの手軽な接続設定
- 標準 SQL での柔軟なデータ読み込み・書き込み
CData ODBC ドライバでは、1.データソースとしてMySQL の接続を設定、2.Power View 側でODBC Driver との接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。
CData ODBC ドライバのインストールとMySQL への接続設定
まずは、本記事右側のサイドバーからMySQL ODBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。
未指定の場合は、初めにODBC DSN で接続プロパティを指定します。ドライバーのインストールの最後にアドミニストレーターが開きます。Microsoft ODBC Data Source Administrator を使用して、ODBC DSN を作成および構成できます。
Server およびPort プロパティがMySQL への接続には必須です。IntegratedSecurity をFALSE に設定した場合、User、Password も必須になります。 オプションで、Database を設定することもできます。Database は設定がない場合すべてのデータベースを使えるようになります。
パスワード方式によるSSH 接続
パスワード方式によるSSH接続時に必要なプロパティ一覧を以下に示します。
- User: MySQL のユーザ
- Password: MySQL のパスワード
- Database: MySQL の接続先データベース
- Server: MySQL のサーバー
- Port: MySQL のポート
- UserSSH: "true"
- SSHAuthMode: "Password"
- SSHPort: SSH のポート
- SSHServer: SSH サーバー
- SSHUser: SSH ユーザー
- SSHPassword: SSH パスワード
接続文字列形式では以下のようになります。
User=admin;Password=adminpassword;Database=test;Server=mysql-server;Port=3306;UseSSH=true;SSHAuthMode=Password;SSHPort=22;SSHServer=ssh-server;SSHUser=root;SSHPassword=sshpasswd;
公開鍵認証方式方式によるSSH 接続
公開鍵認証によるSSH接続時に必要なプロパティ一覧を以下に示します。
- User: MySQL のユーザ
- Password: MySQL のパスワード
- Database: MySQL の接続先データベース
- Server: MySQL のサーバー
- Port: MySQL のポート
- UserSSH: "true"
- SSHAuthMode: "Public_Key"
- SSHClientCertType: キーストアの種類
- SSHPort: SSH のポート
- SSHServer: SSH サーバー
- SSHUser: SSH ユーザー
- SSHClientCert: 秘密鍵ファイルのパス
接続文字列形式では以下のようになります。
User=admin;Password=adminpassword;Database=test;Server=mysql-server;Port=3306;UseSSH=true;SSHAuthMode=Public_Key;SSHClientCertType=PUBLIC_KEY_FILE;SSHPort=22;SSHServer=ssh-server;SSHUser=root;SSHClientCert=C:\Keys\key.pem;
DSN を構成する際に、Max Rows プロパティを定めることも可能です。これによって返される行数が制限されるので、ビジュアライゼーション・レポートのデザイン時のパフォーマンスを向上させるのに役立ちます。
Data Connection Wizard で接続
以下のステップに従って、Excel のData Connection Wizard からDSN に接続します。
- [Data]タブで、[From Other Sources]->[From Data Connection Wizard]とクリックします。
- [Data Connection Wizard]で[ODBC DSN]オプションを選択します。
- リストから[ODBC DSN for MySQL]を選択します。
操作するテーブルを選択します。
複数のテーブルをインポートする場合は、[Connect to a specific table]オプションの選択を解除します。データソースに接続したら、複数のテーブルを選択できます。[Finish]をクリックして[Data Connection Wizard]を閉じた後、[Select Table]ダイアログで[Enable selection of multiple tables]オプションを選択します。
- [Import Data]ダイアログで、データのインポート先を選択します。例えば、[Table]オプションと[Existing worksheet]オプションを選択します。次に、結果を出力するワークシートのセルをクリックします。
- [Insert]->[Power View]とクリックして新しいPower View レポートを作成します。
テーブルの作成
テーブルは、チャートやその他のデータの表現の開始点です。テーブルを作成するには、フィールドリストでカラムを選択します。テーブル名とカラム名をビューにドラッグアンドドロップすることも可能です。

データのビジュアライゼーションを作成
[Design]タブで、テーブルをチャートやその他のビジュアライゼーションに変更できます。

MySQL からPower View へのデータ連携には、ぜひCData ODBC ドライバをご利用ください
このようにCData ODBC ドライバと併用することで、270を超えるSaaS、NoSQL データをコーディングなしで扱うことができます。30日の無償評価版が利用できますので、ぜひ自社で使っているクラウドサービスやNoSQL と合わせて活用してみてください。
CData ODBC ドライバは日本のユーザー向けに、UI の日本語化、ドキュメントの日本語化、日本語でのテクニカルサポートを提供しています。