PowerShell からNeo4J のデータに接続してデータの取得・CSV エクスポートを実行する方法

CData PowerShell Cmdlets を使って、Neo4J のデータに接続、データの取得・CSV エクスポートを実行する方法を紹介します。

加藤龍彦
デジタルマーケティング

最終更新日:2023-09-26

この記事で実現できるNeo4J 連携のシナリオ

こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。

CData Cmdlets for Neo4j を使えば、PowerShell からNeo4J に手軽に連携して、データのCRUD やエクスポートを実行できます。

本記事では、Neo4J への接続方法からCSV エクスポート、データの操作までサンプルコード付きで解説していきます。

Neo4J への接続を設定

それでは、まずはNeo4J への接続設定からはじめていきましょう。接続設定にはCData Neo4J Cmdlets が必要となります。右側のサイドバーから製品の全機能が使える30日間の無償トライアルがダウンロードできるので、ぜひご利用ください。

インストールが完了したら、プロファイルに以下の行を追加してください。次のPowerShell セッションでモジュールがロードされます。

    Import-Module Neo4jCmdlets;

Connect-Neo4j コマンドを使ってNeo4J との接続を設定します。各接続プロパティの取得方法は次に説明します。

    $conn = Connect-Neo4j  -Server "$Server" -Port "$Port" -User "$User" -Password "$Password"

Neo4j に接続するには、次の接続プロパティを設定します。

  • Server:Neo4j インスタンスをホスティングしているサーバー。
  • Port:Neo4j サービスが稼働しているポート。プロバイダーは、デフォルトでHTTP (7474) ポートに接続します。
  • User:Neo4j インスタンスを使用しているユーザーのユーザー名。
  • Password:Neo4j インスタンスを使用しているユーザーのパスワード。
  • Database:Neo4j インスタンスで対象とするデータベース。デフォルトは"neo4j" です。

これで接続設定は完了です。

Neo4J のデータを取得してCSV にパイプライン

接続が完了したので、ProductCategory テーブルデータを取得して結果をCSV ファイルにエクスポートします。

Select-Neo4j -Connection $conn -Table ProductCategory | Select -Property * -ExcludeProperty Connection,Table,Columns | Export-Csv -Path c:\myProductCategoryData.csv -NoTypeInformation

このコードでは、Select-Neo4j から取得した結果をSelect-Object に流して、Export-Csv に渡す前にいくつかのプロパティを除外しています。これは、CData Cmdlets が接続情報、テーブル、およびカラム情報を結果セットのそれぞれの行に挿入するためです。それらの情報を表示したくない場合に、Export-Csv コマンドに渡す前に除外を先に行い、そのあとでCSV ファイルにエクスポートします。


おわりに

このように、CData Cmdlets を使えばPowerShell でのNeo4J のデータへの連携をシンプルに実現できます。ぜひCData PowerShell Cmdlets の30日間無償トライアルをダウンロードして、シンプルかつパワフルなデータ連携をお試しください。

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