各製品の資料を入手。
詳細はこちら →製品をチェック
製品の詳細・30日間の無償トライアルはこちら
CData ConnectリアルタイムMicrosoft OneDrive のデータをPower Apps で作成したカスタムビジネスアプリに統合
CData Connect Server を使用してMicrosoft OneDrive のデータの仮想SQL Server データベースを作成し、リアルタイムMicrosoft OneDrive のデータをMicrosoft Power Apps で作成したアプリに統合します。
加藤龍彦デジタルマーケティング
最終更新日:2022-10-31
こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。
Power Apps は、カスタムソフトウェア開発の時間をかけずに、データに接続してWeb とモバイル全体で機能するカスタムビジネスアプリを構築および使用するためのサービスです。CData Connect Server と組み合わせると、Power Apps を使用して構築したアプリからMicrosoft OneDrive のデータにアクセスできます。この記事では、Power Apps からConnect Server に接続し、リアルタイムMicrosoft OneDrive のデータを使用してアプリを構築する方法を説明します。
CData Connect Server は、純粋なSQL インターフェースをMicrosoft OneDrive に提供し、データを複製せずにPower Apps からリアルタイムMicrosoft OneDrive のデータに簡単に連携できるようにします。、Power Apps は、CData Connect Server をSQL Server データベースとして認識し、最適化されたデータ処理を使用してサポートされているすべてのSQL 操作(フィルタ、JOIN など)をMicrosoft OneDrive に直接プッシュし、サーバーサイドの処理を利用して、Microsoft OneDrive のデータを素早く返します。
Microsoft OneDrive のデータの仮想SQL データベースを作成
CData Connect Server は、簡単なポイントアンドクリックインターフェースを使用してAPI を生成します。
- Connect Server にログインし、「Databases」をクリックします。
- 「Available Data Sources」から「Microsoft OneDrive」を選択します。
-
必要な認証プロパティを入力し、Microsoft OneDrive に接続します。
OneDrive 接続プロパティの取得・設定方法
OneDrive は接続にOAuth 認証を使用します。OAuth を使用して認証するには、OneDrive API 用のアプリを作成して、OAuth クライアントID、OAuth クライアントシークレット、およびコールバックURLを取得してください。OAuth 情報の取得については、MS 公式のこちらのページが参考になります。取得したこれらの情報をOAuthClientId、OAuthClientSecret、CallbackURL の接続プロパティに設定することで認証を設定できます。
認証についての詳細は、ヘルプドキュメントの「OAuth」のセクションをご確認ください。
- 「 Test Database」をクリックします。
- 「Permission」->「 Add」とクリックし、適切な権限を持つ新しいユーザー(または既存のユーザー)を追加します。
CData Connect Server に接続する
Connect Server を使用してMicrosoft OneDrive のデータをPower Apps に統合するには、新しいSQL Server 接続が必要です。
- Power Apps にログインします。
- 「Data」->「Connections」->「New connection」とクリックします。
- SQL Server を選択します。
- 接続ウィザードにて:
- 直接接続を選択します。
- SQL server name をConnect Server インスタンスのアドレスに設定します。(CONNECT_SERVER_URL)
- SQL database name を以前作成したMicrosoft OneDrive の仮想データベース名(onedrivedb など)に設定します。
- Username とPassword を設定し、「Create」をクリックします。
Microsoft OneDrive のデータを活用するアプリの構築
Connect Server への接続が構成されたら、リアルタイムMicrosoft OneDrive のデータをPower Apps で作成したアプリに統合する事ができるようになります。
- Power Apps にログインします。
- 「Create」をクリックし、「Start from data」にカーソルを合わせて「Make this app」をクリックします。
- 作成したSQL Server 接続を選択します。
- 使用するテーブルを検索または選択します。
- 「Connect」をクリックします。
- 新しく作成したアプリのレイアウトや、BrowseScreen、DetailScreen、EditScreen で表示されるフィールドの設定などを、ほかのアプリと同じようにカスタマイズします。
これで、組織内で使用するために保存・公開することができるリアルタイムMicrosoft OneDrive のデータへの読み取りアクセスが可能なアプリが完成しました。
アプリケーションからMicrosoft OneDrive のデータへのSQL アクセス
Microsoft Power Apps からリアルタイムMicrosoft OneDrive のデータへの直接接続ができるようになりました。これで、Microsoft OneDrive のデータを複製せずにより多くの接続とアプリを作成してビジネスを推進できます。
アプリケーションから直接250+ SaaS 、Big Data 、NoSQL ソースへのSQL データアクセスを取得するには、CData Connect Server を参照してください。