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詳細はこちら →PowerPivot でRaisers Edge NXT のデータを連携して取得し分析
この記事では、PowerPivot からCData ODBC Driver を使う方法を説明します。「Table Import Wizard」を使ってRaisers Edge NXT のデータをロードします。インポートに使うクエリをビジュアルに作成、あるいはドライバーがサポートするSQL を使って作成できます。
最終更新日:2022-02-13
こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。
ODBC プロトコルは多くのBI および帳票ツールで多様なデータベースのデータにアクセスするために使われています。CData ODBC Drive を使って、簡単にRaisers Edge NXT をデータ連携できます。この記事では、CData Driver for RaiserEdgeNXT を使ってPowerPivot にデータをインポートします。
CData ODBC ドライバとは?
CData ODBC ドライバは、以下のような特徴を持ったリアルタイムデータ連携ソリューションです。
- Raisers Edge NXT をはじめとする、CRM、MA、会計ツールなど多様なカテゴリの270種類以上のSaaS / オンプレミスデータソースに対応
- 多様なアプリケーション、ツールにRaisers Edge NXT のデータを連携
- ノーコードでの手軽な接続設定
- 標準 SQL での柔軟なデータ読み込み・書き込み
CData ODBC ドライバでは、1.データソースとしてRaisers Edge NXT の接続を設定、2.PowerPivot 側でODBC Driver との接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。
CData ODBC ドライバのインストールとRaisers Edge NXT への接続設定
まずは、本記事右側のサイドバーからRaiserEdgeNXT ODBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。
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接続プロパティが未設定の場合には、DSN(データソース名)の設定を行います。Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使ってODBC DSN を作成および設定できます。
未指定の場合は、初めにODBC DSN (data source name) で接続プロパティを指定します。ドライバーのインストールの最後にアドミニストレーターが開きます。Microsoft ODBC Data Source Administrator を使用して、ODBC DSN を作成および構成できます。
BlackBaud Raiser's Edge NXT 接続プロパティの取得・設定方法
接続設定の前に、BlackBaud Raiser's Edge NXT Profile にあるSubscriptionKey を取得しておいてください。
BlackBaud Raiser's Edge NXT への認証(OAuth)
BlackBaud Raiser's Edge NXT は、OAuth 認証規格を使用します。すべてのフローにおいて、以下の設定が必要です。
- AuthScheme をOAuth に設定
- SubscriptionKey をお使いのSubscription Key に設定
- 認可アカウントでBlackBaud Raiser's Edge NXT を有効にし、結果を取得
この設定ののち、続けてOAuth 設定を行います。設定方法は、ヘルプドキュメント の「OAuth」セクションを参照してください。
Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターで必要なプロパティを設定する方法は、ヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。
- Excel で[PowerPivot]タブの[管理]アイコンをクリックしてPowerPivot を開きます。
[外部データソースの取り込み]から[その他のソース]ボタンをクリックします。
- OLEDB/ODBC ソースオプションを選択して、[次へ]をクリックします。
- [ビルド]をクリックして[データリンクプロパティ]ダイアログを開きます。このダイアログでは、DSN に基づいて自動的に接続文字列がビルドされます。
- [プロバイダー]タブで[Microsoft OLEDB Provider for ODBC Drivers]オプションを選択します。
- [接続]タブで[データソース名を使用する]オプションを選択して、メニューからRaisers Edge NXT DSN を選択します。CData Raisers Edge NXT Source DSN はインストール時に作成されます。
Raisers Edge NXT のデータをインポート
下記の手順に従って、ウィザードを使ってRaisers Edge NXT のテーブルからデータをロードします。Raisers Edge NXT のカラムをウィザードを使って選択、フィルタ、およびソートすると、PowerPivot は実行されるクエリを生成します。
- [テーブルのインポートウィザード]でDSN を選択してから、[テーブルとビューの一覧から選択し、インポートするデータを選択する]オプションを選択すると、Raisers Edge NXT で利用できるテーブルとビューのリストを見ることができます。
- [プレビューとフィルター]をクリックして特定のカラムを選択、データをソート、およびフィルタをカラム値に基づいて視覚的にビルドします。
カスタムクエリインポート
インポートするテーブルを選ぶ以外に、特定のカラムをインポートするクエリの指定やフィルタの定義もできます。ドライバーは元になるRaisers Edge NXT API に相当する、シンプルで直観的なSQL ダイアレクトをサポートします。
- [テーブルのインポートウィザード]でDSN を選択してから、[インポートするデータを指定するクエリを記述する]オプションを選択してクエリを書きます。
[SQL ステートメント]ボックスにクエリを入れます。[検証]をクリックしてクエリステートメントが有効かどうかを確認します。[デザイン]をクリックして結果をプレビューし、インポートする前にクエリを直します。
WHERE 句を使ってフィルタライテリアクを指定できます。利用可能なSQL 機能の例については、ヘルプドキュメントの「サポートされるSQL」を参照してください。
- ウィザードを終了して選んだクエリでデータをインポートします。
Raisers Edge NXT からPowerPivot へのデータ連携には、ぜひCData ODBC ドライバをご利用ください
このようにCData ODBC ドライバと併用することで、270を超えるSaaS、NoSQL データをコーディングなしで扱うことができます。30日の無償評価版が利用できますので、ぜひ自社で使っているクラウドサービスやNoSQL と合わせて活用してみてください。
CData ODBC ドライバは日本のユーザー向けに、UI の日本語化、ドキュメントの日本語化、日本語でのテクニカルサポートを提供しています。