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詳細はこちら →SnapLogic でFacebook Ads を外部サービスに連携
CData JDBC Driver を使用して、SnapLogic と外部サービスを連携。
最終更新日:2021-11-05
この記事で実現できるFacebook Ads 連携のシナリオ
こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。
SnapLogic はintegration Platform-as-a-Service(iPaaS)であり、ユーザーはノーコードでデータ連携フローを作成できます。CData JDBC ドライバと組み合わせることで、ユーザーはSnapLogic ワークフローからFacebook Ads を含む250を超えるSaaS、ビッグデータ、NoSQL データソースのリアルタイムデータに接続できます。
組み込みの最適化されたデータ処理によって、CData JDBC Driver はリアルタイムFacebook Ads のデータを高速に扱えます。プラットフォームがFacebook Ads に複雑なSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされているSQL 操作をFacebook Ads に直接プッシュし、サポートされていない操作(主にSQL 関数とJOIN 操作)は組み込みSQL エンジンを利用してクライアント側で処理します。組み込みの動的メタデータクエリを使用すると、ネイティブデータソース型を使用してFacebook Ads のデータを操作することができます。
SnapLogic からFacebook Ads に接続する
SnapLogic からFacebook Ads のデータに接続するには、CData Facebook Ads JDBC Driver をダウンロードしてインストールします。インストール画面に従ってください。インストールが完了すると、インストール先のディレクトリ(デフォルトでは、C:/Program Files/CData/CData JDBC Driver for FacebookAds/lib)にJAR ファイルが作成されます。
Facebook Ads JDBC Driver をアップロードする
インストール後、JDBC JAR ファイルをSnapLogic 内のディレクトリ(例えば、projects/Jerod Johnson)にManager タブからアップロードします。

接続を設定する
JDBC Driver がアップロードされると、Facebook Ads への接続を作成できます。
- Designer タブに移動します。
- Snaps から「JDBC」を展開して、「Generic JDBC - Select」snap をdesigner にドラッグします。
- Add Account をクリック(または既存のものを選択)して、「Continue」をクリックします。
- 次のフォームでは、JDBC 接続プロパティを設定します。
- JDBC JARs 以下にアップロードしたJAR ファイルを追加します。
- JDBC Driver Class をcdata.jdbc.facebookads.FacebookAdsDriver に設定します。
JDBC URL をFacebook Ads JDBC Driver 用のJDBC 接続文字列に設定します。例えば、
jdbc:facebookads:RTK=XXXXXX;InitiateOAuth=GETANDREFRESH
です。NOTE: RTK は評価版もしくは製品版のキーです。詳しくは、CData のサポートチームにご連絡ください。
組み込みの接続文字列デザイナー
JDBC URL の作成の補助として、Facebook Ads JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーが使用できます。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインからjar ファイルを実行します。
java -jar cdata.jdbc.facebookads.jar
接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
Facebook Ads 接続プロパティの取得・設定方法
ほとんどのテーブルで、アプリケーション認証と同様にユーザー認証を必要とします。Facebook Ads はユーザー認証にOAuth 標準を使用しています。Facebook への認証には、組み込み認証を使用してブラウザ経由で完結することもできますし、Facebook にアプリを登録することで独自のOAuthClientId、OAuthClientSecret、CallbackURL を取得することもできます。
の設定方法については、ヘルプドキュメントの「OAuth」セクションを参照してください。
任意で以下の項目を設定して、フィルタリングや集計を行うもできます。必要に応じてご利用ください。
- Target:Facebook データのテーブルのいくつかはターゲットでフィルタリングできます。例えば、動画のコメントを取得するにはターゲットに動画のID を指定します。このプロパティは、クエリ結果を指定されたターゲットに合致するレコードにフィルタリングします。Target カラムを使ってクエリ毎にこの制限をかけることができます。
- AggregateFormat:CData 製品は、いくつかのカラムを文字列集合として返します。例えば、エンティティのいいねデータは集計されて返されます。デフォルトでは、CData 製品はJSON で集計カラムを返します。集計をXML で返すことも可能です。
- RetryLevel:このプロパティを使用して、特定の広告インサイトのクエリとエラーに対するクエリの自動再試行を制御します。
- 接続プロパティの入力後、「Validate」、そして「Apply」をクリックします。
Facebook Ads のデータを読み込む
接続を検証、適用後に開くフォームで、クエリを設定します。
- Schema name を"FacebookAds" に設定します。
- Table name を、スキーマ名を使用したFacebook Ads 用のテーブルに設定します。例えば、"FacebookAds"."AdAccounts" です(ドロップダウンを使用して利用可能なテーブルの全リストを確認できます)。
- テーブルから、使用したい項目ごとにOutput fields を追加します。

Generic JDBC - Select snap を保存します。
接続とクエリを設定したら、snap の終端部分(以下のハイライト部分)をクリックしてデータをプレビューします。

結果が期待どおりのものであることを確認したら、他のsnap を追加してFacebook Ads のデータを別のエンドポイントに渡すこともできます。

Facebook Ads のデータを外部サービスにパイプ
本記事では、データをGoogle Spreadsheet にロードします。他のあらゆるサポートされているsnap が使用でき、Generic JDBC snap を他のCData JDBC ドライバと利用してデータを外部サービスに移すこともできます。
- まず、「Worksheet Writer」snap を"Generic JDBC - Select" snap の終端部分にドロップします。
- Google Sheets に接続するアカウントを追加します。
- Worksheet Writer snap を、Facebook Ads のデータをGoogle Spreadsheet に書き込むよう設定します。
これで、接続済みのパイプラインを実行してFacebook Ads からデータを抽出し、Google Spreadsheet にプッシュできます。

詳細情報と無償評価版
CData JDBC Driver for FacebookAds を使えば、Facebook Ads のデータを外部サービスに連携するためのパイプラインをSnapLogic で作成できます。Facebook Ads への接続に関する詳細については、CData のFacebook Ads 連携ページを参照してください。30日の無償評価版をダウンロードして今すぐ使い始めましょう。