各製品の資料を入手。
詳細はこちら →
製品をチェック
MYOB AccountRight のデータをR で分析：ODBC での接続
データビジュアライゼーション、ハイパフォーマンスな統計関数を使ってMYOB AccountRight をMicrosoft R Open で分析。
最終更新日：2022-04-05
こんにちは！ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。
R スクリプトおよび 標準SQL を使ってMYOB AccountRight にアクセス。CData ODBC Driver for MYOB とRODBC package を使って、R でリモートMYOB AccountRight を利用できます。CData Driver を使うことで、オープンソースでポピュラーなR 言語のデータにアクセスできます。この記事では、ドライバーを使ってMYOB AccountRight にSQL クエリを実行する方法、およびR でMYOB AccountRight をビジュアライズする方法について説明します。
CData ODBC ドライバとは？
CData ODBC ドライバは、以下のような特徴を持ったリアルタイムデータ連携ソリューションです。
- MYOB AccountRight をはじめとする、CRM、MA、会計ツールなど多様なカテゴリの270種類以上のSaaS / オンプレミスデータソースに対応
- 多様なアプリケーション、ツールにMYOB AccountRight のデータを連携
- ノーコードでの手軽な接続設定
- 標準 SQL での柔軟なデータ読み込み・書き込み
CData ODBC ドライバでは、1.データソースとしてMYOB AccountRight の接続を設定、2.R 側でODBC Driver との接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。
CData ODBC ドライバのインストールとMYOB AccountRight への接続設定
まずは、本記事右側のサイドバーからMYOB ODBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。
接続プロパティの指定がまだの場合は、まずODBC DSN （データソース名）で接続設定を行います。これはドライバーのインストール時に自動的に立ち上がります。Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使ってODBC DSN を作成および設定できます。
MYOB への接続
MYOB 会社ファイルに接続するには、CompanyFileId をデータを取得したい会社ファイルのID に設定します。指定しない場合は、最初に返された会社ファイルのID（アルファベット順にソート）が使用されます。
この接続プロパティは、CompanyFiles ビューを除くすべてのテーブルおよびビューにアクセスするために必要です。CompanyFiles ビューは、アカウントに紐づく会社ファイル（およびその関連ID）を表示するために使用できます。会社ファイルのID がわからない場合は、このビューを使用してください。
次のプロパティを追加設定します。
| オンプレミスインスタンス | Instance：OnPremise に設定。 |
| AuthScheme：Basic に設定。 | |
| User：会社のファイルに紐づいているユーザー名。会社ファイルを作成すると、Administrator というユーザーアカウントが自動的に作成されます。デフォルトでは、Administrator ユーザーアカウントにはパスワードが割り当てられません。 | |
| InitiateOAuth：OFF。 | |
| Url：MYOB インスタンスのURL。 | |
| クラウドインスタンス | Instance：Cloud に設定。 |
| AuthScheme：OAuth に設定。 | |
| InitiateOAuth：GETANDREFRESH。 | |
| User：会社のファイルに紐づいているユーザー名。 | |
| Password：（パスワードが設定されている場合）会社ファイルの認可されたユーザーのパスワードに設定。 |
OAuth で認証する場合は、さらにヘルプドキュメントを参照してください。
RODBC パッケージをロード
ドライバーを使うにはRODBC パッケージをダウンロードします。RStudio で［Tools］>［Install Packages］をクリックし、RODBC を［Packages］ボックスに入力します。
RODBC パッケージをインストールしたら、次のコードを入力してパッケージをロードします。
library(RODBC)
ODBC データソースとしてMYOB AccountRight のデータに連携
次のコードを使ってR のDSN に接続できます：
conn <- odbcConnect("CData MYOB AccountRight Source")
スキーマ検出
ドライバーはMYOB AccountRight API をリレーショナルデータベース、ビュー、ストアドプロシージャとしてモデル化します。次のコードを使ってテーブルリストを検出します。
sqlTables(conn)
SQL クエリの実行
sqlQuery 関数を使ってMYOB AccountRight API がサポートするすべてのSQL クエリを実行します。
accounts <- sqlQuery(conn, "SELECT Id, Name FROM Accounts WHERE Type = 'Bank'", believeNRows=FALSE, rows_at_time=1)
次のコマンドを使って、結果を［data viewer］ウィンドウで見ることができます。
View(accounts)
MYOB AccountRight のデータをプロット
これで、CRAN レポジトリで利用可能なあらゆるデータビジュアライゼーションパッケージを使ってMYOB AccountRight を分析できます。ビルトインのbar plot 関数を使って簡単なバーを作成できます：
par(las=2,ps=10,mar=c(5,15,4,2))
barplot(accounts$Name, main="MYOB AccountRight Accounts", names.arg = accounts$Id, horiz=TRUE)
MYOB AccountRight からR へのデータ連携には、ぜひCData ODBC ドライバをご利用ください
このようにCData ODBC ドライバと併用することで、270を超えるSaaS、NoSQL データをコーディングなしで扱うことができます。30日の無償評価版が利用できますので、ぜひ自社で使っているクラウドサービスやNoSQL と合わせて活用してみてください。
CData ODBC ドライバは日本のユーザー向けに、UI の日本語化、ドキュメントの日本語化、日本語でのテクニカルサポートを提供しています。
関連コンテンツ
