各製品の資料を入手。
詳細はこちら →OData SDK for PHP を使ってOracle HCM Cloud のデータを取得
CData Connect Cloud を使えば、OData を使ってOracle HCM Cloud のデータにアクセスできます。CData Connect Cloud とOData PHP SDK を利用することで、Oracle HCM Cloud のエンティティをPHP で取得して、オブジェクトとしてモデル化できます。
最終更新日:2022-11-25
こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。
CData Connect Cloud はOracle HCM Cloud のデータをWeb サービスとして公開します。 この記事の手順を実行することで、Oracle HCM Cloud のデータをPHP オブジェクトとして扱うことができるようになります。
CData Connect Cloud はOracle HCM Cloud のデータへのクラウドベースのOData インターフェースを提供し、ODataPHP SDK からOracle HCM Cloud のデータへのリアルタイム連携を実現します。
Connect Cloud アカウントの取得
以下のステップを実行するには、CData Connect Cloud のアカウントが必要になります。こちらから製品の詳しい情報とアカウント作成、30日間無償トライアルのご利用を開始できますので、ぜひご利用ください。
Connect Cloud を構成
ODataPHP SDK でOracle HCM Cloud のデータを操作するには、Connect Cloud からOracle HCM Cloud に接続し、コネクションにユーザーアクセスを提供してOracle HCM Cloud のデータのOData エンドポイントを作成する必要があります。
Oracle HCM Cloud に接続したら、目的のテーブルのOData エンドポイントを作成します。
(オプション)新しいConnect Cloud ユーザーの追加
必要であれば、Connect Cloud 経由でOracle HCM Cloud に接続するユーザーを作成します。
- 「Users」ページに移動し、 Invite Users をクリックします。
- 新しいユーザーのE メールアドレスを入力して、 Send をクリックしてユーザーを招待します。
- 「Users」ページからユーザーを確認および編集できます。
パーソナルアクセストークンの追加
OAuth 認証をサポートしていないサービス、アプリケーション、プラットフォーム、またはフレームワークから接続する場合は、認証に使用するパーソナルアクセストークン(PAT)を作成できます。きめ細かなアクセス管理を行うために、サービスごとに個別のPAT を作成するのがベストプラクティスです。
- Connect Cloud アプリの右上にあるユーザー名をクリックし、「User Profile」をクリックします。
- 「User Profile」ページで「Access Token」セクションにスクロールし、 Create PAT をクリックします。
- PAT の名前を入力して Create をクリックします。
- パーソナルアクセストークンは作成時にしか表示されないため、必ずコピーして安全に保存してください。
Connect Cloud からOracle HCM Cloud に接続
CData Connect Cloud では、簡単なクリック操作ベースのインターフェースでデータソースに接続できます。
- Connect Cloud にログインし、 Add Connection をクリックします。
- 「Add Connection」パネルから「Oracle HCM Cloud」を選択します。
-
必要な認証プロパティを入力し、Oracle HCM Cloud に接続します。
Using Basic Authentication
Oracle HCM Cloud への認証には、以下を設定する必要があります。
- Url:アカウントのURL。
- User:アカウントのユーザー。
- Password:アカウントのパスワード。
- Create & Test をクリックします。
- 「Add Oracle HCM Cloud Connection」ページの「Permissions」タブに移動し、ユーザーベースのアクセス許可を更新します。
Connect Cloud にOracle HCM Cloud OData エンドポイントを追加する
Oracle HCM Cloud に接続したら、目的のテーブルのOData エンドポイントを作成します。
- OData ページに移動し、 Add をクリックして新しいOData エンドポイントを作成します。
- Oracle HCM Cloud 接続(例:OracleHCM1)を選択し、Next をクリックします。
- 使用するテーブルを選択し、「Confirm」をクリックします。
コネクションとOData エンドポイントを設定したら、ODataPHP SDK からOracle HCM Cloud のデータに接続できます。
-
まずは、ODataPHP SDK を使用してCData Connect Cloud が公開したWeb サービスに接続するプロキシクラスを作成します。
URI 部分を書き換えて、次のようなコマンドを実行してください。
php C:\PHPLib\ODataphp\PHPDataSvcUtil.php /uri=https://your-server:8032/api.rsc/@your-personal-access-token/ /out=C:\PHPLib\ODataphp\OracleHCMEntities.php
このコマンドは、OData エンドポイントが返すメタデータからクラスを定義して、指定したフォルダにクラスの定義を出力します。
CData Connect Cloud およびOData SDK for PHP は、どちらもフォームとWindows 認証をサポートします。CData Connect Cloud はOData エンドポイントへのアクセスが認可されたユーザーの認証に、パーソナルアクセストークンを使用します。パーソナルアクセストークンはHTTP Basic 認証の際に渡したり、OData URL に付加することで使用できます。
認証済みのユーザーは、CData Connect Cloud の管理コンソールのUsers セクションで設定できます。
-
これで、PHP のオブジェクト指向インターフェースを使ってOracle HCM Cloud のデータにアクセスできます。以下のコードはRecruitingCESites テーブルのレコードを作成してリアルタイムデータを取得し、新しく作成したレコードを表示します。
require_once 'OracleHCMEntities.php'; try{ $svc = new CDataAPI(); $recruitingcesites = new RecruitingCESites(); $recruitingcesites->Language = 'English'; $svc->AddToRecruitingCESites($recruitingcesites); $svc->SetSaveChangesOptions(SaveChangesOptions::None); $svc->SaveChanges(); $response = $svc->recruitingcesites()->Execute(); foreach($response->Result as $recruitingcesites) echo $recruitingcesites->SiteId.""; } catch (Exception $e) { //CData Connect Cloud からのエラーをキャッチ echo $e->getError(), "\n"; }
おl>