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CData ConnectOData SDK for PHP を使ってAzure Data Catalog のデータを取得
CData Connect Server を使えば、OData を使ってAzure Data Catalog のデータにアクセスできます。CData Connect Server とOData PHP SDK を利用することで、Azure Data Catalog のエンティティをPHP で取得して、オブジェクトとしてモデル化できます。
加藤龍彦デジタルマーケティング
最終更新日:2022-11-25
こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。
CData Connect Server はAzure Data Catalog のデータをWeb サービスとして公開します。 この記事の手順を実行することで、Azure Data Catalog のデータをPHP オブジェクトとして扱うことができるようになります。
CData Connect Server はAzure Data Catalog のデータへのクラウドベースのOData インターフェースを提供し、ODataPHP SDK からAzure Data Catalog のデータへのリアルタイム連携を実現します。
Azure Data Catalog の仮想OData API エンドポイントを作成
まずCData Connect Server でデータソースへの接続およびOData API エンドポイント作成を行います。
- CData Connect Server にログインして、「DATA MODEL」をクリックします。
- 利用できるデータソースアイコンから"Azure Data Catalog" を選択します。
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Azure Data Catalog に接続するために必要なプロパティを入力します。
Azure Data Catalog 接続プロパティの取得・設定方法
OAuth 認証で接続
Azure Data Catalog の認証にはOAuth を使用します。CData 製品では組込みOAuth が利用できるので、接続プロパティを設定することなく接続を試行するだけで、ブラウザ経由でAAS に認証できます。詳しい設定方法については、ヘルプドキュメントの「Azure Data Catalog への認証」セクションを参照してください。
設定は任意ですが、CatalogName プロパティを設定することでAzure Data Catalog から返されるカタログデータを明示的に指定できます。
CatalogName:Azure Data Catalog に紐づいているカタログ名に設定。空のままにすると、デフォルトのカタログが使用されます。カタログ名は、「Azure Portal」->「データカタログ」->「カタログ名」から取得できます。
- 「Test Connection」をクリックします。
- 「USERS」 -> Add をクリックして、新しいユーザーを追加し、適切な権限を指定します。
- API タブをクリックして OData API エンドポイントが生成されていることを確認します。
コネクションとOData エンドポイントを設定したら、PHP からAzure Data Catalog のデータに接続できます。
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まずは、ODataPHP SDK を使用してCData Connect Server が公開したWeb サービスに接続するプロキシクラスを作成します。
URI 部分を書き換えて、次のようなコマンドを実行してください。
php C:\PHPLib\ODataphp\PHPDataSvcUtil.php /uri=https://your-server:8032/api.rsc/@your-authtoken/ /out=C:\PHPLib\ODataphp\AzureDataCatalogEntities.php
このコマンドは、OData エンドポイントが返すメタデータからクラスを定義して、指定したフォルダにクラスの定義を出力します。
CData Connect Server およびOData SDK for PHP は、どちらもフォームとWindows 認証をサポートします。CData Connect Server はOData エンドポイントへのアクセスが認可されたユーザーの認証に、認証トークンを使用します。認証トークンはHTTP Basic 認証の際に渡したり、OData URL に付加することで使用できます。
認証済みのユーザーは、CData Connect Server の管理コンソールのUsers セクションで設定できます。
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これで、PHP のオブジェクト指向インターフェースを使ってAzure Data Catalog のデータにアクセスできます。以下のコードはTables テーブルのレコードを作成してリアルタイムデータを取得し、新しく作成したレコードを表示します。
require_once 'AzureDataCatalogEntities.php'; try{ $svc = new CDataAPI(); $tables = new Tables(); $tables->Name = 'FactProductInventory'; $svc->AddToTables($tables); $svc->SetSaveChangesOptions(SaveChangesOptions::None); $svc->SaveChanges(); $response = $svc->tables()->Execute(); foreach($response->Result as $tables) echo $tables->DslAddressDatabase.""; } catch (Exception $e) { //CData Connect Server からのエラーをキャッチ echo $e->getError(), "\n"; }
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