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CData ConnectExcel からSAP リアルタイムデータに接続
CData Connect Server を使ってExcel シートからSAP リアルタイムデータに接続します。
古川えりかコンテンツスペシャリスト
最終更新日:2022-06-02
こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。
Microsoft Excel は、言わずとしれたMicrosoft の表計算ソフトです。CData Connect Server と組み合わせることで、Excel からSAP のデータに手軽にアクセスし、分析、共有、表計算などの用途に使用できます。この記事では、Connect Cloud でSAP に接続し、Excel シートからSAP のデータにアクセスする方法を説明します。
CData Connect Server は、SAP にクラウドインターフェースを提供し、Excel からSAP リアルタイムデータへのアクセスを簡単に実現します。パートナー認定済みのConnect Cloud アドインを使用するだけでクエリを生成でき、自分でカスタムクエリを書くこともできます。CData Connect Server は最適化されたデータ処理を使用して、サポートされているすべてのSQL 操作(フィルタ、JOIN など)をSAP に直接発行し、サーバー側の処理を利用して、SAP のデータを高速で返します。
以下のステップでは、CData Connect Server のインスタンスおよびCData Connect Excel Add-Ins が必要になります。まずは、こちらからConnect Server およびCData Connect Excel Add-Ins をダウンロードしてください。
SAP の仮想OData API エンドポイントを作成
まず、CData Connect Server でデータソースへの接続およびOData API エンドポイント作成を行います。
- CData Connect Server にログインして、「DATA MODEL」をクリックします。
- 利用できるデータソースアイコンから"SAP" を選択します。
-
SAP に接続するために必要なプロパティを入力します。
SAP への接続はlibrfc32.dll、librfc32u.dll、NetWeaver、Web Services (SOAP) のどれかで行います。 ConnectionType 接続プロパティをCLASSIC (librfc32.dll)、CLASSIC_UNICODE (librfc32u.dll)、NETWEAVER、SOAP に設定します。
SOAP を使う場合、Client、RFCUrl、SystemNumber、User、Password のプロパティを設定します。
それ以外の方法の場合、Host、User、Password、Client、SystemNumber を指定します。
Note: librfc32.dll やその他のSAP 接続には対応しておりません。SAP インストールから対応する接続モジュールをマシンにインストールしておいてください。
詳細情報はobtaining the connection properties を参照してください。
- 「Test Connection」をクリックします。
- 「USERS」 -> Add をクリックして、新しいユーザーを追加し、適切な権限を指定します。
- API タブをクリックして OData API エンドポイントが生成されていることを確認します。
コネクションとOData エンドポイントを設定したら、Excel からSAP のデータに接続できます。
SAP リアルタイムデータにExcel からアクセス
以下のステップでは、Excel からCData Connect Server に接続して新しいSAP のデータソースを作成する方法を説明します。
- こちらからCData Connect Excel Add-Ins をダウンロード・インストールします。
- Excel を起動して、新しいシートを作成、または既存のシートを開きます。
- 「CData」タブをクリックしてリボンから「データの取得」をクリックします。
- 「取得元:CData Connect Server」をクリックすると「CData 接続エディタ」が表示されるので、以下の情報を入力します。
- Auth Scheme: Basic
- User: Connect Server で使用するユーザー名
- Password: Connect Server の「USER」タブから取得できるAuthToken
- URL: Connect Server の「ENDPOINTS」タブから取得できるREST エンドポイント
- 入力後、「接続テスト」を実行して成功であれば、準備は完了です。
- 「CData クエリ」画面が表示されるので、「選択」からお好みのテーブルを選択するとプレビュー後、シートにデータを表示できます。



Excel からSAP のデータへのライブアクセス
以上で、Excel ブックからSAP のデータへのクラウド接続が実現します。同様の操作で、データをさらに追加して表計算、集計、共有などの用途に使用できます。

クラウドアプリケーションから100を超えるSaaS 、ビッグデータ、DWH データソースへのリアルタイムデータアクセスを実現するCData Connect Server の30日間無償トライアルを、ぜひお試しください。