各製品の資料を入手。
詳細はこちら →製品をチェック
製品の詳細・30日間の無償トライアルはこちら
CData ConnectOData SDK for PHP を使ってSAP HANA XS Advanced のデータを取得
CData Connect Server を使えば、OData を使ってSAP HANA XS Advanced のデータにアクセスできます。CData Connect Server とOData PHP SDK を利用することで、SAP HANA XS Advanced のエンティティをPHP で取得して、オブジェクトとしてモデル化できます。
加藤龍彦デジタルマーケティング
最終更新日:2022-11-25
こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。
CData Connect Server はSAP HANA XS Advanced のデータをWeb サービスとして公開します。 この記事の手順を実行することで、SAP HANA XS Advanced のデータをPHP オブジェクトとして扱うことができるようになります。
CData Connect Server はSAP HANA XS Advanced のデータへのクラウドベースのOData インターフェースを提供し、ODataPHP SDK からSAP HANA XS Advanced のデータへのリアルタイム連携を実現します。
SAP HANA XS Advanced の仮想OData API エンドポイントを作成
まずCData Connect Server でデータソースへの接続およびOData API エンドポイント作成を行います。
- CData Connect Server にログインして、「DATA MODEL」をクリックします。
- 利用できるデータソースアイコンから"SAP HANA XS Advanced" を選択します。
-
SAP HANA XS Advanced に接続するために必要なプロパティを入力します。
SAP HANA XSA 接続プロパティの取得・設定方法
SAP HANA XSA はOAuth 認証標準を利用しています。接続する前に、SAP HANA XSA OData サービスを確立する必要があります。ヘルプドキュメントの「カスタムOAuth アプリの作成」セクションを参照してください。
OAuthPassword グラント種別を使用してSAP HANA XSA に接続するには、以下を設定します。
- OAuthClientId:UAA サービスJSON ファイルで指定されたClient Id に設定。
- OAuthClientSecret:UAA サービスJSON ファイルで指定されたClient Secret に設定。
- Url:OData サービスエンドポイントに設定。
- XSUAAURL:UAA サービスURL に設定。
- User:アカウントのユーザー名に設定。
- Password:アカウントのパスワードに設定。
OData サービスを設定したら、カスタムクレデンシャルを使用して接続を確立できます。
- 「Test Connection」をクリックします。
- 「USERS」 -> Add をクリックして、新しいユーザーを追加し、適切な権限を指定します。
- API タブをクリックして OData API エンドポイントが生成されていることを確認します。
コネクションとOData エンドポイントを設定したら、PHP からSAP HANA XS Advanced のデータに接続できます。
-
まずは、ODataPHP SDK を使用してCData Connect Server が公開したWeb サービスに接続するプロキシクラスを作成します。
URI 部分を書き換えて、次のようなコマンドを実行してください。
php C:\PHPLib\ODataphp\PHPDataSvcUtil.php /uri=https://your-server:8032/api.rsc/@your-authtoken/ /out=C:\PHPLib\ODataphp\SAPHanaXSAEntities.php
このコマンドは、OData エンドポイントが返すメタデータからクラスを定義して、指定したフォルダにクラスの定義を出力します。
CData Connect Server およびOData SDK for PHP は、どちらもフォームとWindows 認証をサポートします。CData Connect Server はOData エンドポイントへのアクセスが認可されたユーザーの認証に、認証トークンを使用します。認証トークンはHTTP Basic 認証の際に渡したり、OData URL に付加することで使用できます。
認証済みのユーザーは、CData Connect Server の管理コンソールのUsers セクションで設定できます。
-
これで、PHP のオブジェクト指向インターフェースを使ってSAP HANA XS Advanced のデータにアクセスできます。以下のコードは テーブルのレコードを作成してリアルタイムデータを取得し、新しく作成したレコードを表示します。
require_once 'SAPHanaXSAEntities.php'; try{ $svc = new CDataAPI(); $ = new (); $-> = ''; $svc->AddTo($); $svc->SetSaveChangesOptions(SaveChangesOptions::None); $svc->SaveChanges(); $response = $svc->()->Execute(); foreach($response->Result as $) echo $->.""; } catch (Exception $e) { //CData Connect Server からのエラーをキャッチ echo $e->getError(), "\n"; }
おl>