各製品の資料を入手。
詳細はこちら →製品をチェック
製品の詳細・30日間の無償トライアルはこちら
CData ConnectOData SDK for PHP を使ってXML のデータを取得
CData Connect Server を使えば、OData を使ってXML のデータにアクセスできます。CData Connect Server とOData PHP SDK を利用することで、XML のエンティティをPHP で取得して、オブジェクトとしてモデル化できます。
加藤龍彦デジタルマーケティング
最終更新日:2022-11-25
こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。
CData Connect Server はXML のデータをWeb サービスとして公開します。 この記事の手順を実行することで、XML のデータをPHP オブジェクトとして扱うことができるようになります。
CData Connect Server はXML のデータへのクラウドベースのOData インターフェースを提供し、ODataPHP SDK からXML のデータへのリアルタイム連携を実現します。
XML の仮想OData API エンドポイントを作成
まずCData Connect Server でデータソースへの接続およびOData API エンドポイント作成を行います。
- CData Connect Server にログインして、「DATA MODEL」をクリックします。
- 利用できるデータソースアイコンから"XML" を選択します。
-
XML に接続するために必要なプロパティを入力します。
データソースを認証するには、データプロバイダーのドキュメント内の「はじめに」セクションをご覧ください。 データプロバイダーはXML API を双方向データベーステーブルとしてモデル化し、XML ファイルをread-only ビュー(ローカルファイル、人気のクラウドサービスに格納されたファイル、およびFTP サーバー)としてモデル化します。 HTTP Basic、Digest、NTLM、OAuth、およびFTP を含む主な認証スキームはサポートされています。認証のガイドについては、データプロバイダーのドキュメント内の「はじめに」セクションをご覧ください。
URI と認証値を設定した後で、DataModel を設定することでデータの構造によりよくマッチするようデータの抽象化を調整できます。
DataModel プロパティはデータがどのようにテーブルとして抽象化されるかを制御するプロパティであり、次の基本的な設定を調整します。
- Document(デフォルト):XML データのトップレベルのドキュメントビューをモデル化します。データプロバイダーは入れ子化した要素をデータの集約値として返します。
- FlattenedDocuments:入れ子化したドキュメントとその親を結合して単一のテーブルに入力します。
- Relational:個別の関連テーブルを階層化されたデータから返します。テーブルは主キーと、親ドキュメントにリンクする外部キーを含みます。
リレーショナルな抽象化の設定についての詳細は、「XML データのモデリング」セクションを参照してください。次の例で使用されているサンプルデータも存在します。 このデータには、人名、その人たちが所有する車、車に施されたさまざまなメンテナンスに関する情報が含まれます。
- 「Test Connection」をクリックします。
- 「USERS」 -> Add をクリックして、新しいユーザーを追加し、適切な権限を指定します。
- API タブをクリックして OData API エンドポイントが生成されていることを確認します。
コネクションとOData エンドポイントを設定したら、PHP からXML のデータに接続できます。
-
まずは、ODataPHP SDK を使用してCData Connect Server が公開したWeb サービスに接続するプロキシクラスを作成します。
URI 部分を書き換えて、次のようなコマンドを実行してください。
php C:\PHPLib\ODataphp\PHPDataSvcUtil.php /uri=https://your-server:8032/api.rsc/@your-authtoken/ /out=C:\PHPLib\ODataphp\XMLEntities.php
このコマンドは、OData エンドポイントが返すメタデータからクラスを定義して、指定したフォルダにクラスの定義を出力します。
CData Connect Server およびOData SDK for PHP は、どちらもフォームとWindows 認証をサポートします。CData Connect Server はOData エンドポイントへのアクセスが認可されたユーザーの認証に、認証トークンを使用します。認証トークンはHTTP Basic 認証の際に渡したり、OData URL に付加することで使用できます。
認証済みのユーザーは、CData Connect Server の管理コンソールのUsers セクションで設定できます。
-
これで、PHP のオブジェクト指向インターフェースを使ってXML のデータにアクセスできます。以下のコードはpeople テーブルのレコードを作成してリアルタイムデータを取得し、新しく作成したレコードを表示します。
require_once 'XMLEntities.php'; try{ $svc = new CDataAPI(); $people = new people(); $people->[ personal.name.last ] = 'Roberts'; $svc->AddTopeople($people); $svc->SetSaveChangesOptions(SaveChangesOptions::None); $svc->SaveChanges(); $response = $svc->people()->Execute(); foreach($response->Result as $people) echo $people->[ personal.name.first ].""; } catch (Exception $e) { //CData Connect Server からのエラーをキャッチ echo $e->getError(), "\n"; }
おl>