各製品の資料を入手。
詳細はこちら →製品をチェック
製品の詳細・30日間の無償トライアルはこちら
CData ConnectOData SDK for PHP を使ってSFTP のデータを取得
CData Connect Server を使えば、OData を使ってSFTP のデータにアクセスできます。CData Connect Server とOData PHP SDK を利用することで、SFTP のエンティティをPHP で取得して、オブジェクトとしてモデル化できます。
加藤龍彦デジタルマーケティング
最終更新日:2022-11-25
こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。
CData Connect Server はSFTP のデータをWeb サービスとして公開します。 この記事の手順を実行することで、SFTP のデータをPHP オブジェクトとして扱うことができるようになります。
CData Connect Server はSFTP のデータへのクラウドベースのOData インターフェースを提供し、ODataPHP SDK からSFTP のデータへのリアルタイム連携を実現します。
SFTP の仮想OData API エンドポイントを作成
まずCData Connect Server でデータソースへの接続およびOData API エンドポイント作成を行います。
- CData Connect Server にログインして、「DATA MODEL」をクリックします。
- 利用できるデータソースアイコンから"SFTP" を選択します。
-
SFTP に接続するために必要なプロパティを入力します。
FTP は、SFTP プロトコルを使用してSFTP サーバーとの間のファイル転送を行います。接続するにはRemoteHost を指定します。FTP はUser、Password、および公開鍵認証(SSHClientCert)を使用します。 SSHAuthMode を選択し、選択に基づいて接続値を指定します。
次の接続プロパティを設定し、ファイルシステムのリレーショナルビューをコントロールします。
- RemotePath: 現在の作業ディレクトリに設定。
- TableDepth: ビューとしてレポートするサブフォルダの深度を制御するために設定。
- FileRetrievalDepth: ファイルを再帰的に取得し、Root テーブルにリストするために設定。
- 「Test Connection」をクリックします。
- 「USERS」 -> Add をクリックして、新しいユーザーを追加し、適切な権限を指定します。
- API タブをクリックして OData API エンドポイントが生成されていることを確認します。
コネクションとOData エンドポイントを設定したら、PHP からSFTP のデータに接続できます。
-
まずは、ODataPHP SDK を使用してCData Connect Server が公開したWeb サービスに接続するプロキシクラスを作成します。
URI 部分を書き換えて、次のようなコマンドを実行してください。
php C:\PHPLib\ODataphp\PHPDataSvcUtil.php /uri=https://your-server:8032/api.rsc/@your-authtoken/ /out=C:\PHPLib\ODataphp\SFTPEntities.php
このコマンドは、OData エンドポイントが返すメタデータからクラスを定義して、指定したフォルダにクラスの定義を出力します。
CData Connect Server およびOData SDK for PHP は、どちらもフォームとWindows 認証をサポートします。CData Connect Server はOData エンドポイントへのアクセスが認可されたユーザーの認証に、認証トークンを使用します。認証トークンはHTTP Basic 認証の際に渡したり、OData URL に付加することで使用できます。
認証済みのユーザーは、CData Connect Server の管理コンソールのUsers セクションで設定できます。
-
これで、PHP のオブジェクト指向インターフェースを使ってSFTP のデータにアクセスできます。以下のコードはMyDirectory テーブルのレコードを作成してリアルタイムデータを取得し、新しく作成したレコードを表示します。
require_once 'SFTPEntities.php'; try{ $svc = new CDataAPI(); $mydirectory = new MyDirectory(); $mydirectory->FilePath = '/documents/doc.txt'; $svc->AddToMyDirectory($mydirectory); $svc->SetSaveChangesOptions(SaveChangesOptions::None); $svc->SaveChanges(); $response = $svc->mydirectory()->Execute(); foreach($response->Result as $mydirectory) echo $mydirectory->Filesize.""; } catch (Exception $e) { //CData Connect Server からのエラーをキャッチ echo $e->getError(), "\n"; }
おl>