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TaxJar のデータをASTERIA Warp に繋いでみた
TaxJar をEAI ツールのASTERIA Warp にデータ接続して、データソースとする方法。
桑島義行テクニカルディレクター
最終更新日:2022-03-28
この記事で実現できるTaxJar 連携のシナリオ
こんにちは!テクニカルディレクターの桑島です。
CData JDBC Driver for TaxJar は、JDBC 標準をインプリメントし、BI ツールからIDE まで幅広いアプリケーションでTaxJar への接続を提供します。この記事では、ASTERIA Warp からTaxJar に接続する方法を説明します。
TaxJar のデータのJDBC データソースを作成
下記の手順に従って、ASTERIA Warp からTaxJar に接続して、RDB コネクションを作成します。
- ASTERIA WARP のasteriahome5\system\lib\drivers ディレクトリにCData JDBC ドライバインストールディレクトリの[lib]サブフォルダ内のcdata.jdbc.taxjar.jar ファイルをコピーして配置します。
- 左のコネクションペインで[コネクションの作成]をクリックし、[接続種別]で[RDB]を選択します。
- コネクションの名前を入力して、OKを押します。
右のプロパティペインで接続設定を行います。
- データベースタイプ:Other
- ドライバー:cdata.jdbc.taxjar.TaxJarDriver
-
URL: jdbc:taxjar: に続けてセミコロン区切りで接続プロパティを入力します。
一般的なJDBC URL は次の通りです:jdbc:taxjar:APIKey=3bb04218ef8t80efdf1739abf7257144;
JDBC Driver の接続文字列デザイナーを使う
JDBC 接続文字列を作るには、TaxJar JDBC Driver のビルトイン接続文字列デザイナーを使う方法があります。ドライバーの.jar ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインから.jar ファイルを実行します。
Windows:
java -jar 'C:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for TaxJar 2019\lib\cdata.jdbc.taxjar.jar'
MacOS:
java -jar cdata.jdbc.taxjar.jar
接続プロパティに値を入力して、生成される接続文字列をクリップボードにコピーします。

左のコネクションペインで右クリックで保存して、[テスト接続]を実施します。これでTaxJar データ への接続が確立され、ASTERIA WARP 上でRDB としてTaxJar データ が利用できるようになりました。
ASTERIA Warp 4 以前のバージョンでは、JDBC Forward Only ドライバーの設定が必要です。この設定を行わないと、クエリ実行時に(This driver only supports TYPE_FORWARD_ONLY cursors)が発生します。
-
[フローサービス管理コンソール]>[サービス]タブ>[フローエンジン]>[編集]ボタン>[JDBC Forward Only ドライバー]欄に以下を追加します。
cdata.jdbc.taxjar.TaxJarDriver - 保存して設定完了です。
TaxJarのデータを抽出(SELECT)するフローを作成します。
- フローを作成し、RDB Get をドラグ&ドロップします。
- プロパティ[コネクション名]で設定したコネクションを選択します。
- RDB Get アイコンをダブルクリックして、[SQL ビルダー]を開きます。
- TaxJar の表示されているテーブルから抽出するカラム・テーブルを指定するSQL を書きます。
- [SELECT テスト]をクリックし、テーブル内容が表示されたら、SQL ビルダーを閉じます。
- フローを実行します。
このようにTaxJar 内のデータをAPI を書くことなくASTERIA 上で処理することができるようになります。
サポートされるSQL についての詳細は、ヘルプドキュメントの「サポートされるSQL」をご覧ください。テーブルに関する情報は「データモデル」をご覧ください。