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Mule アプリケーションからMongoDB のデータにアクセス:CData JDBC Driver
CData JDBC ドライバとHTTP、SQL を組み合わせれば、MongoDB のデータのJSON エンドポイントに接続できるMule アプリケーションを簡単に作成できます。
古川えりかコンテンツスペシャリスト
最終更新日:2022-07-28
この記事で実現できるMongoDB 連携のシナリオ
こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。
CData JDBC Driver for MongoDB はMongoDB のデータをMule アプリケーションと連携することで、読み、書き、更新、削除といった機能をおなじみのSQL クエリを使って実現します。JDBC ドライバーを使えば、MongoDB のデータをバックアップ、変換、レポート作成、分析するMule アプリケーションをユーザーは簡単に作成できます。
本記事では、Mule プロジェクト内でCData JDBC Driver for MongoDB を使用して、MongoDB のデータのWeb インターフェースを作成する方法を紹介します。作成したアプリケーションを使えば、HTTP 経由でMongoDB のデータをリクエストして、JSON 形式で結果を取得できます。まったく同様の手順で、すべてのCData JDBC ドライバで250 を超えるデータソースのWeb インターフェースを作成できます。手順は以下のとおりです。
- Anypoint Studio で新しいMule プロジェクトを作る。
- Message Flow にHTTP コネクタを追加する。
- HTTP コネクタのアドレスを設定する。
- HTTP コネクタの追加後、Database Select コネクタを同じフローに追加する。
- データベースへの新しい接続を作成し(または既存の接続を編集し)、プロパティを設定する。
- 接続を「Generic Connection」に設定
- Required Libraries セクションでCData JDBC ドライバのJAR ファイルを指定する(例:cdata.jdbc.mongodb.jar)。
- MongoDB の接続文字列にURL を指定
MongoDB への接続には、Server、Database、User、Password プロパティを設定します。MongoDB コレクションにテーブルとしてアクセスするには、自動スキーマ検出を使用することができます。もちろんスキーマ定義の.rsd ファイルを編集して自分でスキーマ定義を書くことも可能です。スキーマに縛られないフリーフォーマットクエリを投げることもできます。
組み込みの接続文字列デザイナ
JDBC 用のURL の作成にサポートが必要な場合は、MongoDB JDBC Driver に組み込まれた接続文字列デザイナを使用できます。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインからJAR ファイルを実行してください。
java -jar cdata.jdbc.mongodb.jar
接続プロパティを入力して、接続文字列をクリップボードにコピーします。
- Driver クラス名をcdata.jdbc.mongodb.MongoDBDriver に指定します。
- 「接続テスト」をクリックします。
- SQL Query Text をMongoDB のデータをリクエストするためのSQL クエリに設定します。例えば、
SELECT borough, cuisine FROM restaurants
。 - Transform Message コンポーネントをフローに追加します。
- Output スクリプトを次のように設定して、ペイロードをJSON に変換します。
%dw 2.0 output application/json --- payload
- MongoDB のデータを閲覧するには、HTTP コネクタ用に設定したアドレスに移動します(デフォルトでは、localhost:8081):http://localhost:8081。Web ブラウザおよびJSON エンドポイントを使用可能な他のツール内で、MongoDB のデータをJSON として利用できます。
これで、カスタムアプリケーションおよび他のさまざまなBI、帳票、ETL ツールからMongoDB のデータを(JSON データとして)扱うための簡易なWeb インターフェースを作成できました。Mule アプリケーションからお好みのデータソースにアクセスできる、JDBC Driver for MongoDB の30日の無償評価版のダウンロードはこちらから。