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詳細はこちら →Mule アプリケーションからMicrosoft OneDrive のデータにアクセス:CData JDBC Driver
CData JDBC ドライバとHTTP、SQL を組み合わせれば、Microsoft OneDrive のデータのJSON エンドポイントに接続できるMule アプリケーションを簡単に作成できます。
最終更新日:2022-07-28
この記事で実現できるMicrosoft OneDrive 連携のシナリオ
こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。
CData JDBC Driver for OneDrive はMicrosoft OneDrive のデータをMule アプリケーションと連携することで、読みといった機能をおなじみのSQL クエリを使って実現します。JDBC ドライバーを使えば、Microsoft OneDrive のデータをバックアップ、変換、レポート作成、分析するMule アプリケーションをユーザーは簡単に作成できます。
本記事では、Mule プロジェクト内でCData JDBC Driver for OneDrive を使用して、Microsoft OneDrive のデータのWeb インターフェースを作成する方法を紹介します。作成したアプリケーションを使えば、HTTP 経由でMicrosoft OneDrive のデータをリクエストして、JSON 形式で結果を取得できます。まったく同様の手順で、すべてのCData JDBC ドライバで250 を超えるデータソースのWeb インターフェースを作成できます。手順は以下のとおりです。
- Anypoint Studio で新しいMule プロジェクトを作る。
- Message Flow にHTTP コネクタを追加する。
- HTTP コネクタのアドレスを設定する。
- HTTP コネクタの追加後、Database Select コネクタを同じフローに追加する。
- データベースへの新しい接続を作成し(または既存の接続を編集し)、プロパティを設定する。
- 接続を「Generic Connection」に設定
- Required Libraries セクションでCData JDBC ドライバのJAR ファイルを指定する(例:cdata.jdbc.onedrive.jar)。
- Microsoft OneDrive の接続文字列にURL を指定
OneDrive 接続プロパティの取得・設定方法
OneDrive は接続にOAuth 認証を使用します。OAuth を使用して認証するには、OneDrive API 用のアプリを作成して、OAuth クライアントID、OAuth クライアントシークレット、およびコールバックURLを取得してください。OAuth 情報の取得については、MS 公式のこちらのページが参考になります。取得したこれらの情報をOAuthClientId、OAuthClientSecret、CallbackURL の接続プロパティに設定することで認証を設定できます。
認証についての詳細は、ヘルプドキュメントの「OAuth」のセクションをご確認ください。
組み込みの接続文字列デザイナ
JDBC 用のURL の作成にサポートが必要な場合は、Microsoft OneDrive JDBC Driver に組み込まれた接続文字列デザイナを使用できます。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインからJAR ファイルを実行してください。
java -jar cdata.jdbc.onedrive.jar
接続プロパティを入力して、接続文字列をクリップボードにコピーします。
- Driver クラス名をcdata.jdbc.onedrive.OneDriveDriver に指定します。
- 「接続テスト」をクリックします。
- SQL Query Text をMicrosoft OneDrive のデータをリクエストするためのSQL クエリに設定します。例えば、
SELECT Id, Name FROM Files WHERE Id = 'Jq74mCczmFXk1tC10GB'
。 - Transform Message コンポーネントをフローに追加します。
- Output スクリプトを次のように設定して、ペイロードをJSON に変換します。
%dw 2.0 output application/json --- payload
- Microsoft OneDrive のデータを閲覧するには、HTTP コネクタ用に設定したアドレスに移動します(デフォルトでは、localhost:8081):http://localhost:8081。Web ブラウザおよびJSON エンドポイントを使用可能な他のツール内で、Microsoft OneDrive のデータをJSON として利用できます。
これで、カスタムアプリケーションおよび他のさまざまなBI、帳票、ETL ツールからMicrosoft OneDrive のデータを(JSON データとして)扱うための簡易なWeb インターフェースを作成できました。Mule アプリケーションからお好みのデータソースにアクセスできる、JDBC Driver for OneDrive の30日の無償評価版のダウンロードはこちらから。