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詳細はこちら →Informatica Cloud でSage 200 とデータ連携
CData JDBC Driver とInformatica Cloud Secure Agent を使って、Informatica Cloud からリアルタイムSage 200 のデータにアクセスできます。
最終更新日:2022-08-14
この記事で実現できるSage 200 連携のシナリオ
こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。
Informatica Cloud を使うと、抽出、変換、読み込み(ETL)のタスクをクラウド上で実行できます。Cloud Secure Agent およびCData JDBC Driver for Sage200 を組み合わせると、Informatica Cloud で直接Sage 200 のデータにリアルタイムでアクセスできます。この記事では、Cloud Secure Agent のダウンロードと登録、JDBC ドライバーを経由したSage 200 への接続、そしてInformatica Cloud の処理で使用可能なマッピングの生成について紹介します。
Informatica Cloud Secure Agent
JDBC ドライバー経由でSage 200 のデータを操作するには、Cloud Secure Agent をインストールします。
- Informatica Cloud の「管理者」ページに移動します。
- 「ランタイム環境」タブを選択します。
- 「Secure Agent のダウンロード」をクリックします。
- 「インストールトークン」の文字列を控えておきます。
- クライアントマシンでインストーラーを実行し、ユーザー名とインストールトークンを入力してCloud Secure Agent を登録します。
NOTE:Cloud Secure Agent の全サービスが立ち上がるまで、時間がかかる場合があります。
Sage 200 JDBC Driver への接続
Cloud Secure Agent をインストールして実行したら、JDBC ドライバーを使ってSage 200 に接続できるようになります。はじめに「接続」タブをクリックし、続けて「新しい接続」をクリックします。接続するには次のプロパティを入力します。
- 接続名:接続の名前を入力(例:CData Sage 200 Connection)。
- タイプ:「JDBC_IC (Informatica Cloud)」を選択。
- ランタイム環境:Cloud Secure Agent をインストールしたランタイム環境を選択。
- JDBC 接続URL:Sage 200 のJDBC URL に設定。URL は次のようになります。
jdbc:sage200:SubscriptionKey=12345;Schema=StandardUK;InitiateOAuth=GETANDREFRESH;
- Schema:どのエディションのSage 200 に接続するかを決定します。StandardUK または ProfessionalUK を指定してください。
- Subscription Key:接続を確立するために使用するAPI へのアクセスを提供します。まず、 Sage 200 API web サイトにログインして、アカウントにマッチするAPI エディションにサブスクライブしてください。 こちらから手順を実行できます。https://developer.columbus.sage.com/docs/services/api/uk. その後、Sage 200 へのログインするとプロファイル内でサブスクリプションキーを確認できます。
組み込みの接続文字列デザイナー
JDBC URL の作成の補助として、Sage 200 JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーが使用できます。.jar ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインから.jar ファイルを実行します。
java -jar cdata.jdbc.sage200.jar
接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
- JDBC Jar ディレクトリ:JDBC ドライバーがインストールされたディレクトリ(Windows の場合、デフォルトではC:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for Sage200\)直下のlib フォルダに設定。
- JDBC Driver Class Name:cdata.jdbc.sage200.Sage200Driver に設定。
- ユーザー名:プレースホルダーの値に設定(Sage 200 がユーザー名を必要としないため)。
- パスワード:プレースホルダーの値に設定(Sage 200 がパスワードを必要としないため)。

Sage 200 のデータマッピングの作成
Sage 200 への接続設定が完了し、Informatica のどのプロセスでもSage 200 のデータにアクセスできるようになりました。以下の手順で、Sage 200 から別のデータターゲットへのマッピングを作成します。
- 「データ統合」ページに移動します。
- 「新規」をクリックし、「マッピング」タブを開くと表示される「マッピング」を選択します。
- 「ソース」ノードをクリックし、表示されるプロパティの「ソース」タブで「接続」と「ソースタイプ」を設定します。
- 「選択」をクリックして、表示されるテーブル一覧からマッピングするテーブルを選択します。
- 「フィールド」タブで、Sage 200 テーブルからマッピングするフィールドを選択します。
- 「ターゲット」ノードをクリックし、ターゲットソース、テーブル、およびフィールドを設定します。「フィールドマッピング」タブで、ソースフィールドをターゲットフィールドにマッピングします。
マッピングの設定が完了し、Informatica Cloud でサポートされている接続とリアルタイムSage 200 のデータの統合を開始する準備ができました。CData JDBC Driver for Sage200 の30日の無償評価版をダウンロードして、今日からInformatica Cloud でリアルタイムSage 200 のデータの操作をはじめましょう!