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詳細はこちら →Sage 200 のデータをR で分析:JDBC での接続
CData JDBC Driver で標準的なR 関数とお好みの開発環境を使ってSage 200 を分析。
最終更新日:2023-09-21
この記事で実現できるSage 200 連携のシナリオ
こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。
CData JDBC Driver for Sage200 とRJDBC package を使って、R でリモートSage 200 データ を利用できます。CData Driver を使うことで、業界が認めた基準で書かれたドライバーを活用して、オープンソースでポピュラーなR 言語のデータにアクセスできます。この記事では、ドライバーを使ってSage 200 にSQL クエリを実行する方法、および標準R 関数を呼び出してSage 200 をビジュアライズする方法について説明します。
R をインストール
マルチスレッドのMicrosoft R Open を実行すること、またはBLAS/LAPACK ライブラリにリンクされたオープン R を実行することによって、マルチスレッドおよびマネージドコードから利益を得られたドライバーのパフォーマンスにマッチできます。ここでは、Microsoft R Open 3.2.3 を使用します。CRAN レポジトリのJan. 1, 2016 snapshot からパッケージをインストールするために事前設定されています。このsnapshot は再現性を保証します。
RJDBC パッケージをロード
ドライバーを使うにはRJDBC パッケージをダウンロードします。RJDBC パッケージをインストールしたら、次のコードを入力してパッケージをロードします。
library(RJDBC)
JDBC データソースとしてSage 200 に接続
下記の情報を使いSage 200 にJDBC データソースとして接続します。
- Driver Class:cdata.jdbc.sage200.Sage200Driver に設定。
- Classpath:Driver JAR の場所を設定します。デフォルトではインストールディレクトリの[lib]サブフォルダです。
dbConnect やdbSendQuery のようなDBI 関数は、R にデータアクセスコードを書くための統一インターフェースを提供します。
driver <- JDBC(driverClass = "cdata.jdbc.sage200.Sage200Driver", classPath = "MyInstallationDir\lib\cdata.jdbc.sage200.jar", identifier.quote = "'")
これで、DBI 関数を使ってSage 200 に接続しSQL クエリを実行する準備が整いました。dbConnect 関数を使ってJDBC 接続を初期化します。一般的なJDBC 接続文字列は次のとおりです。
conn <- dbConnect(driver,"SubscriptionKey=12345;Schema=StandardUK;")
- Schema:どのエディションのSage 200 に接続するかを決定します。StandardUK または ProfessionalUK を指定してください。
- Subscription Key:接続を確立するために使用するAPI へのアクセスを提供します。まず、 Sage 200 API web サイトにログインして、アカウントにマッチするAPI エディションにサブスクライブしてください。 こちらから手順を実行できます。https://developer.columbus.sage.com/docs/services/api/uk. その後、Sage 200 へのログインするとプロファイル内でサブスクリプションキーを確認できます。
スキーマ Discovery
ドライバーはSage 200 API をリレーショナルデータベース、ビュー、ストアドプロシージャとしてモデルします。次のコードを使ってテーブルリストを検出します。
dbListTables(conn)
SQL クエリの実行
dbGetQuery 関数を使ってSage 200 API がサポートするすべてのSQL クエリを実行できます:
banks <- dbGetQuery(conn,"SELECT Id, Code FROM Banks WHERE Code = '12345'")
次のコマンドを使って、結果を[data viewer]ウィンドウで見ることができます。
View(banks)
Sage 200 データ をプロット
CRAN レポジトリで利用可能なあらゆるデータ初期化パッケージを使ってSage 200 を分析する準備が整いました。ビルトインバーのplot 関数を使って簡単なバーを作成できます。
par(las=2,ps=10,mar=c(5,15,4,2)) barplot(banks$Code, main="Sage 200 Banks", names.arg = banks$Id, horiz=TRUE)
