JDBC データソースでSalesforce との間にInformatica マッピングを作成

標準のJDBC 接続プロセスを使用して、Informatica でSalesforce のデータオブジェクトを作成します。JAR をコピーし、接続してください。

加藤龍彦
デジタルマーケティング

最終更新日:2022-01-06

この記事で実現できるSalesforce 連携のシナリオ

こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。

Informatica は、データを転送・変換するための強力で立派な手段を提供します。CData JDBC Driver for Salesforce を利用することで、Informatica の強力なデータ転送および操作機能とシームレスに統合される、業界で実証済みの標準に基づくドライバーにアクセスできます。このチュートリアルでは、Informatica PowerCenter でSalesforce を転送および参照する方法を示します。

ドライバーをデプロイ

ドライバーをInformatica PowerCenter サーバーに展開するために、インストールディレクトリのlib サブフォルダにあるCData JAR および.lic ファイルを次のフォルダにコピーします。Informatica-installation-directory\services\shared\jars\thirdparty.

Developer ツールでSalesforce を使用するには、インストールディレクトリのlib サブフォルダにあるCData JAR および.lic ファイルを次のフォルダにコピーする必要があります。

  • Informatica-installation-directory\client\externaljdbcjars
  • Informatica-installation-directory\externaljdbcjars

JDBC 接続の作成

以下のステップに従って、Informatica Developer に接続します。

  1. [Connection Explorer]ペインで[domain]を右クリックし、[Create a Connection]をクリックします。
  2. 表示される[New Database Connection]ウィザードで、接続の名前とId を入力し、[Type]メニューで[JDBC]を選択します。
  3. [JDBC Driver Class Name]のプロパティで次のコードを入力します。 cdata.jdbc.salesforce.SalesforceDriver
  4. [Connection String]プロパティでは、Salesforce の接続プロパティを使用してJDBC URLを入力します。

    Salesforce 接続プロパティの設定方法

    標準認証の設定

    Salesforce への接続には、以下の3つの認証方式が利用可能です。標準的な認証方式では、以下の情報が必要となります。

    • ユーザー名
    • パスワード
    • セキュリティトークン

    セキュリティトークンの取得方法については、セキュリティトークン取得手順をご参照ください。

    OAuth 認証の設定

    ユーザー名とパスワードによる認証が利用できない(避けたい)場合は、OAuth 認証を使用することができます。

    SSO(シングルサインオン)の設定

    IDプロバイダー経由でのシングルサインオンを利用する場合は、以下のプロパティを設定してください。

    • SSOProperties
    • SSOLoginUrl
    • TokenUrl

    詳細な設定手順については、ヘルプドキュメントの「はじめに」セクションをご確認ください。

    ビルトイン接続文字列デザイナ

    JDBC URL の構成については、Salesforce JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナを使用してください。JAR ファイルのダブルクリック、またはコマンドラインからJAR ファイルを実行します。

    java -jar cdata.jdbc.salesforce.jar

    接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。

    Using the built-in connection string designer to generate a JDBC URL (Salesforce is shown.)

    以下は一般的な接続文字列です。

    jdbc:salesforce:User=username;Password=password;SecurityToken=Your_Security_Token;

Salesforce テーブルを参照

ドライバーJAR をクラスパスに追加してJDBC 接続を作成すると、Informatica のSalesforce エンティティにアクセスできるようになります。以下のステップに従ってSalesforce に接続し、Salesforce テーブルを参照します。

  1. リポジトリに接続します。
  2. [Connection Explorer]で、[connection]を右クリックし、[Connect]をクリックします。
  3. [Show Default Schema Only]オプションをクリアします。 The driver models Salesforce entities as relational tables.(Salesforce is shown.)

以下より、[Data Viewer]でSalesforce テーブルを参照できるようになります。テーブルの[node]を右クリックし、[Open]をクリックします。[Data Viewer]で[Run]をクリックします。

Table data and metadata in the Data Viewer.(Salesforce is shown.)

Salesforce のデータオブジェクトの作成

以下のステップに従って、プロジェクトにSalesforce テーブルを追加します。

  1. Salesforce でテーブルを選択し、右クリックして[Add to Project]をクリックします。
  2. 表示されるダイアログでリソースごとにデータオブジェクトを作成するオプションを選択します。
  3. [Select Location]ダイアログで、プロジェクトを選択します。

    マッピングの作成

    以下のステップに従って、マッピングにSalesforce ソースを追加します。

    1. [Object Explorer]でプロジェクトを右クリックし、[New]->[Mapping]と進みます。
    2. Salesforce 接続のノードを展開し、テーブルのデータオブジェクトをエディターにドラッグします。.
    3. 表示されるダイアログで、[Read]オプションを選択します。
    The source Salesforce table in the mapping.(Salesforce is shown.)

    以下のステップに従って、Salesforce カラムをフラットファイルにマッピングします。

    1. [Object Explorer]でプロジェクトを右クリックし、[New]->[Data Object]と進みます。
    2. [Flat File Data Object]->[Create as Empty]->[Fixed Width]と選択していきます。
    3. Salesforce オブジェクトのプロパティで必要な行を選択して右クリックし、[copy]をクリックします。行をフラットファイルのプロパティにペーストします。
    4. フラットファイルのデータオブジェクトをマッピングにドラッグします。
    5. 表示されるダイアログで、[Write]オプションを選択します。
    6. クリックしてドラッグすることで、列を接続します。

    Salesforce を転送するために、ワークスペースで右クリックし、[Run Mapping]をクリックします。

    The completed mapping.(Salesforce is shown.)

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