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詳細はこちら →Azure DevOps のデータを複数のデータベースにレプリケーション。
Azure DevOps をPoint-and-click 操作で複数の異なるデータベースに同期する方法。
最終更新日:2022-11-28
こんにちは!プロダクトスペシャリストの宮本です。
常時起動のアプリケーションは、自動フェイルオーバー機能およびリアルタイムなデータアクセスを必要とします。CData Sync は、リアルタイムAzure DevOps のデータをミラーリングデータベース、上記稼働のクラウドデータベース、レポーティングサーバーなどのほかのデータベースに連携し、Windows からリモートAzure DevOps に接続し、自動的に同期を取ります。
レプリケーションの同期先の設定
CData Sync を使って、Azure DevOps をクラウド・オンプレにかかわらず複数のデータベースレプリケーションします。レプリケーションの同期先を追加するには、[接続]タブを開きます。
それぞれのデータベース向けに以下を行います:
- [同期先]タブをクリックします。
- 同期先を選択します。この記事では、SQLite を使います。
- 必要な接続プロパティを入力します。SQLite データベースにAzure DevOps をレプリケートするためにDataSource ボックスにファイルパスを入力します。
- [接続のテスト]をクリックして、正しく接続できているかをテストします。
- [変更を保存]をクリックします。

Azure DevOps 接続の設定
データソース側にAzure DevOps を設定します。[接続]タブをクリックします。
- [同期先]タブをクリックします。
- Azure DevOps アイコンをデータソースとして選択します。プリインストールされたソースにAzure DevOps がない場合には、追加データソースとしてダウンロードします。
- 接続プロパティに入力をします。
AzureDevOps 接続プロパティの取得・設定方法
Azure DevOps アカウントに接続するには、Profile -> Organizations に移動し、アカウントの組織名を取得します。Organization プロパティをこの値に設定します。
Note: 複数のカタログやスキーマに存在するテーブル名もあります。テーブルをクエリする際は、Catalog およびSchema 接続プロパティ、または完全修飾テーブル名のいずれかでカタログとスキーマを指定する必要があります。
Azure DevOps への認証
Azure DevOps は、Basic 認証とAzure AD(OAuth ベース)認証の両方をサポートします。
Basic
Basic 認証でAzure DevOps に接続する場合、Organization とPersonalAccessToken の両方を指定します。 パーソナルアクセストークンを生成するには、Azure DevOps 組織アカウントにログインし、Profile -> Personal Access Tokens -> New Token に移動します。生成されたトークンが表示されます。
Azure AD
Azure AD は、Microsoft のマルチテナント、クラウドベースのディレクトリおよびID 管理サービスです。 これはユーザーベースの認証で、AuthScheme をAzureAD に設定し、Organization をAzure DevOps Organization の名前に設定する必要があります。 Web アプリケーションを介したAzure AD への認証には、必ずカスタムOAuth アプリケーションの作成が必要です。 詳しい認証方法は、ヘルプドキュメント の「Azure DevOps への認証」セクションを参照してください。
- [接続のテスト]をクリックして、正しく接続できているかをテストします。
- [変更を保存]をクリックします。
レプリケーションを実行するクエリの設定
CData Sync はレプリケーションをコントロールするSQL クエリを簡単なGUI 操作で設定できます。レプリケーションジョブ設定には、[ジョブ]タブに進み、[ジョブを追加]ボタンをクリックします。 次にデータソースおよび同期先をそれぞれドロップダウンから選択します。

テーブル全体をレプリケーションする
テーブル全体をレプリケーションするには、[テーブル]セクションで[テーブルを追加]をクリックします。表示されたテーブルリストからレプリケーションするテーブルをチェックします。

テーブルをカスタマイズしてレプリケーションする
SQL クエリを使って、レプリケーションをカスタマイズすることができます。REPLICATE ステートメントは、データベースにテーブルをキャッシュして、保持するハイレベルなコマンドです。Azure DevOps API でサポートされているSELECT クエリを使うことができます。レプリケーションのカスタマイズには、[カスタムクエリを追加]をクリックして、カスタムクエリステートメントを定義します。
次のステートメントは、Azure DevOps のテーブルのアップデートを差分更新でキャッシュします:
REPLICATE Builds;
特定のデータベースを更新するために、レプリケーションクエリを含むファイルを指定することもできます。レプリケーションクエリをセミコロンで区切ります。複数のAzure DevOps アカウントを同じデータベースに同期しようとする際には、以下のオプションが便利です:
-
REPLICATE SELECT ステートメントで別のprefix を使う:
REPLICATE PROD_Builds SELECT * FROM Builds;
-
別の方法では、別のスキーマを使う:
REPLICATE PROD.Builds SELECT * FROM Builds;
レプリケーションのスケジュール起動設定
[スケジュール]セクションでは、レプリケーションジョブの自動起動スケジュール設定が可能です。反復同期間隔は、15分おきから毎月1回までの間で設定が可能です。

レプリケーションジョブを設定したら、[変更を保存]ボタンを押して保存します。Azure DevOps のオンプレミス、クラウドなどのデータベースへのレプリケーションジョブは一つではなく複数を作成することが可能です。