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詳細はこちら →MicroStrategy Web でCData JDBC Driver を使用してElasticsearch に接続
CData JDBC Driver を使用してMicroStrategy Web からElasticsearch のデータに接続。
最終更新日:2023-10-04
こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。
MicroStrategy は、データドリブンイノベーションを可能にする分析およびモバイルプラットフォームです。MicroStrategy とCData JDBC Driver for Elasticsearch を組み合わせると、MicroStrategy からデータベースと同じようにリアルタイムElasticsearch のデータにアクセスできるようになり、レポート機能と分析機能が拡張されます。この記事では、MicroStrategy Web の外部データソースとしてElasticsearch を追加し、Elasticsearch のデータの簡単なビジュアライゼーションを作成する方法について説明します。
CData JDBC ドライバーは、ドライバーに組み込まれている最適化されたデータ処理により、MicroStrategy でリアルタイムElasticsearch のデータとやり取りするための比類のないパフォーマンスを提供します。MicroStrategy からElasticsearch に複雑なSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされているSQL 操作をElasticsearch に直接プッシュし、組み込まれたSQL エンジンを利用してサポートされていない操作(主にSQL 関数とJOIN 操作)をクライアント側で処理します。ビルトインの動的メタデータクエリを使用すると、ネイティブのMicroStrategy データタイプを使用してElasticsearch のデータをビジュアライズおよび分析できます。
MicroStrategy Web を使用してElasticsearch のデータに接続し、ビジュアライズする
CData JDBC Driver for Elasticsearch を使用したデータソースを追加することにより、MicroStrategy Web のElasticsearch に接続できます。*始める前に、MicroStrategy Web のインスタンスが接続されているMicroStrategy Intelligence Server をホストするマシンにJDBC Driver for Elasticsearch をインストールする必要があります。データソースを作成したら、MicroStrategy Web でElasticsearch のデータの動的なビジュアライゼーションを構築できます。
- MicroStrategy Web を開き、プロジェクトを選択します。
- [Add External Data]をクリックし、[Databases]を選択して[Import Option]として[Select Tables]を使用します。
- [Import from Tables]ウィザードでクリックして新しいデータソースを追加します。
- [Database]メニューで[Generic]を選択し、[Version]メニューで[Generic DBMS]を選択します。
- リンクをクリックして接続文字列を表示し、接続文字列を編集するオプションを選択します。「Driver」メニューで、「MicroStrategy Cassandra ODBC Driver」を選択します。(MicroStrategy では、JDBC を介してインターフェースするために認定ドライバーが必要なだけで、実際のドライバーは使用されません。
- 接続文字列を次のように設定します。
JDBC;MSTR_JDBC_JAR_FOLDER=PATH\TO\JAR\;DRIVER=cdata.jdbc.elasticsearch.ElasticsearchDriver;URL={jdbc:elasticsearch:Server=127.0.0.1;Port=9200;User=admin;Password=123456;};
Elasticsearch 接続プロパティの取得・設定方法
接続するには、Server およびPort 接続プロパティを設定します。 認証には、User とPassword プロパティ、PKI (public key infrastructure)、またはその両方を設定します。 PKI を使用するには、SSLClientCert、SSLClientCertType、SSLClientCertSubject、およびSSLClientCertPassword プロパティを設定します。
CData 製品は、認証とTLS/SSL 暗号化にX-Pack Security を使用しています。TLS/SSL で接続するには、Server 値に'https://' を接頭します。Note: PKI を 使用するためには、TLS/SSL およびクライアント認証はX-Pack 上で有効化されていなければなりません。
接続されると、X-Pack では、設定したリルムをベースにユーザー認証およびロールの許可が実施されます。
組み込みの接続文字列デザイナー
JDBC URL の構築については、Elasticsearch JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーを使用してください。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインからjar ファイルを実行します。
java -jar cdata.jdbc.elasticsearch.jar
接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
JDBC URL を構成する際に、Max Rows 接続プロパティも設定できます。これにより返される行数が制限されるため、レポートやビジュアライゼーションをデザインするときのパフォーマンスを向上させることができます。
- 新しいデータソースで右クリックし、「Edit catalog options」を選択します。
- SQL Statement をSELECT * FROM SYS_SCHEMAS に編集し、JDBC Driver からメタデータを読み取ります。
- 新しいデータソースを選択して使用可能なテーブルを表示します。テーブルを表示するには、「Available Tables」セクションの検索アイコンを手動でクリックする必要があります。
- テーブルをペインにドラッグしてインポートします。
Note:ライブ接続を作成するので、テーブル全体をインポートしてMicroStrategy 製品に固有のフィルタリングおよび集計機能を利用してデータセットをカスタマイズできます。
- [Finish]をクリックして、ライブ接続するオプションを選択してクエリを保存し、新しいドシエを作成するオプションを選択します。CData JDBC ドライバーにネイティブな高性能データ処理を使用して、高性能なライブ接続が可能です。
- ビジュアライゼーションを選択して表示するフィールドを選択し、フィルタを適用してElasticsearch のデータの新しいビジュアライゼーションを作成します。データ型は動的なメタデータ検出によって自動的に検出されます。可能であれば、フィルタと集計によって生成された複雑なクエリはElasticsearch にプッシュダウンされ、サポートされていない操作(SQL 関数とJOIN 操作を含む)は、ドライバーに組み込まれたCData SQL エンジンによってクライアント側で管理されます。
- ドシエの構成が完了したら、[File]->[Save]とクリックします。
CData JDBC Driver for Elasticsearch をMicroStrategy Web で使用することで、Elasticsearch のデータで強固なビジュアライゼーションとレポートを簡単に作成することができます。その他の例については、MicroStrategy でElasticsearch に接続やMicroStrategy Desktop でElasticsearch に接続をお読みください。
Note:JDBC Driver を使用して接続するには、3- または 4-Tier Architecture が必要です。