各製品の資料を入手。
詳細はこちら →Looker Studio でWorkday のデータと連携した可視化を作成する方法
CData Connect Cloud を使ってWorkday リアルタイムデータに接続し、Looker Studio でカスタムレポートを作成します。
最終更新日:2023-09-05
この記事で実現できるWorkday 連携のシナリオ
こんにちは!プロダクトスペシャリストの宮本です。
Looker Studio(旧Google データポータル)を使えば、リッチな可視化を追加したダッシュボードやレポートを簡単に作成できます。CData Connect Cloud と組み合わせることで、Workday のデータに簡単に接続してLooker Studio からデータを連携利用できます。この記事では、Looker Studio からCData Connect Cloud を通してWorkday に連携し、Workday のデータを使用した可視化を作成する方法を説明します。
CData Connect Cloud とは?
CData Connect Cloud は、以下のような特徴を持ったクラウド型のリアルタイムデータ連携製品です。
- SaaS やクラウドデータベースを中心とする150種類以上のデータソース
- BI、アナリティクス、ETL、ローコードツールなど30種類以上のツールやアプリケーションから利用可能
- リアルタイムのデータ接続に対応。データの複製を作る必要はありません
- ノーコードでシンプルな設定
詳しくは、こちらの製品資料をご確認ください。
Connect Cloud アカウントの取得
以下のステップを実行するには、CData Connect Cloud のアカウントが必要になります。こちらから製品の詳しい情報とアカウント作成、30日間無償トライアルのご利用を開始できますので、ぜひご利用ください。
Connect Cloud からWorkday への接続
CData Connect Cloud では、直感的なクリック操作ベースのインターフェースを使ってデータソースに接続できます。
- Connect Cloud にログインし、 Add Connection をクリックします。
- 「Add Connection」パネルから「Workday」を選択します。
-
必要な認証プロパティを入力し、Workday に接続します。
Workday 接続プロパティの取得・設定方法
ここでは、4つのWorkday API の接続パラメータを設定する方法、およびTenant とBaseURL を取得する方法について説明します。必要なAPI のパラメータが設定され、カスタムOAuth および / またはAzure AD API クライアントを作成したら、接続の準備は完了です。
接続の前提条件
API / 前提条件 / 接続パラメータ
WQL / WQL サービスを有効化(下記参照) / ConnectionType: WQL
Reports as a Service / カタログレポートの設定(ヘルプドキュメントの「データアクセスのファインチューニング」参照) / ConnectionType: Reports
REST / 自動で有効化 / ConnectionType: REST
SOAP / 自動で有効化 / ヘルプドキュメントのWorkday SOAP API への認証を参照BaseURL およびTenant の取得
BaseURL およびTenant プロパティを取得するため、Workday にログインしてView API Clients を検索します。 この画面では、Workday はBaseURL とTenant の両方を含むURL であるWorkday REST API Endpoint を表示します。
REST API Endpoint のフォーマットは、 https://domain.com/subdirectories/mycompany です。ここで、
- https://domain.com/subdirectories/ はBaseURL です。
- mycompany(URL の最後のスラッシュの後の部分)はTenant です。
例えば、REST API エンドポイントがhttps://wd3-impl-services1.workday.com/ccx/api/v1/mycompany の場合、 BaseURL はhttps://wd3-impl-services1.workday.com であり、Tenant はmycompany です。
WQL サービスを有効化
Workday WQL API を介して接続するには、はじめにWQL Service を有効にする必要があります。- Workday を開きます。
- 検索バーにView Domain と入力します。
- プロンプトにWorkday Query Language と入力します。
- Allowed Security Group Types のいずれかに、接続するユーザーが含まれていることを確認します。
Workday への認証
Basic 認証以外のほとんどのWorkday 接続では、認証のためにOAuth ベースのカスタムAPI クライアントアプリケーションを作成する必要があります。これには、ユーザーがAzure AD 資格情報を介して接続するエンタープライズインストールも含まれます。 Workday への認証につての詳細は、ヘルプドキュメントの「Workday への認証」セクションを参照してください。 - Create & Tast をクリックします。
- 「Add Workday Connection」ページの「Permissions」タブに移動し、ユーザーベースのアクセス許可を更新します。
コネクションの設定が完了したら、Looker Studio からWorkday のデータへの接続準備ができました。
Workday リアルタイムデータにLooker Studio からアクセス
それでは、Looker Studio からCData Connect Cloud に接続して新しいWorkday のデータソースを作成し、データを使った可視化を作成していきましょう。
- Looker Studio にログインして、「作成」ボタンから新しいデータソースを作成し、CData Connect Cloud Connector を選択します。
- 「Authorize」をクリックしてGoogle アカウントへのアクセスを許可します。
- 「Authorize」をクリックしてご利用のCData Connect Cloud インスタンスを認証します。
- Looker Studio のCData Connect Cloud Connector でコネクション(例:Workday1)を選択し、「Next」をクリックします。
- テーブル(例:Workers)を選択するかCustom Query を使用して、「CONNECT」をクリックして次に進みます。
- 必要な場合にはカラムを変更して、「レポートを作成」をクリックしてデータソースをレポートに追加します。
- 可視化のスタイルを選択してレポートに追加します。
- ディメンションと指標を選択して可視化を作成します。これで、Workday のデータの可視化が作成できました。



クラウドアプリケーションからWorkday のデータへのリアルタイム連携
これで、可視化の作成は完了です。あとは、Workday から自在にデータを取得して、ダッシュボード構築やレポーティングに活用できます。
クラウドアプリケーションから150を超えるSaaS、ビッグデータ、NoSQL データソースへのリアルタイムデータ連携の実現には、CData Connect Cloud の30日間無償トライアルをぜひお試しください。