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詳細はこちら →Connect Cloud 経由でRunMyProcess のMySQL のデータに接続
CData Connect Cloud を使用してMySQL のデータのOData API を作成し、Akorbi Digital RunMyProcess からデータに接続します。
最終更新日:2022-03-07
この記事で実現できるMySQL 連携のシナリオ
こんにちは!テクニカルディレクターの桑島です。
Akorbi Digital RunMyProcess は、予算申請や契約管理などの複雑な業務アプリケーションを簡単に作成することができます。CData Connect Cloud は、MySQL へのリアルタイム接続を作成し、MySQL のOData API(RunMyProcess でネイティブにサポート)を生成するために使用できます。RunMyProcess をCData Connect Cloud と組み合わせすることで、すべてのSaaS およびクラウドベースのビッグデータとNoSQL データソースへ、データを移行したり統合したりする必要なくクラウドベースの接続が可能になります。ほかのREST サービスと同様に、RunMyProcess からConnect Cloud に接続するだけで、MySQL のデータに瞬時にリアルタイムでアクセスできます。
この記事では、CData Connect Cloud からMySQL に接続し、RunMyProcess でOData フィードを通じてMySQL にアクセスする手順を説明します。
Connect Cloud アカウントの取得
以下のステップを実行するには、CData Connect Cloud のアカウントが必要になります。こちらから製品の詳しい情報とアカウント作成、30日間無償トライアルのご利用を開始できますので、ぜひご利用ください。
Connect Cloud を構成する
RunMyProcess でMySQL のデータをリアルタイムで操作するには、Connect Cloud からMySQL に接続し、コネクションにユーザーアクセスを提供してMySQL のデータのOData エンドポイントを作成する必要があります。
(オプション)新しいConnect Cloud ユーザーの追加
必要に応じて、Connect Cloud 経由でMySQL に接続するユーザーを作成します。
- ユーザーページに移動し、 Invite Users をクリックします。
- 新しいユーザーのE メールアドレスを入力して、 Send to invite the user をクリックします。
- ユーザーページからユーザーを確認および編集できます。
パーソナルアクセストークンの追加
OAuth 認証をサポートしていないサービス、アプリケーション、プラットフォーム、またはフレームワークから接続する場合は、認証に使用するパーソナルアクセストークン(PAT)を作成できます。きめ細かなアクセス管理を行うために、サービスごとに個別のPAT を作成するのがベストプラクティスです。
- Connect Cloud アプリの右上にあるユーザー名をクリックし、User Profile をクリックします。
- User Profile ページでPersonal Access Token セクションにスクロールし、 Create PAT をクリックします。
- PAT の名前を入力して Create をクリックします。
- パーソナルアクセストークンは作成時にしか表示されないため、必ずコピーして安全に保存してください。
Connect Cloud からMySQL に接続
CData Connect Cloud では、簡単なクリック操作ベースのインターフェースでデータソースに接続できます。
- Connect Cloud にログインし、 Add Connection をクリックします。
- Add Connection パネルから「MySQL」を選択します。
-
必要な認証プロパティを入力し、MySQL に接続します。
Server およびPort プロパティがMySQL への接続には必須です。IntegratedSecurity をFALSE に設定した場合、User、Password も必須になります。 オプションで、Database を設定することもできます。Database は設定がない場合すべてのデータベースを使えるようになります。
パスワード方式によるSSH 接続
パスワード方式によるSSH接続時に必要なプロパティ一覧を以下に示します。
- User: MySQL のユーザ
- Password: MySQL のパスワード
- Database: MySQL の接続先データベース
- Server: MySQL のサーバー
- Port: MySQL のポート
- UserSSH: "true"
- SSHAuthMode: "Password"
- SSHPort: SSH のポート
- SSHServer: SSH サーバー
- SSHUser: SSH ユーザー
- SSHPassword: SSH パスワード
接続文字列形式では以下のようになります。
User=admin;Password=adminpassword;Database=test;Server=mysql-server;Port=3306;UseSSH=true;SSHAuthMode=Password;SSHPort=22;SSHServer=ssh-server;SSHUser=root;SSHPassword=sshpasswd;
公開鍵認証方式方式によるSSH 接続
公開鍵認証によるSSH接続時に必要なプロパティ一覧を以下に示します。
- User: MySQL のユーザ
- Password: MySQL のパスワード
- Database: MySQL の接続先データベース
- Server: MySQL のサーバー
- Port: MySQL のポート
- UserSSH: "true"
- SSHAuthMode: "Public_Key"
- SSHClientCertType: キーストアの種類
- SSHPort: SSH のポート
- SSHServer: SSH サーバー
- SSHUser: SSH ユーザー
- SSHClientCert: 秘密鍵ファイルのパス
接続文字列形式では以下のようになります。
User=admin;Password=adminpassword;Database=test;Server=mysql-server;Port=3306;UseSSH=true;SSHAuthMode=Public_Key;SSHClientCertType=PUBLIC_KEY_FILE;SSHPort=22;SSHServer=ssh-server;SSHUser=root;SSHClientCert=C:\Keys\key.pem;
- Create & Test をクリックします。
- Edit MySQL Connection ページのPermissions タブに移動し、ユーザーベースのアクセス許可を更新します。
Connect Cloud にMySQL OData エンドポイントを追加する
MySQL に接続したら、目的のテーブルのOData エンドポイントを作成します。
- OData ページに移動し、 Add to create new OData endpoints をクリックします。
- MySQL コネクション(例:MySQL1)を選択し、Next をクリックします。
- 使用するテーブルを選択し、Confirm をクリックします。
OData フィードのサンプルURL
MySQL への接続を構成してユーザーを作成し、Connect Cloud でOData エンドポイントを作成すると、MySQL のデータのOData フィードにアクセスできるようになります。 以下は、テーブルにアクセスするためのURL とテーブルのリストです。テーブルへのアクセスについては、Connect Cloud のOData ページを参照してください。URL については、Connect Cloud のURL が必要になります。(例: https://cloud.cdata.com/api/odata/service)
テーブル | URL | |
---|---|---|
エンティティ(テーブル)一覧 | https://cloud.cdata.com/api/odata/service/ | |
メタデータ | https://cloud.cdata.com/api/odata/service/$metadata | |
Orders | https://cloud.cdata.com/api/odata/service/Orders |
通常のOData フィードについては、返されるフィールドを制限したい場合は、クエリに$select パラメータと$filter、$orderby、$skip、$top といった他の一般的なOData URL パラメータを組み合わせて追加できます。 サポートされているOData クエリの詳細についてはヘルプドキュメントを参照してください。
コネクションとOData エンドポイントを設定したら、RunMyProcess からMySQL のデータに接続できます。
RunMyProcess DigitalSuite Studio からMySQL のデータを取得する
MySQL への接続と構成されたOData エンドポイントがあれば、RunMyProcess にMySQL のデータを追加して取得することができます。
Provider を作成する
- RunMyProcess にログインしDigitalSuite Studio を開きます。
- 「Resources」をクリックしてResources ページを立ち上げ、「CONNECTORS」タブを選択します。
- 新規プロバイダーを作成する場合は、「+(New Provider)」ボタンをクリックし、使用するアカウントを選択し、「Confirm」をクリックします。
- 設定ページで次のプロパティを設定します。
- URL:Connect Cloud OData ページのOData エンドポイントを設定します。https://cloud.cdata.com/api/odata/service
- Authentication Schema:ログイン / パスワードを選択します。
- Login:Connect Cloud のユーザー名を指定します。(例:user@mydomain.com)
- Password:Connect Cloud ユーザーのPAT を指定します。
- 「ACCEPTANCE」、「TEST」タブにも同じ情報を入力します。Note:その際、「Copy this configuration button」ボタンをクリックすることで設定をコピーでき、コピー先のタブで「Paste previously copied configuration」をクリックして内容をペーストできます。
- 「Save」をクリックしてプロパティを保存します。
コネクタを作成してMySQL のデータを取得する
- 「CONNECTOR」タブで三点リーダーをクリックし、プロバイダーを作成します。メニューからAdd を選択します。
- 次に示すページでは、Connect Cloud で設定されたOData エンドポイントにConnector URL を設定する方法を説明します。(例: https://cloud.cdata.com/api/odata/service)
- 「Save」、「Launch」の順でクリックし接続の実行をテストします。「Launch test」をクリックして実行します。設定したテーブル情報のJSON レスポンスが得られれば、処理は成功です。
詳細と無料トライアル
これで、MySQL のデータを取得するためのプロバイダーとコネクタが作成されました。MySQL(および100を超えるほかのデータソース)からのOData フィードの作成方法の詳細については、Connect Cloud ページにアクセスしてください。無償トライアルにサインアップして、RunMyProcess でリアルタイムMySQL のデータの操作をはじめましょう。