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詳細はこちら →SAP Lumira でAzure Data Lake Storage のOData Feeds を取り込み
CData Connect Cloud を使用してSAP Lumira での変更を反映するAzure Data Lake Storage フィードのデータビジュアライゼーションを作成します。
最終更新日:2022-06-10
こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。
CData Connect Cloud を使って、SAP Lumira でAzure Data Lake Storage に基づくビジュアライゼーションを作成できます。CData Connect Cloud により、リアルタイムデータへの接続が可能になります。ダッシュボードとレポートはオンデマンドで更新できます。この記事では、常に最新であるグラフを作成する方法を説明します。
CData Connect Cloud はAzure Data Lake Storage のデータへのクラウドベースのOData インターフェースを提供し、SAP Lumira からAzure Data Lake Storage のデータへのリアルタイム連携を実現します。
Connect Cloud アカウントの取得
以下のステップを実行するには、CData Connect Cloud のアカウントが必要になります。こちらから製品の詳しい情報とアカウント作成、30日間無償トライアルのご利用を開始できますので、ぜひご利用ください。
Connect Cloud を構成
SAP Lumira でAzure Data Lake Storage のデータを操作するには、Connect Cloud からAzure Data Lake Storage に接続し、コネクションにユーザーアクセスを提供してAzure Data Lake Storage のデータのOData エンドポイントを作成する必要があります。
Azure Data Lake Storage に接続したら、目的のテーブルのOData エンドポイントを作成します。
(オプション)新しいConnect Cloud ユーザーの追加
必要であれば、Connect Cloud 経由でAzure Data Lake Storage に接続するユーザーを作成します。
- 「Users」ページに移動し、 Invite Users をクリックします。
- 新しいユーザーのE メールアドレスを入力して、 Send をクリックしてユーザーを招待します。
- 「Users」ページからユーザーを確認および編集できます。
パーソナルアクセストークンの追加
OAuth 認証をサポートしていないサービス、アプリケーション、プラットフォーム、またはフレームワークから接続する場合は、認証に使用するパーソナルアクセストークン(PAT)を作成できます。きめ細かなアクセス管理を行うために、サービスごとに個別のPAT を作成するのがベストプラクティスです。
- Connect Cloud アプリの右上にあるユーザー名をクリックし、「User Profile」をクリックします。
- 「User Profile」ページで「Access Token」セクションにスクロールし、 Create PAT をクリックします。
- PAT の名前を入力して Create をクリックします。
- パーソナルアクセストークンは作成時にしか表示されないため、必ずコピーして安全に保存してください。
Connect Cloud からAzure Data Lake Storage に接続
CData Connect Cloud では、簡単なクリック操作ベースのインターフェースでデータソースに接続できます。
- Connect Cloud にログインし、 Add Connection をクリックします。
- 「Add Connection」パネルから「Azure Data Lake Storage」を選択します。
-
必要な認証プロパティを入力し、Azure Data Lake Storage に接続します。
Azure Data Lake Storage 接続プロパティの取得・設定方法
Azure Data Lake Storage Gen 2 への接続
Gen 2 Data Lake Storage アカウントに接続するには、以下のプロパティを設定します。
- Account:ストレージアカウントの名前。
- FileSystem:このアカウントに使用されるファイルシステム名。例えば、Azure Blob コンテナの名前。
- Directory(オプション):レプリケートされたファイルが保存される場所へのパス。パスが指定されない場合、ファイルはルートディレクトリに保存されます。
Azure Data Lake Storage Gen 2 への認証
本製品は、次の4つの認証方法をサポートします:アクセスキーの使用、共有アクセス署名の使用、Azure Active Directory OAuth(AzureAD)、Managed Service Identity(AzureMSI)。
アクセスキー
アクセスキーを使用して接続するには、はじめにADLS Gen2 ストレージアカウントで利用可能なアクセスキーを取得する必要があります。Azure ポータルで:
- ADLS Gen2 ストレージアカウントにアクセスします。
- 設定でアクセスキーを選択します。
- 利用可能なアクセスキーの1つの値をAccessKey 接続プロパティにコピーします。
- AuthScheme:AccessKey。
- AccessKey:先にAzure ポータルで取得したアクセスキーの値。
接続の準備ができたら、次のプロパティを設定します。
共有アクセス署名(SAS)
共有アクセス署名を使用して接続するには、はじめにAzure Storage Explorer ツールを使用して署名を生成する必要があります。
接続の準備ができたら、次のプロパティを設定します。
- AuthScheme:SAS。
- SharedAccessSignature:先に生成した共有アクセス署名の値。
AzureAD、AzureMSI での認証方法については、ヘルプドキュメントの「Azure Data Lake Storage Gen 2 への認証」セクションを参照してください。
- Create & Test をクリックします。
- 「Add Azure Data Lake Storage Connection」ページの「Permissions」タブに移動し、ユーザーベースのアクセス許可を更新します。
Connect Cloud にAzure Data Lake Storage OData エンドポイントを追加する
Azure Data Lake Storage に接続したら、目的のテーブルのOData エンドポイントを作成します。
- OData ページに移動し、 Add をクリックして新しいOData エンドポイントを作成します。
- Azure Data Lake Storage 接続(例:ADLS1)を選択し、Next をクリックします。
- 使用するテーブルを選択し、「Confirm」をクリックします。
コネクションとOData エンドポイントを設定したら、SAP Lumira からAzure Data Lake Storage のデータに接続できます。
SAP Lumira からAzure Data Lake Storage への接続
以下のステップに従って、Azure Data Lake Storage をSAP Lumira に取得します。SQL クエリを実行するか、UI を使用できます。
- SAP Lumira で[File]->[New]->[Query with SQL]とクリックします。Add New Dataset ダイアログが表示されます。
- [Generic]セクションを展開し、[Generic OData 2.0 Connector]オプションをクリックします。
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[Service Root URI]ボックスに、CData Connect Cloud のOData エンドポイントを入力します。URL は次の例のようになります。
https://your-server:8032/api.rsc
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[User Name]と[Password]のボックスにAPI ユーザーのユーザー名とパーソナルアクセストークンを入力します。これらの資格情報は、HTTP 基本認証で使用されます。
ツリーでエンティティを選択するか、SQL クエリを入力します。この記事では、Azure Data Lake Storage Resources エンティティをインポートします。
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[Connect]をクリックすると、SAP Lumira は対応するOData 要求を生成し、結果をメモリにロードします。その後、フィルタ、集計、要約関数など、SAP Lumira で使用可能な任意のデータ処理ツールを使用できます。
データのビジュアライゼーションを作成
データをインポートした後、[Visualize]ルームでデータのビジュアライゼーションを作成できます。以下のステップに従って、基本グラフを作成します。
[Measures and Dimensions]ペインで、メジャーとディメンションを[Visualization Tools]ペインの[x-axis]フィールドと[y-axis]フィールドにドラッグします。SAP Lumira は、CData Connect Cloud のメタデータサービスからディメンションとメジャーを自動的に検出します。
デフォルトでは、SUM 関数はすべてのメジャーに適用されます。メジャーの横にある歯車のアイコンをクリックしてデフォルトの要約を変更します。
- [Visualization Tools]ペインで、グラフの種類を選択します。
- [Chart Canvas]ペインで、フィルタを適用し、メジャーで並べ替え、ランキングを追加して現在のAzure Data Lake Storage でグラフを更新します。