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詳細はこちら →Salesforce Connect で外部Google Sheets オブジェクトを編集および検索
CData Connect Server を使用すれば、Google Sheets のデータのOData フィードをスマートデバイスにセキュアに送信できます。CData Connect とSalesforce Connect を使用して、アプリやダッシュボードからアクセスできるGoogle Sheets オブジェクトを作成します。
最終更新日:2021-02-10
こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。
CData Connect Server を使用すると、Salesforce コンソールのようなアプリケーションや、Salesforce1 Mobile App のようなモバイルアプリケーションからGoogle Sheets のデータにアクセスできます。この記事ではCData Connect Server とSalesforce Connect を使用して、標準のSalesforce オブジェクトと外部のGoogle Sheets オブジェクトにアクセスします。
Connect Server を構成する
Salesforce Connect でリアルタイムGoogle Sheets のデータを操作するには、Connect Server からGoogle Sheets に接続し、新しい仮想データベースへのユーザーアクセスを提供してGoogle Sheets のデータのOData エンドポイントを作成する必要があります。
Connect Server ユーザーを追加する
Reveal からConnect Server を介してGoogle Sheets に接続するユーザーを作成します。
- [Users]->[ Add]とクリックします。
- ユーザーを構成します。
- [Save Changes]をクリックして新しいユーザーの認証トークンをメモします。
Connect Server からGoogle Sheets に接続
CData Connect Server は、簡単なポイントアンドクリックインターフェースを使用してAPI を生成します。
- Connect Server を開き、「Databases」をクリックします。
- 「Available Data Sources」から「Google Sheets」を選択します。
- 必要な認証プロパティを入力し、Google Sheets に接続します。
スプレッドシートに接続するには、Google への認証を行い、Spreadsheet 接続プロパティにスプレッドシートの名前またはフィードリンクを設定します。Google Drive のスプレッドシートの情報一覧を表示したい場合は、認証後にSpreadsheets ビューにクエリを実行します。
ClientLogin(ユーザー名 / パスワード認証)は、2012年4月20日より正式に非推奨となり、現在は利用できません。代わりに、OAuth 2.0 認証規格を使用してください。 個々のユーザーに代わってGoogle API にアクセスするには、埋め込みクレデンシャルを使用するか、独自のOAuth アプリを登録します。
OAuth は、Google Apps ドメインのユーザーに代わって、サービスアカウントを使って接続することもできます。サービスアカウントで認証するには、OAuth JWT 値を取得するためのアプリケーションを登録する必要があります。
Google アカウント、Google Apps アカウント、二段階認証を使用するアカウントなど、様々なアカウントタイプでGoogle スプレッドシートに接続する方法は、ヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。
- 「 Test Database」をクリックします。
- 「Permission」->「 Add」とクリックし、適切な権限を持つ新しいユーザー(または既存のユーザー)を追加します。(Reveal に必要なのは、SELECT のみです。)
Connect Server にGoogle Sheets OData エンドポイントを追加する
Google Sheets に接続したら、目的のテーブルのOData エンドポイントを作成します。
- 「OData」->「Tables」->「Add Tables」とクリックします。
- Google Sheets のデータベースを選択します。
- 使用するテーブルを選択し、「Next」をクリックします。
- (オプション)テーブルの定義を編集して特定のフィールドなどを選択します。
- 設定を保存します。
(オプション)Cross-Origin Resource Sharing (CORS) を構成する
複数の異なるドメインにアクセスして接続すると、クロスサイトスクリプティングの制限に違反する恐れがあります。その場合には、「OData」->「Settings」でCORS 設定を構成します。
- Enable cross-origin resource sharing (CORS):ON
- Allow all domains without '*':ON
- Access-Control-Allow-Methods:GET、PUT、POST、OPTIONS
- Access-Control-Allow-Headers:Authorization
設定への変更を保存します。

外部データソースとしてGoogle Sheets のデータに接続する
以下のステップに従って、CData Connect に生成されたフィードに接続します。
- Salesforce にログインし、「Setup」->「Integrations」->「External Data Sources」とクリックします。
- 「New External Data Source」をクリックします。
- 以下のプロパティに値を入力します。
- External Data Source:リストビューおよびレポートで使用するラベルを入力します。
- Name:固有の識別子を入力します。
- Type:「Salesforce Connect: OData 4.0」オプションを選択します。
URL:CData Connect OData エンドポイントのURL を入力します。OData URL のフォーマットはCONNECT_SERVER_URL/api.rsc/ です。
- 「Writable External Objects」オプションを選択します。
「Format」メニューから「JSON」を選択します。
- 「Authentication」セクションでは、以下のプロパティを設定します。
- Identity Type:組織のすべてのメンバーが同じ認証情報を使用してCData Connect にアクセスする場合は、「Named Principal」を選択します。各自の認証情報で接続する場合は、「Per User」を選択します。
- Authentication Protocol:Basic 認証を使用するには、「Password Authentication」を選択します。
- Certificate:Salesforce からサーバーへの通信を暗号化及び認証するために使用する証明書を入力、または参照します。
- Username:CData Connect Server に追加したユーザーのユーザー名を入力します。
- Password:ユーザーの認証トークンを入力します。

Google Sheets オブジェクトを同期する
外部データソースを作成したら、以下のステップに従って、データソースへの変更を反映するGoogle Sheets 外部オブジェクトを作成します。Google Sheets 外部オブジェクトの定義をGoogle Sheets テーブルの定義と同期します。
- 作成した外部データソースのリンクをクリックします。
- 「Validate and Sync」をクリックします。
- 外部オブジェクトとして使用するGoogle Sheets テーブルを選択します。

Salesforce オブジェクトとしてGoogle Sheets のデータにアクセスする
Google Sheets のデータを外部データソースとして追加し、Google Sheets テーブルを外部オブジェクトとして同期すると、標準のSalesforce オブジェクトと同じように外部Google Sheets オブジェクトを使用できるようになります。
-
フィルタリストビューを使用して新しいタブを作成します。
-
外部オブジェクトのレポートを作成します。
-
Salesforce ダッシュボードから、Google Sheets オブジェクトを作成、更新、および削除します。
アプリケーションから簡単にGoogle Sheets のデータにアクセスする
この時点で、Salesforce からリアルタイムGoogle Sheets のデータに直接接続ができます。Salesforce のようなアプリケーションから簡単に100を超えるSaaS、Big Data、NoSQL ソースのデータにアクセスする方法の詳細は、Connect Server ページを参照してください。