各製品の資料を入手。
詳細はこちら →製品をチェック
製品の詳細・30日間の無償トライアルはこちら
CData ConnectPower Automate を使用してIBM Cloud Data Engine のデータを自動化タスクに統合
CData Connect Server を使用してIBM Cloud Data Engine のデータの仮想SQL Server データベースを作成し、リアルタイムIBM Cloud Data Engine のデータをPower Automate タスクに統合します。
加藤龍彦デジタルマーケティング
最終更新日:2021-04-09
こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。
Power Automate(旧名:Microsoft Flow)は、一般的なアプリとサービスのイベント(ワークフロー)を自動化するオンラインサービスです。CData Connect Server と組み合わせることで、IBM Cloud Data Engine のデータを使用した自動化タスクの作成を実現できます。この記事では、Power Automate からConnect Server に接続し、IBM Cloud Data Engine のデータをワークフローとタスクに統合する方法を説明します。
Power Automate はCData Connect Server をSQL Server データベースとして認識し、最適化されたデータ処理を使用してサポートされているすべてのSQL 操作(フィルタ、JOIN など)をIBM Cloud Data Engine に直接渡し、サーバーサイドの処理を利用してIBM Cloud Data Engine のデータを素早く返します。
以下のステップでは、CData Connect Server のインスタンスが必要になります。まずは、こちらからConnect Server をダウンロード・インストールしてください。
IBM Cloud Data Engine のデータの仮想SQL データベースを作成する
CData Connect Server を使えば、簡単なポイントアンドクリックインターフェースを使用してデータソースに接続し、API を生成できます。
- Connect Server にログインし、「CONNECTIONS」をクリックします。
- [Available Data Sources]から[IBM Cloud Data Engine]を選択します。
-
必要な認証プロパティを入力し、IBM Cloud Data Engine に接続します。
IBM Cloud Data Engine は、OAuth およびHMAC 認証標準を使います。詳細はヘルプドキュメントを参照してください。
- 「 Test Database」をクリックします。
- [Permission]->[ Add]とクリックし、適切な権限を持つ新しいユーザー(または既存のユーザー)を追加します。
CData Connect Server に接続する
Connect Server を使用してIBM Cloud Data Engine のデータをPower Automate タスクに統合するには、新しいSQL Server 接続を作成します。
- まずは、Power Automate にログインします。
- [Data]->[Connections]->[New connection]とクリックします。
- SQL Server を選択します。
- 接続ウィザードにて
- Authentication Type を"SQL Server Authentication" に設定します。
- SQL server name をConnect Server インスタンスのアドレスに設定します。(CONNECT_SERVER_URL)
- SQL database name を以前作成したIBM Cloud Data Engine の名前(ibmclouddataenginedb など)に設定します。
- Username とPassword を設定し、[Create]をクリックします。
IBM Cloud Data Engine のデータをPower Automate タスクに統合する
Connect Server への接続が構成されたら、いよいよIBM Cloud Data Engine のデータをPower Automate タスクに統合しましょう。
- [My flows]->[New flow]とクリックし、スクラッチまたはテンプレートからフローを作成します。
- フロー内にSQL Server アクション(Get rows など)を追加し、Connect Server に接続するようアクションを構成します。
- 使用するテーブルをドロップダウンメニューから選択し、詳細オプション(フィルタ、オーダーなど)を構成します。
- フローを保存して、テストが成功したら準備は完了です

あらゆるアプリケーションからIBM Cloud Data Engine のデータにSQL でアクセス
以上で、Power Automate タスクからリアルタイムIBM Cloud Data Engine のデータへの接続ができるようになりました。
Connect Server を使えばIBM Cloud Data Engine 以外にも270種類以上のSaaS、ビッグデータ、NoSQL データソースへのSQL アクセスが可能です。ぜひ、こちらから30日間無償トライアルをお試しください。