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詳細はこちら →ColdFusion でGoogle Sheets のデータに連携する方法
ColdFusion の標準的なデータアクセスコードでGoogle Sheets にデータ連携。
最終更新日:2021-02-06
こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。
CData JDBC Driver for GoogleSheets は、ColdFusion のrapid development tools を使ってGoogle Sheets への接続をシームレスに統合します。この記事では、ColdFusion でGoogle Sheets に連携しGoogle Sheets テーブルをクエリする方法を説明します。
ColdFusion にGoogle Sheets のJDBC データソースを作成
下記の手順に従ってGoogle Sheets のデータソースを作成し、ColdFusion アプリケーションへの連携を可能にします。
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ドライバーのJAR および.lic ファイルを、インストールディレクトリから C:\ColdFusion10\cfusion\wwwroot\WEB-INF\lib にコピーします。
ドライバーのJAR およびlicense はインストールディレクトリの[lib]サブフォルダに配置されています。
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ドライバーをデータソースとして追加:
ColdFusion Administrator インターフェースで[Data & Services]ノードを展開し、[Data Sources]>[Add New Data Source]をクリックします。ダイアログが表示されたら、以下のプロパティを入力します。
- Data Source Name:データソースの名前を入力。名前はColdFusion 変数命名規則に一致する必要があります。
- Driver:[Other]を選択。
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JDBC Driver のプロパティ設定:
JDBC URL:JDBC URL に接続プロパティを入力。JDBC のURL は以下で始まり jdbc:googlesheets: 次に、セミコロン区切りでname=value ペアの接続プロパティを入力します。以下は一般的なJDBC URL です:
jdbc:googlesheets:Spreadsheet=MySheet;
スプレッドシートに接続するには、Google への認証を行い、Spreadsheet 接続プロパティにスプレッドシートの名前またはフィードリンクを設定します。Google Drive のスプレッドシートの情報一覧を表示したい場合は、認証後にSpreadsheets ビューにクエリを実行します。
ClientLogin(ユーザー名 / パスワード認証)は、2012年4月20日より正式に非推奨となり、現在は利用できません。代わりに、OAuth 2.0 認証規格を使用してください。 個々のユーザーに代わってGoogle API にアクセスするには、埋め込みクレデンシャルを使用するか、独自のOAuth アプリを登録します。
OAuth は、Google Apps ドメインのユーザーに代わって、サービスアカウントを使って接続することもできます。サービスアカウントで認証するには、OAuth JWT 値を取得するためのアプリケーションを登録する必要があります。
Google アカウント、Google Apps アカウント、二段階認証を使用するアカウントなど、様々なアカウントタイプでGoogle スプレッドシートに接続する方法は、ヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。
- Driver Class:ドライバーのクラスを入力。ドライバークラスは、以下のとおりです。cdata.jdbc.googlesheets.GoogleSheetsDriver
- Driver Name:ユーザー定義のドライバー名を入力。ドライバー名はColdFusion Administrator コンソールでデータソースを認識するために使われます。
- Username:認証するユーザーネームを入力。
- Password:認証するパスワードを入力。

[Actions] カラムのCData Google Sheets のデータソースを有効にして、接続をテストできます。ステータスがOK になったら、Google Sheets のデータソースを使うことができます。

クエリを実行
下記の手順に従って、Google Sheets の基準に合ったレコードをクエリし、結果をHTML テーブルに出力する簡単なアプリケーションを作成します。
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新規ColdFusion markup ファイルでクエリを定義:C:\ColdFusion10\cfusion\wwwroot directory for ColdFusion の.cfm ファイルに次のコードを入力:
<cfquery name="GoogleSheetsQuery" dataSource="CDataGoogleSheets"> SELECT * FROM Orders </cfquery>
Note:CData JDBC Drivers は、cfqueryparam エレメントを使ってパラメータ化されたクエリもサポートします。例:
<cfquery name="GoogleSheetsQuery" dataSource="CDataGoogleSheets"> SELECT * FROM Orders WHERE ShipCity = <cfqueryparam>Madrid</cfqueryparam> </cfquery>
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CFTable を使ってHTML にテーブルを出力:
<cftable query = "GoogleSheetsQuery" border = "1" colHeaders colSpacing = "2" headerLines = "2" HTMLTable maxRows = "500" startRow = "1"/> <cfcol header="<b>Shipcountry</b>" align="Left" width=11 text="#Shipcountry#"></cfcol> <cfcol header="<b>OrderPrice</b>" align="Left" width=10 text="#OrderPrice#"></cfcol> </cftable>
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コードを実行してグリッドを表示します。
HTML 部分を含む以下のフルコードが利用できます。
<html>
<head><title>Hello World</title></head>
<body>
<cfoutput>#ucase("hello world")#</cfoutput>
<cfquery name="GoogleSheetsQuery" dataSource="CDataGoogleSheets">
SELECT * FROM Orders
</cfquery>
<cftable
query = "GoogleSheetsQuery"
border = "1"
colHeaders
colSpacing = "2"
headerLines = "2"
HTMLTable
maxRows = "500"
startRow = "1">
<cfcol header="<b>Shipcountry</b>" align="Left" width=11 text="#Shipcountry#"></cfcol>
<cfcol header="<b>OrderPrice</b>" align="Left" width=10 text="#OrderPrice#"></cfcol>
</cftable>
</body>
</html>