Google スプレッドシートからKintone リアルタイムデータに接続

CData Connect Cloud を使ってGoogle スプレッドシートからKintone リアルタイムデータに接続します。

加藤龍彦
デジタルマーケティング

最終更新日:2022-06-02

この記事で実現できるKintone 連携のシナリオ

こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。

Google スプレッドシートは、Web ベースのブラウザ上で動作する表計算アプリです。CData Connect Cloud と組み合わせることで、Google スプレッドシートからKintone のデータに即座にアクセスし、分析、共有、表計算などの用途に使用できます。この記事では、Connect Cloud でKintone に接続し、Google スプレッドシートでKintone のデータにアクセスする方法を説明します。

CData Connect Cloud とは?

CData Connect Cloud は、以下のような特徴を持ったクラウド型のリアルタイムデータ連携製品です。

  • SaaS やクラウドデータベースを中心とする150種類以上のデータソース
  • BI、アナリティクス、ETL、ローコードツールなど30種類以上のツールやアプリケーションから利用可能
  • リアルタイムのデータ接続に対応。データの複製を作る必要はありません
  • ノーコードでシンプルな設定

詳しくは、こちらの製品資料をご確認ください。

Connect Cloud アカウントの取得

以下のステップを実行するには、CData Connect Cloud のアカウントが必要になります。こちらから製品の詳しい情報とアカウント作成、30日間無償トライアルのご利用を開始できますので、ぜひご利用ください。


Connect Cloud からKintone への接続

CData Connect Cloud では、直感的なクリック操作ベースのインターフェースを使ってデータソースに接続できます。

  1. Connect Cloud にログインし、 Add Connection をクリックします。 コネクションの追加
  2. 「Add Connection」パネルから「Kintone」を選択します。 データソースの選択
  3. 必要な認証プロパティを入力し、Kintone に接続します。

    Kintone 接続プロパティの設定方法

    Kintone に接続するには、以下の接続プロパティを設定する必要があります。

    • URL:Kintone のアクセスURL(例:https://yoursitename.cybozu.com または https://yoursitename.kintone.com)
    • User:アカウントのユーザー名
    • Password:アカウントのパスワード
    • AuthScheme:Password を指定

    パスワード認証の代わりにAPI トークン認証を利用する場合は、ヘルプドキュメントの「接続の設定」セクションをご参照ください。

    Basic 認証の設定

    ご利用のKintone ドメインでBasic 認証を有効にしている場合は、接続プロパティの「詳細」設定で以下の項目を追加設定してください。

    • BasicAuthUser:Basic認証のユーザー名
    • BasicAuthPassword:Basic認証のパスワード

    クライアント証明書認証の設定

    Basic認証の代わりにクライアント証明書による認証を利用する場合は、以下の項目を設定してください。

    • SSLClientCert:クライアント証明書のパス
    • SSLClientCertType:証明書の種類
    • SSLClientCertSubject:証明書のサブジェクト
    • SSLClientCertPassword:証明書のパスワード
    接続の設定(Salesforce の表示)
  4. Create & Test をクリックします。
  5. 「Add Kintone Connection」ページの「Permissions」タブに移動し、ユーザーベースのアクセス許可を更新します。 権限を更新

コネクションの設定が完了したら、Google スプレッドシートからKintone のデータへの接続準備ができました。

Kintone リアルタイムデータにGoogle スプレッドシートからアクセス

以下のステップでは、Google スプレッドシートからCData Connect Cloud に接続して新しいKintone のデータソースを作成する方法を説明します。

  1. Google スプレッドシートにログインして、新しいシートを作成、または既存のシートを開きます。
  2. 「拡張機能」をクリックして「アドオン」 -> 「アドオンを取得」と進みます(すでにアドオンをインストールしている場合は、ステップ5に進んでください)。
  3. CData Connect Cloud アドオンを検索してインストールします。 アドオンのインストール
  4. アドオンにアクセスを許可します。 アドオンにアクセスを許可
  5. Google スプレッドシートに戻って、「拡張機能」をクリックしてCData Connect Cloud アドオンを開きます。 アドオンを開く
  6. アドオンのパネルで、「Authorize」をクリックしてご利用のCData Connect Cloud インスタンスを認証します。 CData Connect Cloud を認証
  7. Google スプレッドシートのCData Connect Cloud パネルで「IMPORT」をクリックします。 Google スプレッドシートのCData Connect Cloud パネル
  8. コネクション(例:Kintone1)、テーブル(例:Apps)、カラムを選択してインポートします。 コネクション、テーブル、カラムを選択
  9. オプションでFilters(フィルタ)、Sorting(ソート)、Limit(取得数制限)の設定を追加することもできます。 Filters, Sorting, Limits
  10. 「Execute」をクリックしてデータをインポートします。

クラウドアプリケーションからKintone のデータへのライブアクセス

以上で、Google スプレッドシートワークブックからKintone リアルタイムデータへのクラウド接続が実現します。データをさらに追加して表計算、集計、共有などの用途に使用できます。

インポートしたデータ(Salesforce の場合)

クラウドアプリケーションから直接100を超えるSaaS 、ビッグデータ、NoSQL データソースへのリアルタイムデータアクセスを実現するには、CData Connect Cloud の30日間無償トライアルをぜひお試しください。

CData で実現できるkintone 連携のユースケース

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基幹システム・SaaS 間連携による業務自動化

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