Zoho Analytics を使用してKintone のデータをインポート

CData Connect Cloud を使用してZoho Analytics からKintone に接続し、リアルタイムKintone のデータをインポートします。

古川えりか
コンテンツスペシャリスト

最終更新日:2022-12-13

この記事で実現できるKintone 連携のシナリオ

こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。

Zoho Analytics はモダンなBI およびアナリティクスプラットフォームであり、データに接続、分析したりビジュアライゼーションやダッシュボードを作成して意思決定につながるインサイトを発見できます。 CData Connect Cloud と組み合わせると、Zoho Analytics はレポートや分析のためにKintone のデータにクラウドベースで即座にアクセスできます。 Connect Cloud を使用してKintone に接続し、Zoho Analytics でダッシュボードを作成してKintone のデータを分析する方法を紹介します。

CData Connect Cloud は、Kintone にクラウドベースのインターフェースを提供し、ネイティブにサポートされているデータベースにデータを複製することなく、Zoho Analytics でKintone のデータの分析を実現します。 CData Connect Cloud は、最適化されたデータ処理により、サポートされているすべてのSQL 操作(フィルタ、JOIN など)をKintone に直接プッシュし、サーバー側の処理を利用して要求されたKintone のデータを高速で返します。

Connect Cloud アカウントの取得

以下のステップを実行するには、CData Connect Cloud のアカウントが必要になります。こちらから製品の詳しい情報とアカウント作成、30日間無償トライアルのご利用を開始できますので、ぜひご利用ください。


Connect Cloud からKintone への接続

CData Connect Cloud では、直感的なクリック操作ベースのインターフェースを使ってデータソースに接続できます。

  1. Connect Cloud にログインし、 Add Connection をクリックします。
  2. Adding a Connection
  3. Add Connection パネルで「Kintone」を選択します。
  4. Selecting a data source
  5. 必要な認証プロパティを入力し、Kintone に接続します。

    Kintone 接続プロパティの設定方法

    Kintone に接続するには、以下の接続プロパティを設定する必要があります。

    • URL:Kintone のアクセスURL(例:https://yoursitename.cybozu.com または https://yoursitename.kintone.com)
    • User:アカウントのユーザー名
    • Password:アカウントのパスワード
    • AuthScheme:Password を指定

    パスワード認証の代わりにAPI トークン認証を利用する場合は、ヘルプドキュメントの「接続の設定」セクションをご参照ください。

    Basic 認証の設定

    ご利用のKintone ドメインでBasic 認証を有効にしている場合は、接続プロパティの「詳細」設定で以下の項目を追加設定してください。

    • BasicAuthUser:Basic認証のユーザー名
    • BasicAuthPassword:Basic認証のパスワード

    クライアント証明書認証の設定

    Basic認証の代わりにクライアント証明書による認証を利用する場合は、以下の項目を設定してください。

    • SSLClientCert:クライアント証明書のパス
    • SSLClientCertType:証明書の種類
    • SSLClientCertSubject:証明書のサブジェクト
    • SSLClientCertPassword:証明書のパスワード
    Configuring a connection (Salesforce is shown)
  6. Create & Test をクリックします。
  7. Add Kintone Connection ページのPermissions タブに移動し、ユーザーベースのアクセス許可を更新します。 Updating permissions

パーソナルアクセストークンの取得

OAuth 認証をサポートしていないサービス、アプリケーション、プラットフォーム、またはフレームワークから接続する場合は、認証に使用するパーソナルアクセストークン(PAT)を作成できます。 きめ細かなアクセス管理を行うために、サービスごとに個別のPAT を作成するのがベストプラクティスです。

  1. Connect Cloud アプリの右上にあるユーザー名をクリックし、「User Profile」をクリックします。
  2. User Profile ページでPersonal Access Token セクションにスクロールし、 Create PAT をクリックします。
  3. PAT の名前を入力して Create をクリックします。
  4. Creating a new PAT
  5. パーソナルアクセストークンは作成時にしか表示されないため、必ずコピーして安全に保存してください。
  6. 接続が構成されたら、CData Connect Cloud を使用してZoho Analytics からKintone のデータへの接続、データのインポート、およびダッシュボードの作成が可能になります。

CData Connect Cloud を使用してZoho Analytics からKintone へ接続

Zoho Analytics からCData Connect Cloud への接続を確立するには、次の手順を実行します

  1. Zoho Analytics にログインします。
  2. Logging into Zoho Analytics
  3. 新しい接続を作成し、Cloud Databases を選択して接続モーダルを開きます。
  4. Creating a new connection
  5. 次の情報を入力します。
    • Database Type - MS SQL Server を選択。
    • Endpoint - tds.cdata.com を入力。
    • SQL Server Instance Name - 空欄のまま。
    • Port - 14333 を入力。
    • Username - CData Connect Cloud のユーザー名を入力。ユーザー名はCData Connect Cloud のインターフェースの右上に表示されています。 例えばuser@domain.com です。
    • Password - Settings ページで生成したPAT を入力。
    • Database Name - 接続したいCData Connect Cloud データソースのConnection Name を入力。例えばKintone1です。
    • 「Next」をクリック。
    • Displaying configuration settings
  6. Apps など、インポートしたいテーブルを選択します。
  7. Choosing table to import
  8. テーブルのData Preview がポップアップします。次に、Zoho Analytics で参照できるように、Workspace Name とTable Name を入力します。「Next」をクリックします。
  9. Displaying data preview
  10. 定期的にインポートをスケジュールするオプションがあります。設定したら「Create」をクリックします。
  11. Scheduling the import
  12. インポートが開始されます。「OK」をクリックします。
  13. Initiating the import
  14. Zoho Analytics Explorer で新しい接続を表示します。
  15. Viewing new connection
  16. 新しい接続をクリックすると、テーブルが表示されます。
  17. Viewing the table
  18. Zoho Analytics は、以下のようにユーザーのためにダッシュボードを自動生成できます。
  19. Auto-generating a dashboard

Kintone のデータをZoho Analytics にインポートし、ダッシュボードを作成できました。

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