JBoss のコネクションプールからKafka のデータに連携

Kafka をJava サーブレットに統合します。JBoss のManagement Console を使用して、CData JDBC Driver for ApacheKafka をインストールします。

加藤龍彦
デジタルマーケティング

最終更新日:2022-09-12

この記事で実現できるKafka 連携のシナリオ

こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。

CData JDBC ドライバーは、コネクションプールの標準手順に従ってJBoss で構成できます。この記事では、JBoss アプリケーションのコネクションプールからSalesforce データにアクセスする方法について詳しく説明します。また、JBoss Management Interface を使用してCData JDBC Driver for ApacheKafka を設定する方法についても詳しく説明します。最後には、コネクションプールからKafka にアクセスできるようになります。

Management Console からJDBC Data Source for ApacheKafka を作成

以下のステップに従ってドライバーJAR を追加し、必要な接続プロパティを定義します。

  1. [Runtime]メニューで、展開先がマネージドドメインかスタンドアロンサーバーかに応じて[Domain]または[Server]メニューを選択し、[Manage deployments]をクリックして[Deployments]ページを開きます。
  2. [Add]をクリックします。表示されるウィザードで、インストールディレクトリのlib サブフォルダにあるドライバーのJAR ファイルとライセンスを追加します。ウィザードをデフォルトで終了し、ドライバーを選択して[Enable]をクリックします。 The deployed JAR.(Salesforce is shown.)
  3. [Configuration]メニューで[Subsystems]->[Connector]->[Datasources]と進みます。これにより、JDBC データソースページが開きます。
  4. [Add]をクリックし、表示されるウィザードでドライバーとJNDI の名前を入力します。例: java:jboss/root/jdbc/ApacheKafka
  5. 上で追加したドライバーを選択します。
  6. JDBC URL、ユーザー名、パスワードを入力します。JDBC URL の構文は、jdbc:apachekafka: の後にセミコロンで区切られた接続プロパティのリストが続きます。

    Apache Kafka 接続プロパティの取得・設定方法

    .NET ベースのエディションは、Confluent.Kafka およびlibrdkafka ライブラリに依存して機能します。 これらのアセンブリはインストーラーにバンドルされ、自動的に本製品と一緒にインストールされます。 別のインストール方法を利用する場合は、NuGet から依存関係のあるConfluent.Kafka 2.6.0 をインストールしてください。

    Apache Kafka サーバーのアドレスを指定するには、BootstrapServers パラメータを使用します。

    デフォルトでは、本製品はデータソースとPLAINTEXT で通信し、これはすべてのデータが暗号化なしで送信されることを意味します。 通信を暗号化するには:

    1. UseSSLtrue に設定し、本製品がSSL 暗号化を使用するように構成します。
    2. SSLServerCert およびSSLServerCertType を設定して、サーバー証明書をロードします。

    Apache Kafka への認証

    Apache Kafka データソースは、次の認証メソッドをサポートしています:

    • Anonymous
    • Plain
    • SCRAM ログインモジュール
    • SSL クライアント証明書
    • Kerberos

    Anonymous

    Apache Kafka の特定のオンプレミスデプロイメントでは、認証接続プロパティを設定することなくApache Kafka に接続できます。 こうした接続はanonymous(匿名)と呼ばれます。

    匿名認証を行うには、このプロパティを設定します。

    • AuthSchemeNone

    その他の認証方法については、ヘルプドキュメントを参照してください。

    以下は一般的な接続文字列です。

    jdbc:apachekafka:User=admin;Password=pass;BootStrapServers=https://localhost:9091;Topic=MyTopic;
  7. 接続を確認したらウィザードを終了します。Kafka のデータソースを選択し、[Enable]をクリックします。
The enabled data source.(Salesforce is shown.)

その他のJBoss 統合

上記のステップは、単純なコネクションプールのシナリオでドライバーを構成する方法を示しています。より詳しい情報については、JBoss EAP ドキュメントの[Data Source Management]の章を参照してください。

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