Jetty コネクションプールからKafka のデータに連携。

CData JDBC Driver は、コネクションプーリングをサポートします:本記事では、Jetty のWeb アプリからKafka のデータに連携する手順を説明します。

加藤龍彦
デジタルマーケティング

最終更新日:2023-06-18

この記事で実現できるKafka 連携のシナリオ

こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。

CData JDBC Driver for ApacheKafka は、Java Web アプリケーションに簡単に統合して利用することができます。本記事では、Jetty でドライバーをコネクションプールとして設定することで、効率的にKafka のデータをアプリケーションで連携利用する方法を説明します。Jetty でJNDI resource for ApacheKafka を設定します。

DBC Driver for ApacheKafka を JNDI Data Source として設定

次の手順で、Jetty とKafka の接続を確立します。

  1. Jetty ベースでJNDI モジュールを有効化します。JNDI を有効化するコマンドラインは以下の通り:

    java -jar ../start.jar --add-to-startd=jndi
  2. JDBC Driver の.jar ファイルと.lic ファイル(インストールディレクトリのlib フォルダ下)をcontext path のlib フォルダに配置します。
  3. リソースおよびスコープを宣言します。リソース宣言で必要な接続プロパティを入力します。この例では、Kafka のデータソースをWeb アプリケーションのWEB-INF\jetty-env.xml レベルにdeclare しています。

    <Configure id='kafkademo' class="org.eclipse.jetty.webapp.WebAppContext"> <New id="kafkademo" class="org.eclipse.jetty.plus.jndi.Resource"> <Arg><Ref refid="kafkademo"/></Arg> <Arg>jdbc/kafkadb</Arg> <Arg> <New class="cdata.jdbc.apachekafka.ApacheKafkaDriver"> <Set name="url">jdbc:apachekafka:</Set> <Set name="User">admin</Set> <Set name="Password">pass</Set> <Set name="BootStrapServers">https://localhost:9091</Set> <Set name="Topic">MyTopic</Set> </New> </Arg> </New> </Configure>

    Apache Kafka 接続プロパティの取得・設定方法

    .NET ベースのエディションは、Confluent.Kafka およびlibrdkafka ライブラリに依存して機能します。 これらのアセンブリはインストーラーにバンドルされ、自動的に本製品と一緒にインストールされます。 別のインストール方法を利用する場合は、NuGet から依存関係のあるConfluent.Kafka 2.6.0 をインストールしてください。

    Apache Kafka サーバーのアドレスを指定するには、BootstrapServers パラメータを使用します。

    デフォルトでは、本製品はデータソースとPLAINTEXT で通信し、これはすべてのデータが暗号化なしで送信されることを意味します。 通信を暗号化するには:

    1. UseSSLtrue に設定し、本製品がSSL 暗号化を使用するように構成します。
    2. SSLServerCert およびSSLServerCertType を設定して、サーバー証明書をロードします。

    Apache Kafka への認証

    Apache Kafka データソースは、次の認証メソッドをサポートしています:

    • Anonymous
    • Plain
    • SCRAM ログインモジュール
    • SSL クライアント証明書
    • Kerberos

    Anonymous

    Apache Kafka の特定のオンプレミスデプロイメントでは、認証接続プロパティを設定することなくApache Kafka に接続できます。 こうした接続はanonymous(匿名)と呼ばれます。

    匿名認証を行うには、このプロパティを設定します。

    • AuthSchemeNone

    その他の認証方法については、ヘルプドキュメントを参照してください。

  4. Web xml でリソースを設定します:

    jdbc/kafkadb javax.sql.DataSource Container
  5. これで、java:comp/env/jdbc/kafkadb へのルックアップでKafka のデータにアクセスできます: InitialContext ctx = new InitialContext(); DataSource mykafka = (DataSource)ctx.lookup("java:comp/env/jdbc/kafkadb");

Jetty にさらに統合

ここでは、シンプルなコネクションプーリングシナリオでのドライバーの接続について説明しました。追加での連携ケースについては、Jetty ドキュメントのWorking with Jetty JNDI  参照してください。

関連コンテンツ

トライアル・お問い合わせ

30日間無償トライアルで、CData のリアルタイムデータ連携をフルにお試しいただけます。記事や製品についてのご質問があればお気軽にお問い合わせください。