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詳細はこちら →Dynamics 365 のデータに連携しTalend からデータに接続
Dynamics 365 をTalend Open Studio の標準コンポーネントおよびデータソース設定ウィザードに統合。
最終更新日:2022-09-15
この記事で実現できるDynamics 365 連携のシナリオ
こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。
この記事では、Talend で簡単にCData JDBC Driver for Dynamics365 をワークフローに統合してDynamics 365 のデータ連携する方法を説明します。ここではCData JDBC Driver for Dynamics365 を使ってTalend でDynamics 365 をジョブフローに転送します。
JDBC データソースとしてTalend でDynamics 365 に接続
下記の手順に従って、Dynamics 365 にJDBC 接続を確立します:
- Dynamics 365 を新しいデータベース接続を追加:新しく接続を追加するには、[Metadata]ノードを展開し[Db Connections]ノードを右クリックして[Create Connection]をクリックします。
- ウィザードが表示されたら、接続に名前を入力します。
次のページで、[DB Type]メニューから[Generic JDBC]を選択してJDBC URL を入力します。
Dynamics 365 接続プロパティの取得・設定方法
Microsoft Dynamics 365 への接続
Microsoft Dynamics 365 ドライバーは、以下のMicrosoft Dynamics 365 エディションへの接続をサポートしています。
- CustomerService
- FieldService
- FinOpsOnline (デフォルト)
- FinOpsOnPremise
- HumanResources
- Marketing
- ProjectOperations
- Sales
Notes:
- Supply Chain Management はFinance and Operations と同一です。これらのいずれかに接続するには、Edition をFinOpsOnline またはFinOpsOnPremise のいずれかに設定します。
- Microsoft Dynamics 365 Business Central については、個別のMicrosoft Dynamics 365 Business Central ドライバーを使用してください。
- OrganizationUrl:お使いのMicrosoft Dynamics 365 組織のURL。例えば、https://orgcb42e1d0.crm.dynamics.com。
- Edition:上記のエディション一覧に示すとおり。
Microsoft Dynamics 365 への認証
Microsoft Dynamics 365 は、Azure AD、Azure サービスプリンシパル、Azure マネージドID(MSI)を経由する認証をサポートします。これらはすべてOAuth 規格に基づきます。 認証方法の詳細は、ヘルプドキュメントを参照してください。
以下は一般的なJDBC URL です:
jdbc:dynamics365:OrganizationUrl=https://myaccount.operations.dynamics.com/;Edition=Sales;
- インストールディレクトリの[lib]サブフォルダ内にあるcdata.jdbc.dynamics365.jar ファイルへのパスを入力します。
- 接続を右クリックして[Retrieve Schema]をクリックします。
- デフォルトオプションで[Next]をクリックしインポートしたいテーブルを選択します。
- デフォルトオプションでウィザードを終了します。

GoalHeadings テーブルをフラットファイルに出力
下記の手順に従って、GoalHeadings テーブルをフラットファイル出力コンポーネントに転送します:
- [Table Schemas]ノードで、テーブルをワークスペース内にドラッグします。
- ダイアログが表示されたら[tJDBCInput]コンポーネントを選択します。
- 次に、[tFileOutputDelimited]コンポーネントをPalette の[Business Intelligence]タブからワークスペース内にドラッグします。
- GoalHeadings tJDBCInput コンポーネントを右クリックしてベクタを出力ファイルにドラッグします。
プロジェクトを実行してデータを転送します。