RazorSQL からDynamics 365 のデータに連携。

データベース管理ツールのRazorSQL からGUI でウィザードとクエリからDynamics 365 のデータに連携する。.

古川えりか
コンテンツスペシャリスト

最終更新日:2023-04-25

この記事で実現できるDynamics 365 連携のシナリオ

こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。

CData JDBC Driver for Dynamics365 を使って、各種ツールからDynamics 365 のデータにアクセスすることが可能になります。本記事では、Dynamics 365 のデータにRazorSQL のウィザードから連携利用する方法を紹介します。

Dynamics 365 JDBC Data Source の設定

  1. RazorSQL アプリケーションを開いて、Connections メニューから、Add Connection Profile -> Other -> JDBC にナビゲートします。
  2. Connection Wizard で、以下を設定します:
    • Driver Location:JDBC Driver のインストールディレクトリのlib サブフォルダに設定します。
    • Driver Class: ドライバークラスを cdata.jdbc.dynamics365.Dynamics365Driver に設定します。
    • Username:ユーザー名。(ユーザー名をブランクにして、JDBC URL 内で設定することも可能です。)
    • Password:パスワード。(ユーザー名をブランクにして、JDBC URL 内で設定することも可能です。)
    • JDBC URL:接続パラメータを入力します:jdbc:dynamics365: から始まるJDBC URL を入力します。接続プロパティをカンマ区切りで書きます。

      Dynamics 365 接続プロパティの取得・設定方法

      Microsoft Dynamics 365 への接続

      Microsoft Dynamics 365 ドライバーは、以下のMicrosoft Dynamics 365 エディションへの接続をサポートしています。

      • CustomerService
      • FieldService
      • FinOpsOnline (デフォルト)
      • FinOpsOnPremise
      • HumanResources
      • Marketing
      • ProjectOperations
      • Sales

      Notes:

      • Supply Chain Management はFinance and Operations と同一です。これらのいずれかに接続するには、EditionFinOpsOnline またはFinOpsOnPremise のいずれかに設定します。
      • Microsoft Dynamics 365 Business Central については、個別のMicrosoft Dynamics 365 Business Central ドライバーを使用してください。
      接続するには、次のパラメータを設定します。
      • OrganizationUrl:お使いのMicrosoft Dynamics 365 組織のURL。例えば、https://orgcb42e1d0.crm.dynamics.com
      • Edition:上記のエディション一覧に示すとおり。

      Microsoft Dynamics 365 への認証

      Microsoft Dynamics 365 は、Azure AD、Azure サービスプリンシパル、Azure マネージドID(MSI)を経由する認証をサポートします。これらはすべてOAuth 規格に基づきます。 認証方法の詳細は、ヘルプドキュメントを参照してください。

      一般的なURL ::

      jdbc:dynamics365:OrganizationUrl=https://myaccount.operations.dynamics.com/;Edition=Sales;
  3. Dynamics 365 接続プロパティの取得・設定方法

    Microsoft Dynamics 365 への接続

    Microsoft Dynamics 365 ドライバーは、以下のMicrosoft Dynamics 365 エディションへの接続をサポートしています。

    • CustomerService
    • FieldService
    • FinOpsOnline (デフォルト)
    • FinOpsOnPremise
    • HumanResources
    • Marketing
    • ProjectOperations
    • Sales

    Notes:

    • Supply Chain Management はFinance and Operations と同一です。これらのいずれかに接続するには、EditionFinOpsOnline またはFinOpsOnPremise のいずれかに設定します。
    • Microsoft Dynamics 365 Business Central については、個別のMicrosoft Dynamics 365 Business Central ドライバーを使用してください。
    接続するには、次のパラメータを設定します。
    • OrganizationUrl:お使いのMicrosoft Dynamics 365 組織のURL。例えば、https://orgcb42e1d0.crm.dynamics.com
    • Edition:上記のエディション一覧に示すとおり。

    Microsoft Dynamics 365 への認証

    Microsoft Dynamics 365 は、Azure AD、Azure サービスプリンシパル、Azure マネージドID(MSI)を経由する認証をサポートします。これらはすべてOAuth 規格に基づきます。 認証方法の詳細は、ヘルプドキュメントを参照してください。

The JDBC data source, defined by the JAR path, driver class, and JDBC URL.接続文字列はJDBC URL で接続情報を指定します。(QuickBooks is shown.)

Dynamics 365 からテーブルを選択してクエリを実行

接続を確立後、Wizard が閉じ、接続はコネクションパネルで接続が利用可能になります。テーブルをクエリしてみます。

The results of a query in RazorSQL.(QuickBooks is shown.)

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