Lightning Connect で Microsoft Exchange External オブジェクトと連携

CData Connect Server をつかって、Microsoft Exchange のデータ の仮想SQL Server として接続し、スマートデバイスやクラウドアプリケーションで利用。Connect Server と Salesforce Lightning Connect を使ってMicrosoft Exchange オブジェクトを作成して、アプリケーションやダッシュボードでデータを使用。

加藤龍彦
デジタルマーケティング

最終更新日:2022-11-25

こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。

CData Connect Server を使ってSalesforce コンソールやSalesforce Mobile App からMicrosoft Exchange のデータ に接続することができます。 この記事では、CData Connect Server およびSalesforce Lightning Connect をつかって、Microsoft Exchange 外部オブジェクトを作成します。

CData Connect Server は、ピュアSQL のクラウドインターフェースをMicrosoft Exchange に提供し、データを複製せずにSalesforce Lightning Connect からリアルタイムMicrosoft Exchange のデータとの統合を手軽に実現します。Salesforce Lightning Connect はCData Connect Server をSQL Server データベースとして認識し、最適化されたデータ処理を使用してサポートされているすべてのSQL 操作(フィルタ、JOIN など)をMicrosoft Exchange に直接プッシュして、サーバー側の処理を利用して、Microsoft Exchange のデータを素早く返します。

  1. Connect Server にログインし、[DATA MODEL]をクリックします。 データベースを追加
  2. [Available Data Sources]から[Microsoft Exchange]を選択します。
  3. 必要な認証プロパティを入力し、Microsoft Exchange に接続します。

    Exchange への接続には、User およびPassword を指定します。さらに、接続するExchange サーバーのアドレスとサーバーに関連付けられたプラットフォームを指定します。

    接続の設定
  4. Create & Test をクリックします。
  5. Edit Microsoft Exchange Connection ページのPermissions タブに移動し、ユーザーベースのアクセス許可を更新します。 権限を更新
  6. USERS タブでAuthToken を取得します。

コネクションが構成されたら、Salesforce Lightning Connect からMicrosoft Exchange に接続できるようになります。

Microsoft Exchange データ にOData データソースとして接続

次の手順で、Connect Server からのフィードに接続する設定を行います。

  1. セールスフォースにログインして、[設定]→[開発]→[外部データソース]をクリックします。
  2. [新規外部データソース]をクリックします。
  3. 以下のプロパティにデータを入力します。:
    • 外部データソース: リストビューやレポートで使われるラベル名を入力。
    • 名前: ユニークな識別子を入力。
    • 種別: SQL Server を選択。
  4. 認証には、次のプロパティを設定します:
    • 認証プロトコル: パスワード認証を選択します。OAuth 2.0 も選択可能です。
    • Certificate: Enter or browse to the certificate to be used to encrypt and authenticate communications from Salesforce to your server.
    • 管理者ユーザ名: Connect Server で設定したユーザー名を入力。
    • 管理者パスワード: ユーザーのauth トークンを入力。
Configuration settings for the data source. (NetSuite is shown.)

Microsoft Exchange データ と同期したオブジェクトの作成

外部データソース作成後、次の手順で Microsoft Exchange のデータを反映する外部オブジェクトを作成します。 Microsoft Exchange 外部オブジェクトとMicrosoft Exchange テーブルの定義を同期する必要があります。

  1. 作成した外部データソースを選択します。
  2. [検証して同期]をクリックします。
  3. Microsoft Exchange テーブルをクリックして、外部オブジェクトとします。
The list of tables to synchronize in Salesforce. (NetSuite is shown.)

Salesforce オブジェクトとして Microsoft Exchange データ にアクセス

Microsoft Exchange のデータ を外部データソースとして追加し、Microsoft Exchange テーブルをMicrosoft Exchange 外部データソースとして同期すると、標準のSalesforce オブジェクトとして外部オブジェクトを使用することができます。

  • フィルターリストビュー付で新しいタブを作成する:

    A filtered list view shown on a custom tab. (NetSuite Invoices are shown.)
  • 標準Salesforce オブジェクトと並べて Microsoft Exchange 外部オブジェクトをディスプレイできます:

    A related list that shows an indirect lookup relationship, which links a child external object to a parent standard object. (Salesforce accounts and associated NetSuite invoices are shown.)

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