PowerBuilder からKafka のデータに連携

この記事では、Kafka JDBC ドライバーを使用してPowerBuilder からKafka にアクセスする方法を説明します。

加藤龍彦
デジタルマーケティング

最終更新日:2022-06-13

こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。

CData JDBC Driver for ApacheKafka は、標準ベースのコントロールであり、PowerBuilder を含むJDBC をサポートするプラットフォームまたは開発テクノロジーから使用できます。 また、PowerBuilder でCData JDBC Driver for ApacheKafka を使用する方法についても詳しく説明します。

この記事では、CData JDBC Driver for ApacheKafka を使用して読み取りと書きこみを実行する基本的なPowerBuilder アプリケーションを作成する方法を説明します。

PowerBuilder からKafka のデータに接続

以下のステップに従ってDatabase Painter ツールを使用し、JDBC URL for ApacheKafka に基づいてデータベースプロファイルを作成します。データベースプロファイルを使用して、接続プロパティを保存できます。Ⅾatabase Painter では、データをグラフィカルに操作したり、SQL クエリを実行したりできます。

  1. ドライバーJAR をPowerBuilder クラスパスに追加します。CLASSPATH システム環境変数を、インストールディレクトリのlib サブフォルダにあるドライバーJAR へのパスに設定します。

    NotePowerBuilder Classic を使用している場合は、[Tools]->[System Options]->[Java]をクリックし、ドライバーJAR へのパスを追加することもできます。

  2. [Tools]->[Database Painter]と進みます。
  3. JDBC のノードを右クリックし、[New Profile]をクリックします。
  4. [Database Profile Setup]ダイアログで、以下を入力します。
    • Profile Name:プロファイルのわかりやすい名前を入力します。
    • Driver Name:ドライバーのクラス名にcdata.jdbc.apachekafka.ApacheKafkaDriver を入力します。
    • URL:JDBC URL を入力します。

      Apache Kafka 接続プロパティの取得・設定方法

      .NET ベースのエディションは、Confluent.Kafka およびlibrdkafka ライブラリに依存して機能します。 これらのアセンブリはインストーラーにバンドルされ、自動的に本製品と一緒にインストールされます。 別のインストール方法を利用する場合は、NuGet から依存関係のあるConfluent.Kafka 2.6.0 をインストールしてください。

      Apache Kafka サーバーのアドレスを指定するには、BootstrapServers パラメータを使用します。

      デフォルトでは、本製品はデータソースとPLAINTEXT で通信し、これはすべてのデータが暗号化なしで送信されることを意味します。 通信を暗号化するには:

      1. UseSSLtrue に設定し、本製品がSSL 暗号化を使用するように構成します。
      2. SSLServerCert およびSSLServerCertType を設定して、サーバー証明書をロードします。

      Apache Kafka への認証

      Apache Kafka データソースは、次の認証メソッドをサポートしています:

      • Anonymous
      • Plain
      • SCRAM ログインモジュール
      • SSL クライアント証明書
      • Kerberos

      Anonymous

      Apache Kafka の特定のオンプレミスデプロイメントでは、認証接続プロパティを設定することなくApache Kafka に接続できます。 こうした接続はanonymous(匿名)と呼ばれます。

      匿名認証を行うには、このプロパティを設定します。

      • AuthSchemeNone

      その他の認証方法については、ヘルプドキュメントを参照してください。

      ビルトイン接続文字列デザイナ

      JDBC URL の構成については、Kafka JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナを使用してください。JAR ファイルのダブルクリック、またはコマンドラインからJAR ファイルを実行します。

      java -jar cdata.jdbc.apachekafka.jar

      接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。以下は一般的なJDBC URL です。

      jdbc:apachekafka:User=admin;Password=pass;BootStrapServers=https://localhost:9091;Topic=MyTopic;
    The JDBC data source defined in the Database Profile Setup dialog.(Salesforce is shown.)
  5. テーブルを表示および編集するには、テーブルを右クリックして[Edit Data]->[Grid]をクリックします。
Modify database objects in the Database Painter.(Salesforce is shown.)

Kafka をPowerBuilder Controls と共に使用する

標準のPowerBuilder オブジェクトを使用してJDBC データソースに接続し、クエリを実行できます。以下の例は、Kafka をDataWindowに取得する方法を示しています。次のコードをopen メソッドに追加できます。

SQLCA.DBMS = "JDBC" SQLCA.AutoCommit = False SQLCA.DBParm = "Driver='cdata.jdbc.apachekafka.ApacheKafkaDriver',URL='jdbc:apachekafka:User=admin;Password=pass;BootStrapServers=https://localhost:9091;Topic=MyTopic;"; CONNECT USING SQLCA; dw_sampletable_1.SetTransObject(SQLCA); dw_sampletable_1.Retrieve();

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