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詳細はこちら →Sage 50 UK のデータをR で分析:JDBC での接続
CData JDBC Driver で標準的なR 関数とお好みの開発環境を使ってSage 50 UK を分析。
最終更新日:2023-09-21
この記事で実現できるSage 50 UK 連携のシナリオ
こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。
CData JDBC Driver for Sage50UK とRJDBC package を使って、R でリモートSage 50 UK データ を利用できます。CData Driver を使うことで、業界が認めた基準で書かれたドライバーを活用して、オープンソースでポピュラーなR 言語のデータにアクセスできます。この記事では、ドライバーを使ってSage 50 UK にSQL クエリを実行する方法、および標準R 関数を呼び出してSage 50 UK をビジュアライズする方法について説明します。
R をインストール
マルチスレッドのMicrosoft R Open を実行すること、またはBLAS/LAPACK ライブラリにリンクされたオープン R を実行することによって、マルチスレッドおよびマネージドコードから利益を得られたドライバーのパフォーマンスにマッチできます。ここでは、Microsoft R Open 3.2.3 を使用します。CRAN レポジトリのJan. 1, 2016 snapshot からパッケージをインストールするために事前設定されています。このsnapshot は再現性を保証します。
RJDBC パッケージをロード
ドライバーを使うにはRJDBC パッケージをダウンロードします。RJDBC パッケージをインストールしたら、次のコードを入力してパッケージをロードします。
library(RJDBC)
JDBC データソースとしてSage 50 UK に接続
下記の情報を使いSage 50 UK にJDBC データソースとして接続します。
- Driver Class:cdata.jdbc.sage50uk.Sage50UKDriver に設定。
- Classpath:Driver JAR の場所を設定します。デフォルトではインストールディレクトリの[lib]サブフォルダです。
dbConnect やdbSendQuery のようなDBI 関数は、R にデータアクセスコードを書くための統一インターフェースを提供します。
driver <- JDBC(driverClass = "cdata.jdbc.sage50uk.Sage50UKDriver", classPath = "MyInstallationDir\lib\cdata.jdbc.sage50uk.jar", identifier.quote = "'")
これで、DBI 関数を使ってSage 50 UK に接続しSQL クエリを実行する準備が整いました。dbConnect 関数を使ってJDBC 接続を初期化します。一般的なJDBC 接続文字列は次のとおりです。
conn <- dbConnect(driver,"URL=http://your-server:5493/sdata/accounts50/GCRM/your-address;User=Manager;")
Note:Sage 50 UK 2012 以降のみサポートされています。
「接続」セクションのUser およびPassword プロパティを、有効なSage 50 UK のユーザー資格情報に設定する必要があります。これらの値は、Sage 50 UK に ログインするために使用するものと同じです。
さらに、「接続」セクションのURL プロパティを、希望する会社データセットのアドレスに設定する必要がります。アドレスを取得するには、以下を行ってください:
- Sage 50 UK ソフトウェアを開きます。
- 「Tools」->「Internet Options」をクリックします。
- 「SData Settings」タブを選択します。
- 「Sage 50 Accounts」の隣にある「Details」ボタンをクリックします。会社名のリストとそれに対応するデータセットのアドレスを含むウィンドウが表示されます。
- URL プロパティを希望する会社の隣にあるアドレスフィールドの値に設定します。
スキーマ Discovery
ドライバーはSage 50 UK API をリレーショナルデータベース、ビュー、ストアドプロシージャとしてモデルします。次のコードを使ってテーブルリストを検出します。
dbListTables(conn)
SQL クエリの実行
dbGetQuery 関数を使ってSage 50 UK API がサポートするすべてのSQL クエリを実行できます:
tradingaccounts <- dbGetQuery(conn,"SELECT Name, FinanceBalance FROM TradingAccounts")
次のコマンドを使って、結果を[data viewer]ウィンドウで見ることができます。
View(tradingaccounts)
Sage 50 UK データ をプロット
CRAN レポジトリで利用可能なあらゆるデータ初期化パッケージを使ってSage 50 UK を分析する準備が整いました。ビルトインバーのplot 関数を使って簡単なバーを作成できます。
par(las=2,ps=10,mar=c(5,15,4,2)) barplot(tradingaccounts$FinanceBalance, main="Sage 50 UK TradingAccounts", names.arg = tradingaccounts$Name, horiz=TRUE)
