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詳細はこちら →Visual Studio でチャートコントロールと Google Data Catalog をデータバインド
標準ADO.NET プロシージャを使ってデータバインドして、Visual Studio ツールボックスのコントロールから Google Data Catalog との双方向接続を実現。この記事ではVisual Studio のグラフィカルアプローチと、ほんの数行のコードでデータバインドをする方法を説明します。
最終更新日:2021-03-21
この記事で実現できるGoogle Data Catalog 連携のシナリオ
こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。
データバインドによって、UI コントロールからデータに接続できます。 CData ADO.NET Provider for GoogleDataCatalog を使って、Visual Studio 上でWindows Forms およびWeb Forms とGoogle Data Catalog をデータバインドできます。この記事で、Google Data Catalog を、ウィザードから変更をリアルタイムで反映するチャートにデータバインドする方法を説明します。 Code Walk-through セクションではチャートはほんの10行のコードで作成します。
チャートへのデータバインド
データバインドは3つのステップから構成されます。コントロールのインスタンス作成、データソースの設定、最後にデータバインドです。
接続を設定してデータベースオブジェクトを選択
下の手続きにより、データソース構成ウィザードを使ってチャートコントロールとGoogle Data Catalog との接続を作成します。ウィザード上でデータバインドをするGoogle Data Catalog エンティティを使います。
- Windows Forms プロジェクトでは、チャートコントロールをツールボックスからフォーム上にドラグ&ドロップします。チャートプロパティのデータセクションで DataSource を選択し、メニューからプロジェクトデータソースの追加を選択します。
- 出てくるデータソース構成ウィザードでデータベース -> データセットを選択します。
- データ接続ステップで、「新しい接続」をクリックします。
データ接続の選択ダイアログで、「変更」をクリックして、CData Google Data Catalog のデータソースを選択して、接続プロパティを入力します。下は代表的な接続文字列ですです。:
ProjectId=YourProjectId;
Google Data Catalog 接続プロパティの取得・設定方法
認証プロパティを追加する前に、次の接続プロパティを設定してください。
- OrganizationId:接続するGoogle Cloud Platform の組織リソースに関連付けられたID。これはGCP コンソールに移動して確認してください。 「プロジェクト」ドロップダウンメニューを開き、リストから組織へのリンクをクリックします。このページから組織ID を取得できます。
- ProjectId:接続するGCP のプロジェクトリソースに関連付けられたID。GCP コンソールのダッシュボードに移動し、「プロジェクトを選択」のメニューからお好みのプロジェクトを選択して確認してください。プロジェクトID は、「プロジェクト情報」項目に表示されます。
Google Data Catalog への認証
CData 製品は、認証にユーザーアカウント、サービスアカウント、およびGCP インスタンスアカウントの使用をサポートします。
OAuth の設定方法については、ヘルプドキュメントの「OAuth」セクションを参照してください。
- 使用するデータソースオブジェクトを選択します。例は Schemas テーブルです。

DataBind
データソースの追加とデータベースオブジェクトを選択したら、チャートにオブジェクトをバインドします。この例では、X軸に Type をY軸に DatasetName を設定します。
- チャートプロパティで、Series プロパティをクリックし、Series コレクション エディター を開きます。
- Series プロパティでX軸、Y軸に設定するカラムを選択します:XValueMember および YValueMember プロパティにメニューからカラムを選びます。

チャートはこれでGoogle Data Catalog にデータバインドされました。チャートを実行して最新のデータを表示させましょう。
コード Walk-through
Google Data Catalog へのデータバインドはほんの数行のコードのみが必要で、3つの簡単なステップで完了できます。
- Google Data Catalog に接続します。
- GoogleDataCatalogDataAdapter を作成して、クエリを作成し、結果を入れるデータセットを作成します。
- 結果セットとチャートをデータバインドします。
下に完全なコードを示します:
GoogleDataCatalogConnection conn = new GoogleDataCatalogConnection("ProjectId=YourProjectId;");
GoogleDataCatalogCommand comm = new GoogleDataCatalogCommand("SELECT Type, DatasetName FROM Schemas WHERE ProjectId = 'bigquery-public-data'", conn);
GoogleDataCatalogDataAdapter da = new GoogleDataCatalogDataAdapter(comm);
DataSet dataset = new DataSet();
da.Fill(dataset);
chart1.DataSource = dataset;
chart1.Series[0].XValueMember = "Type";
chart1.Series[0].YValueMembers = "DatasetName";
// Insert code for additional chart formatting here.
chart1.DataBind();